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2007年03月09日

六本木の東京ミッドタウンに行った

仕事で、六本木の東京ミッドタウンに行った。

東京ミッドタウンHP

第一印象は、六本木ヒルズよりビジネスライクなつくりで、どちらかというと地味だった。

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G社から見た東京タワー方面。

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今週引っ越してきたそうだが、この立派なオフィスにふさわしい仕事が望まれる。

まあ、仕事はさて置いて、東京ミッドタウンの前に”天鳳”という札幌ラーメンの店があり、久しぶりにここの味噌ラーメンを食べたのが収獲だった。
posted by 映画プロデューサー at 19:44| Comment(0) | TrackBack(0) | 働く現場から

2007年03月02日

東映の岡田裕介社長が語る”芸術職研修制度”

文化通信に”トップインタビュー/岡田裕介東映(株)代表取締役社長”という記事があり、ちょっと気になるやり取りがあった。

トップインタビュー/岡田裕介東映(株)代表取締役社長
――具体的に“芸術職研修制度”採用者の監督をデビューさせる企画は動いているわけですか。

岡田 ない。どんどんやれよと言っているんだけれどもね。企画が上がってこない。その辺の風通しがうまく行っていないのかも知れないが、若者なのに覇気が無い…。

――言われないと動かないということですか。

岡田 映画の企画なんて言われなくてもどんどんあふれてこないと…。俺を突き上げなきゃいけないのに、俺が引き上げてたんじゃ仕方ない。


岡田社長の「映画の企画なんて言われなくてもどんどんあふれてこないと…。俺を突き上げなきゃいけないのに、俺が引き上げてたんじゃ仕方ない。」というのはもっともなことで、発言僕が普段感じていることでもあった。

では、なぜ「企画が上がってこない」のだろう。

「だって、売れてる原作か漫画でないと企画が通らないですもの」という声が、すぐさま若者たちから返ってきそうだ。

僕が知っている限り、今の若者たちの多くは「通りそうな企画」をいつも探している。

だが、そんなに売れている原作はないし(あっても、すでに手がついている)、そのことに多大の時間と労力を注いでいるのが実情で、そもそも、「あふれて」きたり「突き上げて」きたりするような企画を求められてこなかったのである。

一方、もっと若い人たちあるいは一部の人たちは、デジタルビデオカメラで自分たちの作りたいものを作っている。

「風通し」の問題も依然としてあるだろうが、企画を選択する人たちが企画の価値を計る標準基準を「売れているかどうか」においている限り、岡田社長の「俺を突き上げる」ような企画はでてこないのではなかろうか。

東映の“芸術職研修制度”が現在どうなっているのかの詳細はわからないが、ネット上にこんな記事が残っていたので紹介しておこう。

Employability Skills!

あの東映が2年ぶりに「第二回 芸術職研修契約者募集」のニュースが舞い込んできた。募集職種はプロデューサー、助監督、脚本家の3つ。応募資格は1971年4月2日〜1986年4月1日に出生の人で、学歴・経験は一切不問。
契約期間は3年間で1回だけ再契約が可能。給与は年俸制で300万円。
 私はとっくに対象外だが、20〜35歳のフリーターなら可能だ。大志なんかなくたって、こういう機会にはぜひチャレンジして欲しいものだ。ただし、履歴書のほか、自己推薦書と 800字の小論文がいる。テーマは職種別に「プロデューサーとしてどんな映画を作りたいか」「映画監督として大切なものは何か」「あなたが書きたいテーマとジャンル」。

 東映は芸術職への若者の就職の道が、近年ずっと公式に開かれていない業界の現状を憂慮して、2年前に38年ぶりにこの制度を復活させた。前回の募集には1000人を越える応募があり、そのうち7人を採用。事情でやめた一人を除いて現在も6人がさまざまな現場で研修している。応募者の40%は女性だったとか。


東映の現社長が今も“芸術職研修制度”について語っていることでもあり、東映のHPにこれについての紹介ページなどがあればいいのだが、この辺の中途半端さが問題なのかもしれない。
タグ:東映
posted by 映画プロデューサー at 09:33| Comment(0) | TrackBack(1) | 働く現場から

2007年02月27日

日本映画界はメタボリック・シンドロームに罹っている?

