2006年08月29日

映画興行会社は「作品の質」を要求するけれど

久しぶりに映画興行会社のNさんと話をした。

映画興行会社とは映画館を経営する会社のことで、Nさんの会社は都内にいくつかの映画館を抱え、東京近郊にシネコンも持っている。

Nさんとは20数年の付き合いで、会えば映画について話すことになるが、いつも「作品の質」論で意見が衝突する。

映画が製作者(製作プロダクション)によってつくられ、配給会社によって興行に乗せられるのが一般的だが、配給会社抜きで興行と製作の人間が対峙した時に、当然起こりえる衝突といえる。

映画興行会社はいつも「作品の質」を要求する。

あるいは「お客が来る作品」を要求する。

「お客が来る作品」を提供しても、なお「作品の質」を要求する。

多少Nさんと僕の関係だからかともいえるが、一般のお客さんと常に応対する映画興行者としては当然といえば当然のことでもある。

「でも」と、いいたくなる。

ずっと前から、現在も、製作の現場は「作品の質」を求めているのであって、ただ、あまりにもそれを保証する環境が整っていないのである。

いや、無いといってもいいくらいなのだ。

今回は、「YouTube」など動画共有サイトが登場してきたことでいよいよ「作品の質」が問われることになる、と僕が発言したことからの衝突だった。

ちなみに、Nさんのところの映画館はどこも盛況だというが、同席していたKさんにいわせると、製作費の半分も回収できていない映画ばかりだとのことだった。

もちろん客がこない映画をかけた映画館が業績が悪いのは当然だが、今日の話を総合すると、映画興行はまあまあ、配給はシネコンに振り回されてキュウキュウ、製作は相変わらず食うや食わずの生活ということか。

食うや食わずの生活を強いられながら、ないものねだりのように「作品の質」を求められているというのが作り手側の真相で、若さゆえの犠牲的精神によって興行が成り立っているということをもっと知ってもらいたいと思うのだが、所詮無理な話だと今日も思った。
posted by 映画プロデューサー at 17:03| Comment(0) | TrackBack(0) | 働く現場から | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年08月28日

映画評論家の大高宏雄氏がキネマ旬報で書いているが

図体の大きい映画は、生き残るための無理心中を図っているのかもしれない。

今朝のテレビ朝日『サンデープロジェクト』を見て、自分のホームページに「テレビは熟れすぎて、すでに腐臭を放っており、そのうち溶解し始める」というようなことを書いたが、キネマ旬報9月上旬号で映画評論家の大高宏雄氏の記事を読んでその思いを強くした。

テレビが爛熟していて、実はもうすっぱくなり始めているのだが、その内外で甘い汁を舐めている人たちは完全に取り込まれていて、その人たちも含めてテレビは溶解し始めているといえるのかもしれない。

大高宏雄氏の「ファイトシネクラブ 日本映画の時代が来たのか(4)」記事より

@テレビ局主導の映画製作の活況は、明らかに日本映画への追い風だA単館作品にも、異色のヒット作が生まれており、中味も安定感があるBただ娯楽大作に内容空疎なものがある、これはなんとかしなくてはいけない


「日本映画の時代が来たのか」を@からCまで読むとわかるが、テレビ局主導の映画=娯楽大作であり、これは映画評論家の大高氏がどうこうできる話ではない。

「異色のヒット作」とか「中味も安定感がある」とかも曖昧な表現で、日本映画を愛する大高氏の苦しい立場がよくわかるが、「テレビをつくるように作った映画」を今更映画評論化が言及してどうなるのだといいたい。

後半に、テレビ局主導映画(製作プロは局と関係が深いテレビ制作会社)によって独立プロの存在が希薄になり、独立プロはとことん袋小路に追い込まれていると指摘しているが、こんな状況で日本映画の時代が来たりするわけがないではないか。

ここで、日本映画のことを云々するつもりはない。

映画評論家の出る幕がなくなっているのに、旧態依然の取り組み方で映画を論じようとしていることに大高さんが気付いていないことも歯がゆいが、批評を必要としないテレビ局が、映画の周辺で碌を食む人たちをも取り込みながら溶解し始めているということに関心がある。

「放送と通信の融合」という言葉は、「テレビが消滅する」とか「巨大メディアが崩壊」ではしっくりこなかったが、「テレビが爛熟して、やがて腐臭を放つようになり、そのうち溶解し始める」というイメージではよく理解できる。

