2006年03月09日

#144 滝のある場所

熊が瀬の者が、滝壺の側のテントを撤収して、移動の準備をしている。

外道丸「弥次郎叔父、この場所が敵と戦うには良いのじゃがのう」

弥次郎「外道丸、我らは戦が仕事ではない。山神様のお恵をいただき、仲間とともに家族を守り、日々暮らしていくのが勤めぞ」

外道丸「今度、移り住む所はどんな場所じゃ?」

弥次郎「良い所じゃ、畑を作り、家を建てることもできる」

外道丸「そうか、家を建てられるか、それは良い!」

弥次郎「仲間も増えたし、わしも年をとったことだ。いっそ村を作り、移り住もうかと考えておるとこじゃ」

外道丸「わしらが手伝えば、村なんてすぐに出来るぞ!」
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2006年03月08日

#142 血に染まった渓流

血だらけの顔の次郎が、夥しい遺体が浮かぶ流れを、浮きつ沈みつ泳ぎ下っていく。
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#141 同・崖の上

熊が瀬の者たち、岩石と槍を投げ続ける。
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#140 同・崖下の渓谷

金時軍が事態に気づいた時は、時すでに遅く、岩石と竹の槍の雨が数かぎりなく頭上を襲う。

金時以下、並みいる者が次々に頭を割られ、竹槍に突き刺され無残な屍になり果てる。
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2006年03月07日

#139 同・崖の上

外道丸たちが、竹の先を尖らした槍を山のように積み、遥か下を行く金時軍を見下ろしている。

外道丸の対岸の崖上には、弥次郎たち熊が瀬の者(大人も子供も)が、大きな岩石を集めて立ち並んでいる。

外道丸が合図を送ると、熊が瀬の者が一斉に崖から岩石を落とす。

外道丸たち、竹槍を谷底目がけて投げる。
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#138 同・切り立った崖のある渓谷

両側に切り立った崖がある渓谷を、物見が先を行き、その後を追うようにして渓流沿いに金時軍が進む。
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#137 山隘を流れる渓流

金時が、水際に下りてきて、口を漱ぎついで顔を洗いふと前を見る。

ー上流から、いくつもの笹船が流れてくる。

金時「・・・(呟くように)笹舟?」
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#136 山中を進む金時軍

突然、林の中から矢が飛来し、金時軍を襲う。

その中を、穴井が先頭に立ち、金時軍がゆっくりと森の中を進む。

穴井「恐れるな、罠が仕掛けてあるということは、その先に奴等がいるということじゃ!」

金時軍のすべての者が汗と埃で汚れ、仕掛けられた罠に怯えながら、さ迷うように森の中を進んでいる。
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#135 頼光邸・頼光の部屋

頼光「何、関白殿がわしに会いとうないと?」

綱「は、御意にございます。関白殿は大変にご立腹の様子で、ことと次第では勅命の破棄も辞さぬとのことでございます」

頼光「何と・・・そなた、わしの代わりに、面会の儀を文にしたため持参したのであろう?」

綱「は、いつものように、親方様の字を真似まして」

頼光「綱、どうすればよいのじゃ?」

綱「・・・こうなれば、酒呑童子の首を取り、やつらが悪行を暴き、我等が力を天下に知らしめる他に手はございますまい」

頼光「おのれ、化け物め・・・」
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#134 滝のある場所

外道丸が、褌一つになって、滝壺目がけて飛び込む。

外道丸の仲間たちが、子供らと一緒になって、滝壺で泳いだり潜ったりしている。
posted by 映画プロデューサー at 08:47| Comment(0) | TrackBack(0) | 酒呑童子シナリオ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年03月06日

#133 金時の陣

幕の中の床机に座る金時が、一本の矢を持ち矢尻を見つめている。

穴井「・・・毒矢です、触れた者は助かりませぬ!」

金時「恐ろしい奴等め・・・」

穴井「山中、到る所に罠が仕掛けられております」
posted by 映画プロデューサー at 22:34| Comment(0) | TrackBack(0) | 酒呑童子シナリオ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