茶飲み話などしたくもないが・・・。

H社のKさんと会って、今年の映画界は邦画も洋画も相当悪いのではないかと話したら、来年春に期待される映画の話題になってしまった。

『ハリーポッター』や『ロードオブリングス』に匹敵するような大作(製作中)だとのことだが、タイトルは忘れてしまった。

年が明けて間もないのに、来年の話をされても困ってしまう。

と思って、なおも突っ込んだら、「『東京タワー』と『三丁目の夕日』があるから」との答えが返ってきた。

で、すかさず「でも、50億には届かないでしょう」とさらに突っ込むと、Kさんの責任でもないのに「そりゃ届かんと思うけど」といって口をつぐまれてしまった。

昨年は、興行収入が100億に届く作品はなかったものの、6作品が50億以上を超えた。

1 7月 ゲド戦記 76.5 東宝
2 5月 LIMIT OF LOVE 海猿 71.0 東宝
3 1月 THE 有頂天ホテル 60.8 東宝
4 7月 日本沈没 53.4 東宝
5 11月 デスノート the Last name 52.0 WB
6 05/12月 男たちの大和/YAMATO 50.9 東映

今年は100億はおろか、50億に届く作品があるかどうかが危ぶまれている。

Kさんの表情が暗い。

これではいかんと思い、先週封切られた『さくらん』の話題に持っていくと、まあ東京はよく入っていると思うが地方は期待できないとのことらしく、映画興行全体の底上げにはつながらないなあと、これまた、なんとなく覇気のない会話になってしまった。

Kさんが今関係している作品が当たっていればよいが、話題にすることもできないほどこけていて、どうしても話が弾まない。

ついでといった感じだったが、ある映画製作配給会社の作品におけるクレジットに関して疑問があり、プロデューサーの権限と責任についての話に言及した。

コンテンツビジネス全盛、ファンドなどで資金は豊富、売れてる小説や漫画が原作、合議制で企画を決定していく今の映画作りのなかで、プロデューサーの権限と責任があやふやとなったまま、少数のヒット作品の陰で膨大な不良作品が生み出されているというのが日本映画界の実態であることは、たいていの映画人ならよくわかっていることだ。

Kさんによると、最近になってS社(大手映画会社)では権限はともかく責任については厳しくなったそうで、統括責任者が「やりにくくなっちゃって」とこぼしているという。

合議制だから発案者に責任はなく、ましてや議長のような役割の統括責任者に責任があるはずもなく、ぼろぼろと作品だけが生産されていっているのが実情らしい。

妙にお金があるから、日本映画界がメタボリック・シンドロームのような情況を呈していて、これが到来が予想される映画バブルの本質であり、すでにそのバブルがはじけ始めているのではないかというのが今日の茶飲み話で、結局、それ以上に発展することはなかった。

アカデミー作品賞を獲得した『ディパーテッド』のムーブオーバーが決まったというが、さてどうなんだろう。

『ドリームガールズ』は封切2週目で興収トップに出たようだ。

今週は、3月3日から邦画『青き狼 地果て海尽きるまで』と洋画『パフューム ある人殺しの物語』などが出る。

Kさんの顔がほころぶのを期待しよう。
posted by 映画プロデューサー at 18:22| Comment(0) | TrackBack(0) | 働く現場から

2007年01月20日

映画、テレビドラマ、ネット用ドラマ

僕は映画しかドラマ制作はやったことがないが、テレビドラマから今はネットドラマになっていて、いろいろなドラマが制作されている。

制作現場的にいうと、映画が最も予算が多く、次がテレビドラマで、ネット用ドラマということになる。

いや、今では数百万円という予算で年間数百本の映画が作られており、数十万円のインディーズドラマが数限りなく作られていて、かつてないドラマバブルが繰り広げられている。

吉本興業も今年、100本のドラマを制作するという。

『ヤバいぜっ!デジタル日本』という著書の中で、高城剛氏は「コンテンツで稼ぐ時代は終わった」といっている。

昨日、若い映像プロデューサーでプロダクションを経営しているI君と会ってそんな話をしていたら、「今はそうですよ」とさっぱりした感じで僕と応対しながら、本人は気がついていないのだろうと思うが、納得できないような、容認できないような、腹立たしいような、苦しげな表情が顔に出ていた。

I君とは昨年秋に、U局ネットワークの、予算200万円の30分ドラマを一緒にやったことがる。

逆に言えば、きわめて面白い時代だと思う。

好きなことができるはずだから。
posted by 映画プロデューサー at 23:18| Comment(0) | TrackBack(1) | 働く現場から

2006年12月28日

松山千春の自伝的小説『足寄より』異色の朗読CDドラマ

パッケージビジネスは終了したわけではなかった。

文化通信の「特集/松山千春の自伝的小説『足寄より』異色の朗読CDドラマ」という記事を読んで、このところの悩みが一気に解決したような気がした。

最近、ある企画のラジオドラマ化を考えていて、儲からないまでもどうしたら収益を上げられるかが思いつかなくて煩悶していたが、この記事ですっきりと先が見えてきた。

ネットビジネスの最先端を予測する関係記事を見ていると、今にもパッケージビジネスは終わったような気にさせられ、僕は新聞・雑誌だけでなく比較的新しいCD・DVDをも切り捨てていたようであった。