テレビは腐り始めている。

もしかしたら、映画は自らが保有している重さを無意識にテレビに預けながら無理心中を図り、「YOUTube」などの玉石混交の動画コンテンツ共有サイトと連携して、映画としての質の回復をはかろうとしているのかもしれない、と密かに想像している。

断じて、「テレビのような映画」は日本映画ではない。
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2006年08月11日

でじゃの社長・棚橋淳一氏が書いた『IT屋』

春に一度読んでいたことがあったが、必要があってもう一度『IT屋』(棚橋淳一著 宣伝会議)を読み直した。

「技術力がもたらす、本島のメディア革命」と副題がついた『IT屋』は、オンデマンドテレビ『でじゃ』の開発者兼社長・棚橋氏が書かれた本で、なかなか面白い本だと思う。

「現在のオンデマンドテレビのサービスは、ほぼ例外なく、『パソコンがテレビになる』というイメージを打ち出していますが、それは完全な幻想である」とか、「放送と通信は融合しない」とかとても説得力がある。

氏が技術者として長い年月と大金を注いで開発してきた歴史もわかり、でじゃのサービスが優れていることもよく理解できる。

でも、コンテンツホルダーに利益が出るように配慮しているといわれてみても、映画製作者という立場からもう一度読み返したが、やっぱり、数字に組み込むことが出来ない。

ネットテレビであろうとオンデマンドテレビであろうと、コンテンツアグリゲーターである前に、一度自前の映画を自分で作るべきだと思う。

でないと、コンテンツホルダーを味方につけることは出来ないと思う。

posted by 映画プロデューサー at 22:52| Comment(3) | TrackBack(0) | 働く現場から | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年03月06日

空虚な論議「放送と通信の融合」

五反田図書館で借りた『視聴スタイルとビジネスモデル』という本を読んで、ブロードバンドでコンテンツビジネスを展開しようとするブロードバンド事業者の弱点がわかった。

時間を埋めるために、品揃えをするためにテレビコンテンツを再利用しようとする、ブロードバンド事業者の他力本願的な体質を的確に突いているので紹介します。


引用
ブロードバンド上でコンテンツを活性化させようと思うならば、ブロードバンド事業者がコンテンツを製作すればよい。

「コンテンツ流通の活性化」と称して、行政が中心となった研究会や取り組みを行うのも意義の無いことではないが、ブロードバンド事業者は放送局を当てにするだけではなく、一歩先に進んで、自分たちが使うコンテンツは自分たちで作るという発想があってもよいではないか。

そもそもは、他人が自分のお金で自分が使うために作ったものを、われわれにも使わせてくれと申し入れ、「コンテンツの流通の活性化」というと聞こえはいいが、極論すれば、虫のいい話でしかないとも言える。

放送局が、放送用に使うことを目的として自ら拠出して制作したコンテンツである以上、それをブロードバンド上で使うことが難しいというのは無理もない話しである。

(中略)

やはり自分たちで使う物は、自分たちで作ろうと考えるべきなのではなかろうか。

行政も「コンテンツ流通の活性化」にばかり議論を向けないで、「コンテンツ制作の活性化」を検討すべきであろう。


当たり前の話だと思います。


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2006年03月02日

トミーとタカラが合併し、「ポケモン」と「人生ゲーム」を組み合わせる

トミーとタカラが3月1日に合併してタカラトミーが発足し、業界最大手のバンダイナムコホールディングスと並ぶ勢力になります。

で、トミーが玩具をライセンス生産する人気キャラクター「ポケモン」とタカラのボードゲーム「人生ゲーム」を組み合わせるというニュースを日本経済新聞が取り上げていました。

「人生」をキーワードアドバイスツールプラスで調べると、KEI値では圧倒的に「江原啓之」になるのであるから、僕は単独で存在できる「ポケモン」と「人生ゲーム」を組み合わせるのは芸がないと思います。

新しい「スピリチュアルゲーム」を開発すべきです。
posted by 映画プロデューサー at 07:23| Comment(0) | TrackBack(0) | 働く現場から | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年02月26日

