2009年05月08日

決して、集合知は”神”になれない

何年か前に、ある物語を構想したことがある。

グーグルのようなアメリカの巨大ネット企業が、これまでになかった”神”(クローズアップされなかったも含めて)を世界中から探し出し、拉致し、コントロールしながら、自社のオリジナルブランドとして育て上げるという内容だった。

そのときに、巨大ネット企業が眼をつけるのがキリスト教的にいうと”宗教の名前に値しない”存在であるアニミズムであり、巨費を投じたプロジェクトを組んで世界中のシャーマンをしらみつぶしに収集するところから物語が始まり、彼らを内部に取り込み調教をしていくうちに感染症にかかったように内部が溶解し、崩壊していく様を描きながら、キリスト教的世界の限界を描き出そうとする壮大な(自分としては)企画だった。

もちろん、まだ構想は継続中ではあるが不勉強や怠け癖がひどく、大学ノートに思い付きを書いているままになっている。

今は100年に一度の経済危機とか言われているが、それもまあ政治家や経済評論家やマスコミのポジショントークで、そうたいした問題ではないと経済に組み込まれていない存在としては思っていて、最大の問題は1000年に一度の変わり目が来ているのではないかということで、その問題の大きさに太刀打ちできないでいるというのが本音であり、自分自身に対するいいわけなのである。

古代ギリシャ哲学や孔孟の思想や釈迦などの時代に、いやもっと古い原始的な世界に戻り、いやもっと以前の大自然の中に身をおいて、一から考え直す時期代が来ているのではないかと考えると、とても手に負えるシロモノではないなとさじを投げたくなる気分なのだ。

集合知の威力は認める。

だが、どんなにアグリゲートしていっても”神”は見出せないと僕は考えているし、巨大ネット企業もきっとそう考えているのではないかと思う。

経済はもう世界の主流ではないと思うが、そう公言し、新しい主流を提示するのは、酔っ払ってでもいないととても言えたものではない。

もしかしたら、”酔っ払って言う”ということが最も重要なことかもしれないからだ。

知ったかぶりが通用しない。

本音の時代だ。

経済とあるいは権力とセットになったポジショントークの時代が終わり、新たなクライアントと結びついたシャーマンの怪しげな言葉が幅を利かす混沌の時代が到来するのではないかと思われる。

すでに、もう来ているか?

例えば、ブログを新聞や雑誌に替わるメディアと考えること自体が古いのだ。

代替メディアとしての機能も果たすが、それ以上のことをすでにし始めている。

クォリティの高いブログなど必要がない。

ブログは混沌の場でしかないし、だから優れていいのだ。

ブログは酔っ払って言いたいことが言えるメディアである。

無料で。

なくなったって、どうてことないメディアであることが、唯一ブログの存在意義なのだ。

先の構想に戻る。

きっと、新天地には”神”がいると思っての構想だったのだろうが、ちょっと商店街の路地の隙間にお稲荷さんでも持ってくるかというような発想ではとてもしょいきれるテーマではないことが、浅学の僕にもわかったのだと思う。

ここまで書いて、うまくまとめようとしたがそれがよくない。

昨日の内にアップするつもりが、もう0時を過ぎている。

小ざかしいことはやめて、このままアップしよう!

こういういい加減さが必要だなんて思いながら。

おやすみなさい。



posted by 映画プロデューサー at 00:09| Comment(0) | TrackBack(0) | 創作ノート | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年04月21日

『あぶな坂』、中島みゆきと萩尾望都

今日、久しぶりにY監督とお茶を飲んだ。

Y監督とはお隣同士なのだがめったに会うことはない。

まあ、隣の奥さんともほとんど顔を合わすことがないのだから特別なことではない。

会いたいと思えば、ケータイで連絡すれば数分で会うことが出来る。

で、今日はケータイで連絡を取り、5分後には合流して狛江駅前の喫茶店に行った。

話したことは、この1ヶ月ほど考えている”トランジット・スペース“という企画のことについてである。

映画の企画ではなく、もしかしたら僕のライフワークになるかもしれない、大掛かりな企画である。

Y監督は「それは面白い!」と言ってくれた。

そして、中島みゆきの『あぶな坂』と萩尾望都の『あぶな坂HOTEL』のことを教えてくれた。

”トランジット・スペース”と多少関係があり、今後大いに関係があるようになるかもしれないので紹介する。



この曲『あぶな坂』は、中島みゆきさんのファーストアルバム『私の声が聞こえますか』のA面1曲目らしい。


萩尾望都さんの『あぶな坂HOTEL』は集英社のサイトから試し読みが出来る。

http://www.s-manga.net/comics/cm_20080319_yu_quc_9784088654638_abunazaka-hotel.html

ちなみに僕の”トランジット・スペース”とは、”この世とあの世をつなぐ空間”という意味である。

中島みゆきさんと萩尾望都さんの”あぶな坂”の意味には開きがあるかもしれないが、”トランジット・スペース”はどちらの意味も含まれていると思う。

posted by 映画プロデューサー at 22:37| Comment(0) | TrackBack(0) | 創作ノート | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年06月20日

ドラッグ&セックス、過激すぎる企画

今日は『P』という映画の企画についての打ち合わせをした。

恵比寿にあるK社のセカンドルームに集まったのは、監督をやろうとしているMさん、カメラのKさん、Y社長、APのY嬢、それに僕というメンバーである。

『P』は20年ほど前にY監督が書いてきたオリジナルシナリオをもとにした企画で、当時としては(今もかもしれない)内容が相当に過激で、僕が手を入れて製本にしたものの、映画化に向けた企画開発をまったすることなく現在に至っている。

最近になって何度か読み返したが、軽味のあるドラッグ&セックス、あっけらかんとした暴力、不埒きわまりない主人公たちなど、今も相当に過激な内容であると確認した。

つまり、今もメジャーな協力が得にくい企画だということだと思う。

それを承知での企画打ち合わせだった。
posted by 映画プロデューサー at 22:31| Comment(0) | TrackBack(0) | 創作ノート | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年08月12日

メモ帳&備忘録

このブログのカテゴリ一覧を見ていて、”創作ノート”の項が”0”だということに気付いた。

で、この記事を書いている。

カテゴリを削除する方法もあったが。

P506iC0074121675.jpg

写真は100均で買った3冊100円のノートで、メモ帳&備忘録として、いつもズボンの後ろポケットに入れて愛用している。

ノートのタイトルはいろいろ変わり、時によっては”創作ノート”のように使用することもある。

人物設定や思いつきの会話を書き付けることが多い。

いつか役に立つこともあるだろうと思って。

気が向けば街や人物をスケッチすることもある。

これは携帯電話のメールを利用することが多いが、下手な俳句を作ることもある。

仕事に関する相関図を書いたりもする。

これらを読み返して、大学ノートに書き写したりもする。


カテゴリ”創作ノート”のための記事でした。
posted by 映画プロデューサー at 11:37| Comment(0) | TrackBack(0) | 創作ノート | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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