で、それを反省して、さっきノートに思いつく限りのアイディアを書き連ねた。

CD化して、販売すればよいのだ。

こんな簡単なことが見えなくなっていた。

思いつく限りにアイディアは、今、一挙に公開するわけにはいかない。

企業秘密というより、もしかしたら、恥ずかしいほど幼稚なアイディアではないかと思っているからである。

でも、少し明らかにする。

キーワードは「公募」と「集合知」と「賞金」で、これらのキーワードを絡めたビジネスモデルを考えているということだと思う。

思わせぶりな・・・。
posted by 映画プロデューサー at 23:21| Comment(0) | TrackBack(0) | 働く現場から

2006年12月09日

魅力をそそるミュージックファンド

偶然、ミュージックファンドというサイトを見つけた。

1ファンドが150万ほどで、1口10000円(20000円というのもあるが)という気安さもあるが、驚くほど活気があるように思えた。

現在までに16のファンドが組まれており、そのうち13のファンドが成立(すでに、5ファンドが償還)し、3ファンドが募集中であった。

償還した5ファンドの内3ファンドが損益分岐枚数をクリアし、1ファンドが計算中で、1ファンドが損益分岐枚数 :1,460枚で最終売上枚数:1,050枚と元本割れしているが、なかなかの結果だといえるのではないかと思った。

ミュージックファンド
今までに、「このアーティストは売れそうだ」と思ったアーティストが、実際に人気のトップアーティストになったことはありませんか?
または、「このアーティストは一生応援していきたい」と思うほど、愛着のあるアーティストはいませんか?
そんなファンの気持ちに応え、今まで以上に音楽を楽しくする新しい仕組みが、ミュージックファンドです。
ミュージックファンドは、アーティストがこれから制作する CD に、「投資」(お金を出す)することで、アーティストを応援します。
投資家から募った資金を原資に CD を製作し、その CD が売れた分 『分配金シミュレーション』 に応じて配当金を分配いたします。
投資家は配当金以外に、アーティストのプライベート映像、メッセージ等が収録された DVD や、特別ライブのご招待など嬉しい特典があります。


映画ファンドについて調べてみると、ヤフー検索記事のトップには、すでに終了した松竹フィルムファンド映画『忍ーSHINOBI』が掲載されるなど、新しい情報が少ない。

JDC(ジャパンデジタルコンテンツ)信託とシネカノンのファンド、ギャガの300億円ファンド、そのほかにも数多くの映画ファンドがあるはずだが、インターネット上には表立って紹介されていないようだ。

音楽と比べて莫大な製作費を必要とする映画ではあるが、理屈は同じであり、もっと単純化して、一般投資家を対象にした映画ファンドに力を入れるべきではないかと考えた。
posted by 映画プロデューサー at 21:43| Comment(0) | TrackBack(0) | 働く現場から

2006年12月04日

テレビのような映画からプロモーション映画へ

いいとか悪いとかではなく、昨今ではテレビ局主導によってテレビを作るように映画が作られ、それらの作品が日本映画の中核をになっている。

今度は、レコード会社主導によってプロモーション映像を作るように映画が作られるようになったとオリコンが報じていたが、遅きに失した感があるのは否めない。

新人プロモーションの新しい形!「プロモシネマ」って何?

すでに、大手芸能プロダクションのA社などはもう30年近くも前に、当時若かった僕らを取り込んでそのようなコンセプトで映画を作り始めたことがあったし、今ではビデオ販売会社や映画館まで経営する上場会社として映画界に一定の地歩を築いている。

僕が知っている限り、「音楽と映像のジョイント」をコンセプトに映画作りに乗り出したA社トップは、映画に対する尊敬とオマージュのようなものがあった。

いや、初期のテレビ局やコード会社の映画製作担当者の多くは、「映画は特別である」という認識があった。

今はない、ということだろう。

今のテレビ局とレコード会社には、映画に対する「おごり」と「貶め」が微妙に混在している。

彼らが作る映画が、所詮テレビでありプロモーション映像であることが、早晩はっきりしてくると思う。

僕がそこに取り込まれたことがあるだけに、よくわかっているつもりなのである。
posted by 映画プロデューサー at 21:01| Comment(0) | TrackBack(0) | 働く現場から

2006年11月04日

ネット時代にコミュニティFMラジオ局は増えている?