パソコンテレビ「GyaO」に登録

昨夜、無料ブロードバンド放送「GyaO(ギャオ)」に登録した。

「GyaO」は、アイスランド語で『地球上のすべての大地(プレート)が生まれる地球の裂け目』という意味で、USENはパソコンテレビと呼んでいる。

昨年4月からサービスを開始し、コンテンツに広告を挿入することで完全無料配信を実現し、映画(洋画・邦画・ショートムービー・映画情報番組など)、ドラマ(韓国ドラマ・海外ドラマ・サスペンスドラマなど)、音楽(ライブ、音楽情報番組など)、アイドル・グラビア、バラエティ、アニメ、ニュース、ラジオ、スポーツ、ドキュメンタリー、教育・学習、映像ブログなどのカテゴリを用意し、現在700万人が登録しているという。

でも、まだ観ていない。
posted by 映画プロデューサー at 18:02| Comment(0) | TrackBack(1) | 働く現場から | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年02月17日

洋画からビデオ・オン・デマンドが本格普及期に

弱小コンテンツホルダーの立場からすると、膨大な映像コンテンツがBODで視聴できることは悪いことではないと思いますが、その膨大な海の中でおぼれそうな息苦しさも感じてしまいます。


ビデオ・オン・デマンド(VOD)


見たい番組をいつでもテレビやパソコン画面で視聴できるサービス。サービス事業者は映像をシステムに蓄積しておき、視聴者はネットやケーブルテレビ網を通じてシステムに接続し、自宅の受信機で視聴する。




主なVODサービス




































会社名 サービス名 形態(回線、視聴端末、料金)
日本テレビ放送網 第2日本テレビ ネット、パソコン、無料へ
USEN GyaO ネット、パソコン、無料へ
TBS TBS BooBo Box ネット、パソコン、有料
フジテレビジョン フジテレビ On Demand 同上
ジュピターテレコム J−COM オンデマンド ケーブル、テレビ、有料
ゲオ、インデックス ゲオ@チャンネル ネット、テレビ、有料





表がうまくはまっていません・・・どなたか、うまく表を配する方法を教えてください。
posted by 映画プロデューサー at 15:58| Comment(0) | TrackBack(0) | 働く現場から | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年02月15日

映画とアニメでファンドを組成


日本経済新聞2006年2月12日朝刊記事に紹介されていたコンテンツファンドを個別に紹介しています。


〜コンテンツ製作支援会社アイコット、映画とアニメでファンドを組成〜
2005年12月20日

株式会社アイコット(本社・大阪、代表取締役・片柳敦)は、テレビアニメと劇場用映画を対象としたアイコット映画1号ファンドとアイコットアニメ1号ファンドを続けて、みずほ証券と組成する。

ファンドの対象となるコンテンツは、劇場用実写映画3本、テレビアニメ1本、組成総額は10億円強程度の見込み。

劇場公開、テレビ放映、ビデオ、DVDの販売の他、ブロードバンドや携帯電話での配信、キャラクターマーチャンダイズなど、様々な二次利用で回収を狙う。

従来型の製作委員会方式では、著作権の一元管理が難しく、ダイナミックかつ新たな回収スキームの策定が難しかったが、今回のファンドによる資金調達方式をとる事により、著作権の一元化を図ると共に、新しい回収モデルを模索する。

劇場映画は、小林政広監督作品と青山真治監督作品の2作。(どちらも鈴木京香主演)と「ミナミの帝王」の萩庭貞明監督による作品1作の計3作品。

テレビアニメは声優を目指す女の子のサクセスストーリー「ラブゲッCHU」。オリジナルの携帯ゲームコンテンツが原作という初の作品で、従来にないビジネスモデルとなっている。

ファンドへの資金調達手段はアニメファンドはネット証券会社による一般公募、映画ファンドは証券会社が直接投資家を集める予定。ファンドの運営期間は3年を予定している。

作品名および監督、出演:
【映画】
ええじゃないかニッポン・気仙沼編(仮題) 小林政弘監督鈴木京香、杉本哲太
こおろぎ 青山真治監督鈴木京香、山崎努
大阪潜入捜査官(仮題) 萩庭貞明監督神保悟志、藤真梨子
【アニメーション】
ラブゲッCHU 原作:小泉まりえ・アリコシステム東郷光宏監督

問い合わせ先
株式会社アイコット
担当:渡辺、立川
〒530-0005 大阪府大阪市北区中之島3-6-32 ダイビル445
代表TEL(06)6444-1281 FAX(06)6444-1282
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2006年02月13日

