2006年03月14日

#164 熊が瀬の里

建築中の建物が並び、テントの中から女たちが起きだしてきて、りゅうが桶を担いで水場に歩いていく。
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2006年03月12日

#163 森の中

薮の中に、道鬼と修験者の一団が伏せている。

ー夜がしらみ始め、熊が瀬の里に朝がやってくる。
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#162 山間の道

走る外道丸たち
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#161 頼光邸・頼光の部屋

綱が、天井の桟を掴んだ外道丸の腕を、無理に引きはがす。
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#160 闇の中

闇の中を走る道鬼たち

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#159 河原

河原では火がたかれ、まだ傀儡子や幻人など浮浪の者が起きていて、砂漠地方の音楽を奏でたりしている。

薦の中では、犬丸と傀儡子の女が、裸のままで寄り添っている。

犬丸「山はいいぞ、今家を建てているところだ、どうだ一緒に行かぬか」
傀儡子の女 「何処へでもついていくぞ(犬丸の下腹をまさぐりながら)・・・」

その時、薦が開き、外道丸が姿を現す。

外道丸「やられたぞ、犬丸。熊が瀬の者が危ない、山に戻る、皆を呼べ!」

女が驚き、犬丸にしがみつく。

犬丸「(外道丸の腕を見て)猿丸、外道丸が腕を切られた、皆も起きろ!」

傀儡子の女「(外道丸が仲間であるのを知り)犬丸殿、早く傷の手当てをせぬと」

犬丸「おう、(衣服をつけながら、現れた猿丸に)猿丸、幻人の薬師に外道丸の手当てをさせ、すぐに山に戻るぞ!」

猿丸「よし!」

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2006年03月11日

#158 満月

満月に黒い雲がかかる
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#157 頼光邸・天井裏

外道丸、屋根裏から頼光の部屋を覗き、天井板をめくって下りる。

頼光が、うなされながら眠っている。

外道丸、山刀を抜き、頼光の首筋に刃をあてる。

頼光、ふと目を開く。

頼光「誰じゃ、綱か、また夢を見ていた」

外道丸「・・・」

頼光「綱、もう熊が瀬の者には構うな。ようやく気づいたが、奴等は、所詮我ら武弁の者とは違う世界に住んでおる。我らがまことの敵ではない、構うと我らが負けじゃ。綱、貞光と手を取り、わしの成せなんだことを継いでくれ・・・」

外道丸、山刀を鞘に納め、そこを立ち去ろうとする。

頼光「綱、行くな、奴等に構うのはやめろ!」

頼光、突然病人とは思えぬ動きで立ち上がって枕元の太刀を取り、抜き放ち様に鋭く横に払う。

一瞬のことで、外道丸、頼光の太刀を避けきれず、左腕を斬り落とされる。

ー切り落とされた腕が、天井の桟をしっかり掴む。

頼光「綱め、わしの言うことが聞けぬか!」

と、頼光叫びながら、またも外道丸に斬りかかる。

外道丸、切り落とされた腕から血を吹き出しながら、もう一方の手で山刀を抜き、一振りで頼光の首を刎ねる。

刎ねられた首は、襖を倒して飛翔して転がり、首を失った身体は、騒ぎを聞きつけて駆けつけた家臣どもに向かい太刀を振り回し、その場は手がつけられないありさまとなる。

外道丸、血が吹き出す腕を縛り、騒ぎに紛れて邸内を脱出する。
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#156 京・河原

犬丸たちが、傀儡子の女を相手に励んでいる。
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#155 満月の山中

白い覆面の道鬼を先頭に、二十人程の修験者の一団が、月明かりの山中を忍び走法で音も無く走る。

すべての者が手に錫杖を持ち、道鬼は首に数珠とともに二つのひょうたんを掛け、他の者は背に弓と矢を背負っている。
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#154 ある街道沿いにある家