ひょんなことで、コミュニティFMラジオ局のことを調べてみた。

ネット時代において、大手メディアもうかうかしておれないという時代に、狭いエリアで放送しなければならないCFMは大変だろうなと思っていたら、局数が増えているというから驚いた。

日本コミュニティ放送協会のホームページによると、コミュニティ放送開局状況は以下のようになっている。
平成18年10月13日現在
全国運営局数 198局
JCBA会員社数 183局
非加入 NPO局 9局
非加入 株式局 6局
閉局数 5局


2006年、つまり今年だが、同協会の「開局情報」を見て、僕は本当に驚いてしまった。

長いけど引用する。

開局情報

10月13日 鹿児島県 志布志市
会社名  NPO志布志コミュニティ放送
ステーションネームは、FM志布志
203局目の開局です。

10月1日 山梨県 北杜市
会社名  NPO八ヶ岳コミュニティ放送
ステーションネームは、エフエム八ヶ岳
202局目の開局です。

8月25日 鳥取県 鳥取市
会社名  (株)FM鳥取
ステーションネームは、RADIO BIRD
201局目の開局です。

8月4日 鹿児島県 肝属郡
会社名  NPOきもつきコミュニティ放送
ステーションネームは、FMきもつき
200局目の開局です。

8月4日 鹿児島県 鹿屋市
会社名  NPOかのやコミュニティ放送
ステーションネームは、FMかのや
199局目の開局です。

7月13日 沖縄県 那覇市
会社名  FM琉球(株)
ステーションネームは、エフエムレキオ
198局目の開局です。

7月7日 北海道 札幌市
会社名  (株)南区コミュニティエフエム
ステーションネームは、グリーンエフエム
197局目の開局です。

7月7日 愛知県 犬山市
会社名  愛知北エフエム放送(株)
ステーションネームは、まちの放送室
196局目の開局です。

5月1日 岡山県 笠岡市
会社名  エフエムゆめウェーブ(株)
ステーションネームは、エフエムゆめウェーブ
195局目の開局です。

4月24日 三重県 名張市
会社名 (株)アドバンスコープ
ステーションネームは、FMなばり
194局目の開局です。

4月1日 大阪府 貝塚市
会社名 貝塚コミュニティ放送(株)
ステーションネーム エフエムかいづか
193局目の開局です。

3月31日 群馬県 佐和郡玉村町
会社名  (株)FMたまむら
ステーションネームは、たまむらエフエム
192局目の開局です。

3月27日 北海道 名寄市
会社名 (株)エフエムなよろ
ステーションネームは  Air てっし
191局目の開局です。

3月15日 愛知県 瀬戸市
会社名 (株)尾張東部放送
ステーションネームは、SAN-Q
190局目の開局です。

3月3日 北海道 恵庭市
会社名 えにわ コミュニティ放送(株) 
ステーションネームは、FMパンプキン
189局目の開局です。

2月4日 新潟県 十日町市 
会社名 (株)エフエムとうかまち 
ステーションネームは、エフエム ななみ
188局目の開局です。



開局するには、2000万円から5000万円の資金を必要とするらしく・・・僕は驚いてしまったがいかがだろうか。
posted by 映画プロデューサー at 19:39| Comment(0) | TrackBack(2) | 働く現場から

2006年11月03日

映画製作者にとってフィルムは御用金に似ている

僕がひそかに(ブログに書いていて何がひそかにだ)進めている『赤とんぼ作戦』から、映画のフィルムが映画製作者にとってどういうものかを、今日の動きを報告することによって感じ取ってもらいたい。


福岡の妹の倉庫から東京のP社にフィルムを”移送”した。

要注意人物の囚人や多くの人に被害を与えかねない爆発物でもないのに、たかが映画のフィルムを送るのに”移送”というと大げさに聞こえるが、”護送”とまではいってないということで許してほしい。

フィルムは、僕にとっては幕藩の御用金のようなものである。

フィルムは御用金のように徳川幕府への献上金ではないが、もし何かの事情(奪われたり)で紛失したとしたら、なくなったではすまないという性質ではよく似ているのだ。

地方の幕藩は、新たに同額の御用金を用立てして幕府に献上しなくてはならないように、僕は新たにお金を用意してフィルムをプリントしなくてはならない。

撮影済みの生フィルムだったっら、御用金どころではない。

スタッフや俳優を再度集めて、ロケーションの場所なり美術セットを新たに用意したり、作り直したり莫大な費用がかかることになる。

考えただけでも気が遠くなるようなことだ。

P社のHさんには「今日送りましたから」と軽くいったが、僕としてはまさに大事なブツを「移送」したのだった。

もし、黒猫ヤマトか佐川急便かはわからないが、途中で紛失したらどうなるのだろうか?