「北斗の拳」の映画ファンド

2006年2月12日付け日本経済新聞朝刊の記事が触れていたファンドで、昨秋に「北斗の拳」を原作とする映画ファンドを、ノース・スターズ・ピクチャーズのホームページから紹介しておきます。

引用(読みやすく改行など手を加えています)

平成17 年9 月15 日
各位
SMBCフレンド証券株式会社
株式会社三井住友銀行
株式会社ノース・スターズ・ピクチャーズ
信託型映画ファンド『北斗ファンド−英雄伝説−』の販売開始について

SMBCフレンド証券株式会社(取締役社長玉置勝彦、本社:東京都中央区、以下SMBCフレンド証券)は、平成17 年10 月16 日より、信託機能を活用して映画に投資する信託型映画商品ファンドを販売いたしますのでお知らせ致します。

募集予定額は約25 億円で、その内、総額5 億円を上限として個人投資家向けに販売します。個人投資家は、SMBCフレンド証券のWeb サイトを通じて、1 口10 万円から購入が可能です。
http://www.smbc-friend.co.jp/hokuto/
本ファンドの仕組みは、株式会社三井住友銀行(頭取奥正之、本社:東京都千代田区、以下三井住友銀行)が、映画業界・金融業界で初めて開発したものです。

20 年以上にわたり高い人気を誇る「北斗の拳」(原作者:武論尊・原哲夫)を原作とするオリジナル5 作品(劇場用映画3 作品及びオリジナル・ビデオ・アニメーション2 作品)を投資対象としたもので、ファンド名を「北斗ファンド−英雄伝説−」としております。

また、今回のファンドでは、「北斗の拳」原作者(武論尊/原哲夫)の正式代理人である株式会社ノース・スターズ・ピクチャーズ(代表取締役井本満、本社:東京都武蔵野市、以下NSP)が、映画等のプロデュースを行います。

「北斗ファンド−英雄伝説−」は、「北斗の拳」という確固たるファン層のあるメジャーコンテンツが投資対象であり、また、商品ファンドによる高い投資効率、信託を活用した安全度の高い商品設計、ネットによる販売等、新しい本格的なコンテンツファイナンスを実現させたものであります。

第一部の劇場用映画「真救世主伝説北斗の拳ラオウ伝殉愛の章(仮題)」は、2006 年春全国東宝洋画系にて公開を予定しています。主役の「ケンシロウ」の声には俳優の「阿部寛」さん、新キャラクターとなる「レイナ」の声には女優の「柴咲コウ」さんが決定し、そのキャラクターデザインは漫画「シティーハンター」の「北条司」さんが新たに担当します。

1
<ストラクチャー概要>
コンテンツファイナンスが本格化する中、本ファンドは本体にて信託部門を有する三井住友銀行が映画著作物等を信託財産として運用するストラクチャーを開発し、現在証券会社として唯一映画にかかる商品ファンド法上の許可を有するSMBCフレンド証券が販売するものであり、SMBCグループが銀・証の総力を結集して映画ファンドに本格参入するものであります。
今回のファンド組成を機に、SMBCグループ、NSPともに、同様の案件に積極的に取組んでいきたいと考えております。
本件についてのお問い合わせ先:
SMBCフレンド証券株式会社
経営企画部03-3666-1223
株式会社三井住友銀行
広報部03-5512-2678
株式会社ノース・スターズ・ピクチャーズ
経営企画部0422-28-5260

2
映画ファンドの概要:
ファンドの名称北斗ファンド−英雄伝説−
設定形態合同運用指定金銭信託
信託設定日2005 年11 月30 日(予定)
信託期間満了日2010 年3 月31 日(予定)
商品投資販売業者SMBCフレンド証券株式会社
受託者(運用業者) 株式会社三井住友銀行
指定業務委託先株式会社ノース・スターズ・ピクチャーズ
運用の方針
主として映画及びOVA に投資をし、当該映画等に係るライセンス運
用を行うこと等により、収益獲得を目指します。
募集予定額約25 億円(内、個人投資家向けは上限5 億円(5,000 口))