膳が並び、貞光以下全員が着席しており、爺が酒をそれぞれの杯に注いでいる。

貞光「爺殿、いつも急に泊めてもらい悪いのう」

爺「何を言われます、いつも多額の御礼をいただいておりますのに」

貞光「ここの酒はうまいからな、どうしても足が止まってしまう」

酒が皆に行き渡り、おやじ自分の杯にも酒を注ぎ、

爺「では、皆様、まず私めがお毒味を・・・」

といって、一息に飲みほす。

爺「ふう、結構なお味でございます。ささ、皆様方もさぞお疲れでございましょう、どうぞたっぷりお呑み下さいまし」

そう言われて、貞光が飲み始めると、その様子を見て皆もそれに続く。

貞光「おお、旨い!」

爺「さあ、もう一つ・・・」

と言って、爺が酒器を持ち貞光に進めようとするが、その酒器をぽろりと落とし、口から血へどを吐く。

貞光、顔色を変えて立ち上がり、傍の太刀を抜き放ち空をにらみ、

貞光「綱め、謀りおったな!」

と絶叫しつつ、血へどを吐きながらその場に崩れ落ちる。

爺の連れ合いの婆が酒器を運んできて、もがき苦しみながら死んでいくのを見て仰天する。

そこに、覆面をつけた四五人の者がどかどかと入ってきて、腰を抜かした婆を何も言わずに刺し殺し、般若の面の女が艶めかしい声で下知する。

般若の女「おお、苦しんでおるわ。死に切れぬ者を、早う殺してやるがいいぞ!」

覆面の者たち、すぐさま太刀を抜く。
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#153 満月

妖しい大きな満月。
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2006年03月10日

#152 山中・森の中

外道丸と犬丸たちが、斧で木を切り出している。

犬丸「外道丸、山の暮らしもいいが、たまには都の様子も見たいもの、今夜あたりひとっ走り出かけてみぬか?」

外道丸「そうじゃのう、頼光どもが様子も知りたいし・・・」

猿丸「そうじゃ、そうじゃ、いろいろ暮らしに必要な物も揃えぬといかぬし、何より、息子殿が都に出たくてうずうずしておる」

外道丸「よし、では、皆で出かけようぞ」
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#151 京に上る貞光の一行

貞光が、二十人ばかりの手勢を率いて、街道を急いでいる。
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#150 山中・山深い場所

美しい森が広がる山懐に二十あまりのテントが張られ、その側では外道丸の新しい仲間を含む熊が瀬の者たちが、丸太で柱を組み建物を建てている。
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2006年03月09日

#149 美濃・国司の屋敷

碓井貞光と配下の武将が、廊下を慌ただしく走り、玄関先に倒れている瀕死の騎馬武者から密書を受け取りすぐに読み始める。

貞光「・・・親方様が、すぐに都へ上れということじゃ」

部下「兵と共にでございますか?」

貞光「いや、わしだけじゃ」

部下「だが、ちと妙ではござらぬか、殿が都に行かれるは兵を挙げる時だけのはず?」

貞光「じゃが、親方様直筆の密書だ、すぐさま立たねばならぬ」
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#148 ある寺院・境内(夜)

僧が被る白い覆面をした修験者風の男(道鬼)が、陰気で不気味な様子の修験者たちを従え、一人の般若の面をつけた覆面の女と対面している。

般若の女「ふくという海の魚より採りし毒とは、どのような毒かのう?」

道鬼「さまざまの毒を知っておるが、色もつかず味もせぬ、よく効く薬よ」

般若の女「山にもお詳しいと聞いたが?」

道鬼「幼きより山中で修業を始め、入らぬ山は一つとてない」

般若の女「熊が瀬の者を知っておられるか?」

道鬼「猟をして暮らす山の者じゃ。雪と氷の国から渡来してきたといわれる者たちが、河原に浮浪する者や傀儡子などと交わり、今の熊が瀬の者になったというな」

般若の女「酒呑童子というのは?」

道鬼「きゃつが、丹波の乱破道宗について修業をしている頃、一度山中にて遭遇したことがある。何処の生まれかは知らぬが、鬼のような身体と桁外れの力を持ち、獣のような敏捷さと狡賢さを兼ね備えていると見た」

般若の女「奴等を殺せまするか?」

道鬼「いとも容易きこと・・・(般若の女の顔をじっと見て)だが、この役目はちと高うござるぞ。頼光殿には、金鉱の貸しもあるでの」

般若の女「・・・?!」

道鬼「砂金で三千両、手付けに半金、残りは仕事を終えてから。如何じゃ、我らもここまで明かしたからには、返答によってはただでは済まさぬぞ!」

修験者たち、錫杖を取って身構える。

般若の女「分かり申した、お頼みするが・・・それとは別に、ふくの毒とやらを、わらわに少し分けてたもれぬか?」

二人、顔をじっと見合わせる。
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#147 夜の早馬

騎馬武者が、馬を乗り継ぎ夜を徹して走る。
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#146 京・頼光邸・頼光の寝室

床に臥せった頼光が、傍に控える綱に、

頼光「(力のない声)綱、わしが臥せっているのを他言するでないぞ」

綱「親方様、もとよりのことでございます」

頼光「美濃の貞光にもだぞ」

綱「・・・何故に?」

頼光「貞光は、お前を好いておらぬ、わしに何かあればお前を裏切る」

綱「・・・」

頼光「ところで、金時はどうした? あれは、勅命ということが分かっていぬから、困ったものじゃ」

綱「金時は、化け物に殺されました」

頼光「そうか、わしは、もう金時が都に戻らぬような気がするのう。あれは、都
より森が好きじゃから(あくびをする)」

綱「・・・」

頼光「(眠そうに)綱よ・・・ここにいてくれよ、また眠い」

綱、そのまま眠る頼光の顔を見る。
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#145 早馬が走る

一人の騎馬武者が、次々と馬を乗り継ぎながら街道をひた走る。
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