紛失したフィルムが、誰かによってDVDにされて販売されたり、テレビで放送されたり、どこかの外国に売り飛ばされてネットで流されたりしたら・・・・・。

やっぱり、フィルムは最低”移送”という言葉で扱われるべきだと思う。

ブロードバンド環境が整ってきた今では、クリックひとつで世界中のどこにでも転送できる。

転送が終わるまで、核弾頭の発射のように、誰かがじっと張り付いている必要もないのだから。


本当は映画製作者にとって、映画は核弾頭そのものであるのですが・・・。
posted by 映画プロデューサー at 00:05| Comment(0) | TrackBack(0) | 働く現場から

2006年10月21日

UPLINKワーキングショップ参加者募集説明会に行ってきた

ミクシイのコミュニティニュースから、下記のような案内がきていた。

■名 前 : Final Cut Pro
□トピック: [イベント]UPLINK映画配給ワークショップ 説明会10/20
■URL   : http://mixi.jp/view_event.pl?id=11568322


URLを開くとこんな記事があり、少し勘違いもあったが参考になると思って行ってきた。

無料だったし。


こんにちは。渋谷UPLINKにて、映画ワークショップに参加していましたkaieです。11月から新しいワークショップが始まります。興味のある方は説明会に是非参加してみてください。映画業界の一線で活躍しているアップリンクの社長自らが教えるワークショップです。※予約、参加料は不要です。

<配給サポートワークショップ>

映画の配給のシステムを通してアート系映画配給の現状を知るワークショップ"です。今期からワークショップに募集する参加者に対しては、アップリンクの配給、宣伝、製作、上映など実際の業務を行なうスタッフ募集に直結させます。"配給サポート・ワークショプ"においては、アップリンクの配給宣伝スタッフへの採用への道を開きます。

期間2006年11月23日(木)〜2007年5月 20:00〜21:00迄

[第一回説明会]日時:2006年10月20日 (金) 20:00〜21:00会場:UPLINK LAB 4F
[第二回説明会]日時:2006年10月27日 (金)20:00〜21:00会場:UPLINKLAB 4F
[第二回説明会]日時:2006年11月10日 (金)20:00〜21:00会場:UPLINKLAB 4F

詳細はこちらから→http://www.uplink.co.jp/workshop/log/hsw_001561.php


<デジタル・ムービー・ワークショップPro>

このワークショップは撮影や編集技術を教えるのではなく、世界のデジタルムービーを参考に上映し、作品を徹底的にみて感じるところからスタートする全く新しいタイプのワークショップです。全くの初心者、初めてカメラを触る人でも参加はできます。従来の映画製作システムとは全く違う地平から次世代の映像制作の可能性を探るワークショップです。映像制作や上映の既成概念にとらわれない自由な発想を持った方なら誰でも参加可能です。

詳細はこちらから→http://www.uplink.co.jp/workshop/log/dmw_001470.php

期間 2006年11月12(日)〜2007年5月 10:00〜15:00

[第二回説明会]日時:2006年10月22日(日)10:00〜15:00迄会場:1FUPLINK FACTORY



渋谷東急本店近くにあるアップリンク4階の会場には、僕を入れて男女7・8人の参加者が集まり、僕以外の参加者は30歳前の若い世代だった。

浅井隆代表から30分ほどの説明を受けたあと、「何か質問はありませんか?」という問いに男性二人がいくつかの質問をしていたが、僕なりに現在の映画配給会社のおかれている状況がわかり有益だった。

浅井代表の説明で、これまでにワークショップに参加した人には他の配給会社の人やNHKの職員、映画祭関係者、地方のホール経営担当者などがいたそうだが、これから映像ビジネスに関わる人には役に立つワークショップだと思った。

アップリンクのホームページ
posted by 映画プロデューサー at 18:27| Comment(0) | TrackBack(0) | 働く現場から

日経トレンディ11月号は役に立つ雑誌だと思う

今日は土曜日なので、朝から五反田図書館に行って、新聞や雑誌などに目を通した。

書店での立ち読みは腰が痛くなるが図書館は椅子に座れて楽であり、メモ帳に書き込んだり、気になるページを携帯電話で写真を撮ったり、図書館では気にすることなくできるのがありがたい。