募集単位
(個人投資家向け)
1 口10 万円、1 口以上1 口単位(最高100 口まで)
SMBCフレンド証券のWeb サイトにおいて、お申込みを受け付けいたします。
http://www.smbc-friend.co.jp/hokuto/
なお、SMBCフレンド証券に証券総合口座を開設していない場合は、新規に口座を開設する必要があります。
申込方法
(個人投資家向け)
申込期日:2005 年10 月16 日から2005 年11 月14 日
(募集総額に達し次第締め切ります。)
追加募集の有無追加募集はありません。
投資家向けの特典投資額に応じて台本等、各種特典を提供する予定です。
◇本商品は、投資額の返還が保証された投資商品ではありません。また譲渡・中途解約はできません。お申込みの前には必ず商品投資信託受益権説明書にて商品内容をご確認下さい。

3
投資対象の概要:
第一部
(2006 年春)
題名:「真救世主伝説北斗の拳ラオウ伝殉愛の章」
形式:劇場用オリジナル・アニメーション映画
第二部
(2006 年冬)
題名:「真救世主伝説北斗の拳ユリア伝」
形式:オリジナル・ビデオ用アニメーション
第三部
(2007 年春)
題名:「真救世主伝説北斗の拳ラオウ伝U 激闘の章」
形式:劇場用オリジナル・アニメーション映画
第四部
(2007 年冬)
題名:「真救世主伝説北斗の拳トキ伝」
形式:オリジナル・ビデオ用アニメーション
第五部
(2008 年春)
題名:「真救世主伝説北斗の拳ケンシロウ伝」
形式:劇場用オリジナル・アニメーション映画
第一部における
主なスタッフ
原作:武論尊/原哲夫
製作:株式会社ノース・スターズ・ピクチャーズ
アニメーション制作:株式会社トムス・エンタテインメント
製作総指揮:井本満/堀江信彦
監督:今村隆寛
制作プロデューサー:吉岡昌仁
プロデューサー:山本秀基/宮直樹/佐藤公宣
脚本:堀江信彦/鴨義信/真辺克彦
総作画監督:佐藤正樹
音楽&音響監督:百瀬慶一
美術監督:坂本信人
撮影監督:佐藤正人
編集:田熊純
キャラクターデザイン:荒木伸吾/香川久/清水貴子/佐藤千春

主な声の出演
ケンシロウ:阿部寛
レイナ:柴咲コウ
ラオウ:宇梶剛士
ユリア:(未定)
トキ:(未定)

第一部における
配給会社
東宝株式会社
その他
第一部におけるその他の事項、及び第二部から第五部における事
項は未定です。
◇本情報は2005 年9 月15 日現在のものであり、今後変更の可能性があります(各作品の題
名は仮題です)。

4
ファンドの主な特徴:
・本格的な映画投資商品
本ファンドは、これまでの共有持分の信託方式や匿名組合方式の映画ファンドと異なり、受託者である三井住友銀行が映画著作物及びこれに関する著作権を保有し、その専権においてライセンス運用を行います。
・三井住友銀行の信託機能を活用した投資商品
本ファンドは、三井住友銀行の信託機能を活用したものであり、映画の著作物を信託財産とする投資商品となります。三井住友銀行は、投資家から金銭信託により受託した金銭を原資として、映画コンテンツを取得し、取得したコンテンツを劇場上映、ビデオグラム販売、テレビ放映等の態様において商業的利用を行うことにより運用します。信託の転換機能、倒産隔離機能、資産管理機能を活用した投資家にとって安全度の高い商品設計を実現しています。
・商品ファンド法に則った映画商品ファンド
現在証券会社として唯一映画にかかる商品ファンド法上の許可を有するSMBCフレンド証券が、商品投資販売業者として本ファンドの販売を行います。商品ファンド法に基づく商品設計により、募集金額の大部分を映画に投資することが可能となり、従来の映画投資商品対比投資効率の良い商品となっております。また、投資家向け開示の充実等、商品ファンド法に基づく投資家保護の仕組みを活用することを企図しています。
・投資単位の小口化及びネット販売
「北斗の拳」のファン層個人を含む個人投資家の参加を幅広に呼び込むべく、最低投資単位を10万円に設定しています。なお、販売は、SMBCフレンド証券のホームページにおいてインターネットにより行います。
・映画業界・金融業界で初めての試み
「映画商品ファンド」、「信託機能の活用」、「個人投資家宛(インターネット)販売」の組み合わせを実現した本件のような信託型映画商品ファンドは、映画業界・金融業界で初の試みです。
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2006年02月12日