#132 別の山中

次郎たちの一団を、夥しい数の矢が襲う。

次々と、矢を受けて兵が悲鳴を上げて落馬する。
posted by 映画プロデューサー at 20:59| Comment(0) | TrackBack(0) | 酒呑童子シナリオ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

#131 山中を行く外道丸たち

外道丸たちが、深い森の中を行く。

外道丸が手を上げて馬を止めると、すぐに熊が瀬の若者が馬から下りて木の裏側を見る。

木の裏側に、山刀の傷ー。

若者「もう、間もなくじゃ!」

外道丸たち、再び歩を進め始める。
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#130 山中・森の中

馬に乗った橘たちの一団が、森の中を探索している。

先頭を行く馬が、脚で薮の中に張られた細い一本の紐を引っかける。

「しまった!」

という間もなく、林の中から数十本の弓矢がひゅんひゅんと音を立てて飛来し、橘たちの一団を襲う。

矢を食らった何人かの者の悲鳴が上がり、矢を首に受けて落馬した橘が血へどを吐く。
posted by 映画プロデューサー at 12:05| Comment(0) | TrackBack(0) | 酒呑童子シナリオ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

#129 走る外道丸たち

朝焼けの山の峰を走る外道丸たち。
posted by 映画プロデューサー at 11:56| Comment(0) | TrackBack(0) | 酒呑童子シナリオ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

#128 同・中庭(夜)

「火を消せ!」「水を持て!」「馬が暴れてるぞ!」

などの叫び声が聞こえる炎を前に、夜衣姿の頼光と綱が呆然と立っている。

そこに、関白邸の警護にあたっていた兵士が走ってきて、

兵士「大変でございます!・・・(片膝をついて座り)申し上げます、ただいま関白殿のお屋敷に賊どもが侵入し、我が警固の兵を十人ばかり殺傷し・・・(息を継ぎながら)頼光どもが盗みし金を取り返してやったと呼ばわり、我が金山の砂金数千両あまりを置き捨て、その上必要な折りには取りに参ると言い残して、我が屋敷の方へ向かったということにございます!」

頼光の顔は痙攣し、さすがの綱もわなないている。
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2006年03月05日

#127 頼光邸・表(夜)

松明を持った外道丸たち、道長邸から馬を走らせ頼光邸に向かい、塀の前を走り抜けながら邸内に松明を投げ入れ、そのまま闇の中に走り去る。

これもあっという間の出来事。

ー馬屋に落ちた松明が、見る間に藁に燃え移る。
posted by 映画プロデューサー at 13:45| Comment(0) | TrackBack(0) | 酒呑童子シナリオ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

#126 同・表(夜)

頼光の兵士たちが慌てふためく内に、外道丸とその仲間たち、寄ってくる兵士たちを切り倒しながら邸内を馬で走り回り、かがり火で松明に火をつけるとそのまま邸を駆け出る。

あっという間の出来事ー。
posted by 映画プロデューサー at 13:44| Comment(0) | TrackBack(0) | 酒呑童子シナリオ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

#125 同・邸内・一室

油の灯りで日記を書いている道長、聞こえ来る物音に不安げな顔になるが、外で大声で呼ばわる声をはっきりと聞く。

「頼光が盗みを働きし二千両を取り返し、今ここに持参したなり・・・」
posted by 映画プロデューサー at 13:41| Comment(0) | TrackBack(0) | 酒呑童子シナリオ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

#124 同・関白藤原道長邸・表(夜)

かがり火がたかれ、頼光の兵士たちが見張っている。

と、闇の向こうから蹄の音が聞こえて来て、その音がどんどん大きくなり、兵士たちが不審げな顔でその方に身構える。

突然、闇の中から馬に乗った外道丸の姿が現れ、驚く兵士たちの首をたちまち二つばかり刎ね、そのまま邸の中に突っ込んで行く。

悲鳴と怒号が上がる中、すぐに犬丸たちが続いて、その後に金を積んだ牛を追いながら他の仲間たちが乱入する。
posted by 映画プロデューサー at 13:37| Comment(0) | TrackBack(0) | 酒呑童子シナリオ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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