ところで、特集『そんなに凄いか?Web2.0』の日経トレンディ11月号だが、図書館で途中まで読み、後は書店で買ってきて読んだ。

特集『そんなに凄いか?Web2.0』は約60ページに及ぶ大特集だったのだ。

はじめは、そんな大特集とは思わずにメモしたり写真を撮ったりしていたが、ページをめくってもめくっても特集が際限なく続いて、メモしている自分が馬鹿らしく思えてきた。

それで、特集のページ数を確認するとともに裏表紙の価格(510円)を見て、これは書店で買うに限ると判断し、近くの書店に向かったというわけだった。

めったに雑誌を買わない僕だが、この雑誌は保存版だと思って買った。

もったいないと思う人は、お近くの図書館へ行かれることをお勧めします。


posted by 映画プロデューサー at 16:50| Comment(0) | TrackBack(0) | 働く現場から

2006年09月14日

コンテンツビジネスの見えない動き

 お昼前から雨はやんで、テレビドラマの本隊はロケハンに行って吉祥寺の井の頭公園近くのドッグカフェを決めたり、それなりに成果があったようだが僕は別の映画の企画で動いていた。

 午後から、I君とAさんと合流して東日本橋にあるK社を訪ねて会長兼CEOのK氏と面会して、3時間近くを割いてもらいながら来年のプロジェクトに対して協力をお願い(要請か?)した。

 企画をリードするI君がテレビドラマの打ち合わせに時間をとられ、40分ほど遅刻してきて一時はどうなるかと思ったが、K秘書の丁寧な計らいもあって逆に大きな成果を得たかもしれない。

 夕方からは新宿にあるHさんの会社に行って情報を仕入れたり、Y監督に連絡をとってお願いをしたり、それなりに忙しい一日でくたびれてしまった。
 
くたびれてはいるが、何とか日記を更新する元気は少し残っているというのが現状だ。
posted by 映画プロデューサー at 23:41| Comment(0) | TrackBack(0) | 働く現場から

2006年09月13日

テレビドラマの現場はつらいよ

今テレビドラマの制作の現場で、ロケーション担当という慣れない仕事をしている。

比較的予算のある映画の現場と、予算が限られているテレビの現場では仕事の按配が微妙に違う。

特に今回のテレビドラマは東京キー局の仕事ではないために極めて厳しい予算で、なかなか成果をあげきらないでいる。

今日もロケハンにはつらい雨が降っているが、今日は単独行だったのでまだよい。

杉並の事務所を11時ごろ出発して、成城学園、弦巻、奥沢、恵比寿のドッグカフェをメインに回り、中野の喫茶店に寄ったがたいした成果はなかった。

ただ、製作のU君が吉祥寺公園近くでいいドッグカフェを見つけたようだ。

手分けして仕事をこなしているので、誰かが成果をあげれば、全体の仕事は回ってくれる。

また、明日がんばろう。
posted by 映画プロデューサー at 22:54| Comment(0) | TrackBack(0) | 働く現場から

2006年09月12日

携帯電話から

朝からロケハンには辛い雨が降っている。

下井草、阿佐谷南、中野弥生町の喫茶店候補を見て回ったが、決めるまでには至
らなかった。

電車の踏み切りの信号音、広さ、喫茶店経営者の突発的事情などで。

ロケハンを三時過ぎに終了し、一旦スタッフと別れて、別件で赤坂見附に向かう


M社での打ち合わせが終って、表にでると既に薄暗く、さてロケハンをと考えるが
、妙案は浮かばない。

夜のスタッフ打ち合わせには加わらず、Hさんと会ったり書店にいったり、情報収
集にあたった。
posted by 映画プロデューサー at 22:43| Comment(0) | TrackBack(0) | 働く現場から

2006年09月10日

テレビドラマの現場から、現在進行形で発信

今日からある連続テレビドラマの制作にかかわっている。

スーパー・バイザーという立場で、後輩のIプロデューサーの下で実質的に製作担当のような仕事をする。

いやいやながらではない。

この年になって、このような立場で制作現場にかかわれることはまずないので、本心からうれしく思っている。

明日からしばらく現場が続くので、ブログの更新が今までと同じように出来ないかもしれないが、携帯電話で順次更新していくつもりである。

コンテンツビジネスを支える映像制作現場から、現場スタッフの生の声を現在進行形で発信し、一般の人にも面白くかつ役に立つような情報として伝えることが出来たらいいなと考えている。

僕は、いくつかのブログを管理運営していて、これまでは出来る限り同内容の記事を掲載することを心がけてきたが、ここしばらく(2週間ぐらい)は同じ内容で更新するつもりでいる。