映画・ゲームのファンド

今日の日本経済新聞に資産運用として「コンテンツファンド」の記事が掲載されていた。

記事は紙面の3分の1ほどもあり書き写すのも大変なので、ジャパン・デジタル・コンテンツ信託と映画制作・配給会社シネカノンとの間で合意された内容を、JDC信託発表のニュースから全文引用しておきます。


引用(引用するにおいて、読みやすいように改行したりしています)

平成17年10月20日各位
会社名ジャパン・デジタル・コンテンツ信託株式会社
代表者名代表取締役社長土井宏文
(コード番号4815 東証マザーズ)
問合せ先常務取締役管理部長宮田清治
(TEL. 03−3434−5651 )

JDC信託、シネカノンと45億円の個人投資家向け「シネマ信託」を組成
ジャパン・デジタル・コンテンツ信託株式会社(以下JDC信託、本社:東京都港区、社長:土井宏文)は、シネカノン(本社:東京都渋谷区、社長:李鳳宇)の全面的な協力のもと、シネカノンが製作および買付けを行う劇場用映画を投資対象とする個人投資家向けファンド「シネマ信託TM〜シネカノン・ファンド第1号〜」を組成いたします。ファンド総額は45億円で、個人投資家から募集した金銭を20作品以上の映画に投資するという、本格的なポートフォリオ型映画ファンドです。

シネカノンは、1999年に韓国映画『シュリ』の配給で観客動員100万人を超える大ヒットを収め、今日の「韓流ブーム」の基礎を築いたほか、最近でもペ・ヨンジュン初主演映画作品『スキャンダル』(2004年)を配給し、記録的なヒットを生み出しています。

製作においても、本年度ナンバーワンの呼び声も高い『パッチギ!』(2005年、井筒和幸監督)をはじめとして、『月はどっちに出ている』(1993年、崔洋一監督)、『のど自慢』(1999年、井筒和幸監督)、『KT』(2002年、阪本順治監督)、『さよなら、クロ』(2003年、松岡錠司監督)、『誰も知らない』(2004年、是枝裕和監督/カンヌ国際映画祭主演男優賞受賞)等、数多くのヒット作を世に送り出している映画会社です。

これらの実績は、日本を代表する映画プロデューサーの一人である李鳳宇(り・ぼんう)社長の手腕に負うところが大きく、今回のファンドも、同社長の目利きにより厳選された約20作品が対象となっています。

一作品のみを投資対象とするコンテンツ・ファンドと比べて、ジャンルやターゲットが異なる複数の作品に対して投資する「シネマ信託TM〜シネカノン・ファンド第1号〜」は、ポートフォリオ運用の結果もたらされる分散投資効果によってファンド全体としてのリスクが低減されているだけでなく、李プロデューサーの目利きによって大きなアップサイドを狙うことが可能な作品が組み込まれており、投資家にとって魅力的な商品設計になっています。ファンド運用期間は5年で、3年目から金銭の分配を行う可能性があります。

シネカノンは、作品の著作権をJDC信託に信託設定して、信託受益権の交付を受けます。交付された信託受益権を「シネマ信託TM〜シネカノン・ファンド第1号〜」に対して売却する等により、資金調達を行います。また、P&A費(フィルムのプリント代および宣伝広告費等の劇場配給経費)の資金調達に関しては、ファンドからシネカノンに対してローンを提供します。

現状の映画業界においては、製作者に適正な利益が還元されにくい従来型の事業構造による映画製作は疲弊をきたしていると考えられており、プロデューサー主導型の映画づくりの実現が望まれています。

「シネマ信託TM〜シネカノン・ファンド第1号〜」では、作品がヒットした際には従来よりも高い料率での成功報酬をシネカノンに還元する形をとっています。なお、ファンド期間が終了した後は、原則として全ての著作権、または配給権をシネカノンに返還します。

結果として、今回のファンドのようなファイナンス手法を用いることによって、有能な製作者が自ら権利を保有したまま事業展開を行い、事業からあがる利益の還元を受けるようなビジネスモデルに転換することが可能になります。そのようなプロデューサー主導型映画づくりという観点から、今回のファンド組成は、当社の設立以来の理念を具現化するものであり、映画業界に与えるインパクトも大きなものがあると考えております。