アバウトな僕としてはこれも実験と考えているのだが、背に腹はかえられないというのが本心であり、だから面白いことになるかもしれない予感があるというのが実情でもある。

明日から10日間あまり、「最新映像コンテンツ現場から」というタイトルで、現場から一方的にブログを更新することを報告させていただきます。

今後ともよろしく。
posted by 映画プロデューサー at 23:20| Comment(0) | TrackBack(0) | 働く現場から

2006年08月29日

映画興行会社は「作品の質」を要求するけれど

久しぶりに映画興行会社のNさんと話をした。

映画興行会社とは映画館を経営する会社のことで、Nさんの会社は都内にいくつかの映画館を抱え、東京近郊にシネコンも持っている。

Nさんとは20数年の付き合いで、会えば映画について話すことになるが、いつも「作品の質」論で意見が衝突する。

映画が製作者(製作プロダクション)によってつくられ、配給会社によって興行に乗せられるのが一般的だが、配給会社抜きで興行と製作の人間が対峙した時に、当然起こりえる衝突といえる。

映画興行会社はいつも「作品の質」を要求する。

あるいは「お客が来る作品」を要求する。

「お客が来る作品」を提供しても、なお「作品の質」を要求する。

多少Nさんと僕の関係だからかともいえるが、一般のお客さんと常に応対する映画興行者としては当然といえば当然のことでもある。

「でも」と、いいたくなる。

ずっと前から、現在も、製作の現場は「作品の質」を求めているのであって、ただ、あまりにもそれを保証する環境が整っていないのである。

いや、無いといってもいいくらいなのだ。

今回は、「YouTube」など動画共有サイトが登場してきたことでいよいよ「作品の質」が問われることになる、と僕が発言したことからの衝突だった。

ちなみに、Nさんのところの映画館はどこも盛況だというが、同席していたKさんにいわせると、製作費の半分も回収できていない映画ばかりだとのことだった。

もちろん客がこない映画をかけた映画館が業績が悪いのは当然だが、今日の話を総合すると、映画興行はまあまあ、配給はシネコンに振り回されてキュウキュウ、製作は相変わらず食うや食わずの生活ということか。

食うや食わずの生活を強いられながら、ないものねだりのように「作品の質」を求められているというのが作り手側の真相で、若さゆえの犠牲的精神によって興行が成り立っているということをもっと知ってもらいたいと思うのだが、所詮無理な話だと今日も思った。
posted by 映画プロデューサー at 17:03| Comment(0) | TrackBack(0) | 働く現場から

2006年08月28日

映画評論家の大高宏雄氏がキネマ旬報で書いているが

図体の大きい映画は、生き残るための無理心中を図っているのかもしれない。

今朝のテレビ朝日『サンデープロジェクト』を見て、自分のホームページに「テレビは熟れすぎて、すでに腐臭を放っており、そのうち溶解し始める」というようなことを書いたが、キネマ旬報9月上旬号で映画評論家の大高宏雄氏の記事を読んでその思いを強くした。

テレビが爛熟していて、実はもうすっぱくなり始めているのだが、その内外で甘い汁を舐めている人たちは完全に取り込まれていて、その人たちも含めてテレビは溶解し始めているといえるのかもしれない。

大高宏雄氏の「ファイトシネクラブ 日本映画の時代が来たのか(4)」記事より

@テレビ局主導の映画製作の活況は、明らかに日本映画への追い風だA単館作品にも、異色のヒット作が生まれており、中味も安定感があるBただ娯楽大作に内容空疎なものがある、これはなんとかしなくてはいけない


「日本映画の時代が来たのか」を@からCまで読むとわかるが、テレビ局主導の映画=娯楽大作であり、これは映画評論家の大高氏がどうこうできる話ではない。

「異色のヒット作」とか「中味も安定感がある」とかも曖昧な表現で、日本映画を愛する大高氏の苦しい立場がよくわかるが、「テレビをつくるように作った映画」を今更映画評論化が言及してどうなるのだといいたい。

後半に、テレビ局主導映画(製作プロは局と関係が深いテレビ制作会社)によって独立プロの存在が希薄になり、独立プロはとことん袋小路に追い込まれていると指摘しているが、こんな状況で日本映画の時代が来たりするわけがないではないか。

ここで、日本映画のことを云々するつもりはない。

映画評論家の出る幕がなくなっているのに、旧態依然の取り組み方で映画を論じようとしていることに大高さんが気付いていないことも歯がゆいが、批評を必要としないテレビ局が、映画の周辺で碌を食む人たちをも取り込みながら溶解し始めているということに関心がある。

「放送と通信の融合」という言葉は、「テレビが消滅する」とか「巨大メディアが崩壊」ではしっくりこなかったが、「テレビが爛熟して、やがて腐臭を放つようになり、そのうち溶解し始める」というイメージではよく理解できる。

テレビは腐り始めている。

もしかしたら、映画は自らが保有している重さを無意識にテレビに預けながら無理心中を図り、「YOUTube」などの玉石混交の動画コンテンツ共有サイトと連携して、映画としての質の回復をはかろうとしているのかもしれない、と密かに想像している。

断じて、「テレビのような映画」は日本映画ではない。
posted by 映画プロデューサー at 00:30| Comment(0) | TrackBack(0) | 働く現場から

2006年08月11日

でじゃの社長・棚橋淳一氏が書いた『IT屋』

春に一度読んでいたことがあったが、必要があってもう一度『IT屋』(棚橋淳一著 宣伝会議)を読み直した。

「技術力がもたらす、本島のメディア革命」と副題がついた『IT屋』は、オンデマンドテレビ『でじゃ』の開発者兼社長・棚橋氏が書かれた本で、なかなか面白い本だと思う。

「現在のオンデマンドテレビのサービスは、ほぼ例外なく、『パソコンがテレビになる』というイメージを打ち出していますが、それは完全な幻想である」とか、「放送と通信は融合しない」とかとても説得力がある。

氏が技術者として長い年月と大金を注いで開発してきた歴史もわかり、でじゃのサービスが優れていることもよく理解できる。

でも、コンテンツホルダーに利益が出るように配慮しているといわれてみても、映画製作者という立場からもう一度読み返したが、やっぱり、数字に組み込むことが出来ない。

ネットテレビであろうとオンデマンドテレビであろうと、コンテンツアグリゲーターである前に、一度自前の映画を自分で作るべきだと思う。

でないと、コンテンツホルダーを味方につけることは出来ないと思う。
posted by 映画プロデューサー at 22:52| Comment(3) | TrackBack(0) | 働く現場から

2006年03月06日

空虚な論議「放送と通信の融合」

五反田図書館で借りた『視聴スタイルとビジネスモデル』という本を読んで、ブロードバンドでコンテンツビジネスを展開しようとするブロードバンド事業者の弱点がわかった。

時間を埋めるために、品揃えをするためにテレビコンテンツを再利用しようとする、ブロードバンド事業者の他力本願的な体質を的確に突いているので紹介します。


引用
ブロードバンド上でコンテンツを活性化させようと思うならば、ブロードバンド事業者がコンテンツを製作すればよい。

「コンテンツ流通の活性化」と称して、行政が中心となった研究会や取り組みを行うのも意義の無いことではないが、ブロードバンド事業者は放送局を当てにするだけではなく、一歩先に進んで、自分たちが使うコンテンツは自分たちで作るという発想があってもよいではないか。

そもそもは、他人が自分のお金で自分が使うために作ったものを、われわれにも使わせてくれと申し入れ、「コンテンツの流通の活性化」というと聞こえはいいが、極論すれば、虫のいい話でしかないとも言える。

放送局が、放送用に使うことを目的として自ら拠出して制作したコンテンツである以上、それをブロードバンド上で使うことが難しいというのは無理もない話しである。

(中略)

やはり自分たちで使う物は、自分たちで作ろうと考えるべきなのではなかろうか。

行政も「コンテンツ流通の活性化」にばかり議論を向けないで、「コンテンツ制作の活性化」を検討すべきであろう。


当たり前の話だと思います。


posted by 映画プロデューサー at 23:53| Comment(0) | TrackBack(0) | 働く現場から

2006年03月02日

トミーとタカラが合併し、「ポケモン」と「人生ゲーム」を組み合わせる

トミーとタカラが3月1日に合併してタカラトミーが発足し、業界最大手のバンダイナムコホールディングスと並ぶ勢力になります。

で、トミーが玩具をライセンス生産する人気キャラクター「ポケモン」とタカラのボードゲーム「人生ゲーム」を組み合わせるというニュースを日本経済新聞が取り上げていました。

「人生」をキーワードアドバイスツールプラスで調べると、KEI値では圧倒的に「江原啓之」になるのであるから、僕は単独で存在できる「ポケモン」と「人生ゲーム」を組み合わせるのは芸がないと思います。

新しい「スピリチュアルゲーム」を開発すべきです。
posted by 映画プロデューサー at 07:23| Comment(0) | TrackBack(0) | 働く現場から