JDC信託では、今後も、プロデューサー/制作プロダクション主導のコンテンツづくりの実現、およびそのためのファイナンス手法を実現していきたいと考えております。

なお、本案件におきましては、信託報酬としてファンド総額の数パーセントを年間の収益として期待しておりますが、今期業績への影響は軽微であります。

なお、ファンド募集開始時期等の詳細については決定次第お知らせいたします。
以上

<ファンドの概要>
ファンド名: 「シネマ信託TM〜シネカノン・ファンド第1号〜」
投資スキーム: 合同運用指定金銭信託(映画著作権の信託受益権等を運用資産とする)
運用受託会社: ジャパン・デジタル・コンテンツ信託株式会社
投資内容: シネカノン製作および買付けの劇場用映画
ファンド総額: 45億円
ファンド期間: 5年間(投資期間2年+回収期間3年)
決算時期: 年1回
金銭分配: 3年目より金銭分配の可能性あり(予定)
投資方針: ポートフォリオ銘柄である約20作品に対しての分散投資
<シネカノンの概要>
所在地:〒150-0042東京都渋谷区宇田川町33-7
設立:1991年3年22月
資本金:4,000万円
URL:http://www.cqn.co.jp/
【本件に関するお問い合わせ】企画部森園Tel 3434-5651 Fax 3434-5709 morizono@jdc.jp http://www.jdc.jp



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2006年01月30日

楽天 不正 疑惑

僕はインターネット上の世界が未知の荒野と思っています。

何でもありの世界です。
この世界では不勉強な検事や裁判官ではどうすることもできない自明の理です。
それなのに、これまでの既成機関でなんとかしようとしています。

で、僕なりに「今、おかしいなあ」と思っていることをライブドアの『人生は、失敗するからうまくいく』に書いたことを、ここでも紹介しておきます。

僕のような人間にしかわからないことなのではないかと思うからです。


僕は楽天三木谷社長の表情の暗さが気になる。
あの若さで、あの顔の暗さはよくない。
近い将来、必ず何かが起きると思います。

で、ライブドアで開設している『人生は、失敗するからうまくいく』にさっき書いた記事を転載します。


「楽天 不正 疑惑」をヤフーで検索して調べたら、下記のようなページを見つけた。

僕はこの記事には驚かないが、アフィリエイトがらみだったことに納得した。

楽天は、アフィリエイターを食いものしにしているのではないかと思っているからです。

アフィリエイターが一般の顧客をたくみに誘導するのは悪くはないと思うのですが、楽天がトリックを使ってアフィリエイターを誘導して傘下に引き入れ、疑惑を生むような一方的な報告で利益を得ているとしたら大きな問題です。

ゆっくり調べてみます。

なかなかアクセス数が上がりません。

この記事は参考になります。
http://moke.moo.jp/blog/archives/200407/tubuyaki_rakuten.html


もし、アクセスがないのにアクセがあるように見せかけてアフィリエイターを誘い込み、多との接触を許さぬ囲い込み工作をして、売上があったかのような報告をして嬉しがらせ、キャンセルで帳尻合せをしているとしたら極めて悪質な犯罪的行為ですものね。

楽天三木谷社長の表情の暗さが、何かのシグナルを出しているように見えてなりません。


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2006年01月12日

石田さんは偉い!

今日は福岡へ行って、姪浜駅ビルにある店で、石田さんと久しぶりに会ってきました。

石田さんは僕のインターネットにおけるいわば先生で、一日当たりページビュー10000アクセスを誇る格闘技サイト「Kentoグループ」の管理・運営者でもあり、パソコンとインターネットだけで生計を立てているエキスパートです。

福岡あたりの田舎で、それは奇跡に近いことではないでしょうか?

いや、それが当たり前なのがインターネットだと思うのですが、僕は石田さん以外にほかの誰も知りません。
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2006年01月06日

グーグルアドセンス

グーグルのアフィリエイト売り上げが5ドルを超えた。

一日平均50セントあまり、70円・・・情けないといえば情けなく、ビジネスには程遠い数字だが、ものは考えよう。

アフィリエイトを始めて2週間の成績ですから、いいと思わなくちゃ。
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2005年12月28日

昔の話

 いろいろな俳優さんとお付き合いさせてもらったが、もっとも数多くご馳走になったのが深江章喜さんだ。

 石原裕次郎さんや勝新太郎さんと引き合わせてくれたのも深江さんだ。銀座や新宿だけでなく、大阪、京都、神戸と深江さんの守備範囲は広く、20代後半だった僕は彼のおかげでさまざまな人生経験をする事ができた。お金も一番使わせてしまったが、俳優の世界がどういうものかも教えてくれた。

 僕が27・8歳のとき、当時売れっ子だった水谷豊(当時24歳ぐらい)や僕と同じ年の渡辺篤史などを交えて、、皆が好きだった工藤栄一監督を誘い京都の西院の焼肉を食べ、河原町のクラブに出没したが支払いはすべて深江さんだった。

 深江さんは旧日活のニューフェース出身で、この頃もっぱらテレビドラマの悪役ばかりやっていた。僕は、いろいろなテレビ局やプロダクションに行って、深江さんの役の幅を広げようと努力していた。深江さんは、シャイだからいいよいいよといってくれたが、たまには「お前、いつも口だけだなあ」といって怒った振りをすることもあった。

 僕は、深江さんに結局、本当にいい役をとって来てやることができなかったと思う。深江さんはいい人なんです。いい性格の人は、俳優さんでは損なんです。たいてい、たちの悪い性格の俳優さんがいい役を取っていっています。これは本当です。

 僕と一緒に仕事をしている頃、深江さんは50歳になったばかりだったけれど一番下の子供さんができて、「これで俺も70歳まで働かないといけないなあ」とにこにこしながら喜んでいました。

 深江さんは常々、僕が連れた若い女優のタマゴをつかまえて、「俺は鏡に映った自分の顔を、一時間でも、一日中でも見ていることができるが、お前はできないだろう」などといってからかっていた。

 深江さんのナルシストぶりはすがすがしい。
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2005年12月27日

芸能マネージャーの役割は大きいが

 僕は映画のプロデューサーになるために芸能マネージャーの道を選んだ。
 芸能マネージャーになって一番よかったことは、企画書を読めて、シナリオを準備稿から決定稿まで読めたことだ。それも、各映画会社やテレビ局のすべてだ。

(現在は、セキュリティチェックが厳しくて無理)

 僕は、給料をもらいながら現在進行形で映画のシナリオを読むことができた。時には、ぽしゃって作品化されなかったものや、何かの問題が起こって放送されなかったものまで読むことができた。

 キャスティングが始まり、僕も自分の抱えている役者を売り込んで仕事をとるわけだが、キャステイングがどのように進んでいくかもさまざまなケースで知ることができた。何度も、自分が抱えてる俳優よりその役に合った俳優がいると、監督やプロデューサーに進めたこともあった。

 特に、無名の新人の場合は、重要な役割をになった。僕を新人俳優の情報ソースとして扱ってくれることもあった。その代わり、僕が売り込みをしなくても抱えている俳優たちを使ってくれた。

 そして、僕がプロデューサーになったとき、僕は何人かの芸能マネージャーに情報を求めていた。蛇の道は蛇なのである。プロデューサーになった途端、マネージャーの世界の情報は入りにくくなる。

 かつては付き人的役割をかねさせられていた(今でもその傾向はあるが)マネージャーの危うい立場が、プロダクションが大学卒業者を採用するようになって多少マネージャーとしての立場を保証されるようになったろうが、僕やM・W(『モーニングムーンは粗雑に』監督)以来、プロデューサーや監督になったという話を聞かない。

 もしかしたら、大学卒の付き人になってしまったのではないかと心配だ。
posted by 映画プロデューサー at 15:18| Comment(0) | TrackBack(0) | 働く現場から | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年12月17日

映って、動いてれば映画

IT関連L社の子会社が、1本800万円ぐらいの予算で、 HDカメラで撮影した60分ぐらいの長さのドラマ仕立ての作品を製作しているのは知っていたが、 H社では1本500万円でシリーズ物を製作しているとのこと。

映画用のビスタサイズで仕上げ、デジタル上映し、DVDで販売し、4作品がそろったところでボックス化して販売、 前後してCSチャネルで放送し、他のチャンネルにも売って、東南アジアあたりで買ってくれるところがあれば売るという姿勢だ。

いかにも内容がなさそうなチラシを見ていると、「IT業界は、 映って動いてればいいんだって」とのこと、情けなくなりますよね。

posted by 映画プロデューサー at 16:21| Comment(0) | TrackBack(0) | 働く現場から | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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