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2007年03月06日

新ネットワーク「東名阪ネット6」が発足

もっと派手に打ち出せるはずなのにと思うが、見逃してしまいそうな地味な発表があった。

キー局の物まねではなく、U局がネットワークを構築して、独自の番組作りをすると面白いのになあと常々思っていたが、やっと動き出したようだ。


独立U局6局が新番組『第6のネットワークに』

 東京、名古屋、大阪圏の独立UHF局六局が五日、新ネットワーク「東名阪ネット6」を発足させ、新番組の制作発表会見を開いた。番組を共同で制作し、四月から六局が同時間に放送する初の試みを始める。国民の半数が住む三大都市圏という利点を生かし、視聴者の支持を得られる第六のネットワークにしたいという。 (吉村智佳、山田晴子)

 参加したのは、テレ玉(テレビ埼玉)、チバテレビ(千葉テレビ放送)、tvk(テレビ神奈川)、三重テレビ(三重テレビ放送)、KBS京都(京都放送)、サンテレビ(サンテレビジョン=神戸)の六局。独自の放送を続けてきた広域圏独立局六局で、三大都市圏を結んでカバーできる世帯は、二千四百万世帯(5800万人)にもなり、全国の47%を占める。

 共同制作するのは、クイズ・バラエティー番組「カルチャーSHOwQ(ショック)〜21世紀テレビ検定〜」で、毎週月曜午後八時から一時間の放送。直接の制作はtvkが担当するが、内容については、昨年から六局で代表者会議、実行委員会を開き、議論してきた。制作費は均等に拠出し、電波料も均等に分配するという。放送は四月二日から一年間の予定。六局による映画作りや一部局同士のドラマ制作はあるが、ネットを念頭に入れた協力は初めて。

 番組の司会進行役には俳優の筧利夫、アシスタントはtvkの佐藤亜樹アナウンサーが務める。毎回、ゲストを招いてトークを交えながら、クイズ形式で現代社会のカルチャー(文化)の裏側にある情報などを発信していく。また、番組のホームページにアクセスすれば、視聴者もクイズに参加できる。

 会見では、メーンキャラクターでエンディングテーマも歌う筧が「いろんな隠された(カルチャーの)謎や事実を知ってもらうための橋渡し役として頑張りたい」と意気込みを見せた。さらに、独立U局の地域性を生かし「各県の知られざるカルチャーをクイズの問題として出してもいいんじゃないか」などと、注文をつけた。

    ◇

 独立U局を取り巻く状況は厳しい。ブロードバンドの進展に伴う放送と通信の融合が進み、また、政府のマスコミ集中排除原則の緩和策によって、キー局系列の地方局は経営基盤が強化される方向も打ち出され、独立U局は「孤立を余儀なくされている」(tvk・牧内良平社長)という。「厳しい競争に打ち勝っていくのが難しくなるとの危機感が、われわれの共通認識である」と発足の経緯を述べた。

 今後の方向については「個々には手掛けられなかった優れたコンテンツを共同で制作し、同時ネットで放送することで、テレビ東京に次ぐ第六のネットワーク構想を目指す」と意欲的。また、各局の若手プロデューサーによるプロジェクトチームを発足させ、今秋か来春をめどに次の番組開発に乗り出す予定だ。

    ◇

 今回の独立U局による新しい試みに対し、メディアに詳しいオフィスN代表の西正さんは「地上波のデジタル化が進む中、圧倒的な制作力を持つ民放キー局に対抗して、六局が力を合わせて存在感をアピールしていくという方法としては良い取り組みだ」と評価する。ただ「もし(番組が)ハズレたとしても、簡単にあきらめないでもらいたい。コンテンツも当たりハズレがあるもの。すぐに結果を求めず、粘り強くやってほしい」とエールを送る。

 新番組については「バラエティーならば視聴者にも受け入れやすく、やり方次第では成功しやすい。話題作になっていけば」と期待を寄せる。


外部から見ていると、なぜ早くネットワークを組まないのかと不思議でならなかった。

単独では番組スポンサーを獲得するのも大変だと思うが、ネットワークを組むことで営業力が格段にアップするはずだからだ。

これにネットが加わるとどうなるか。

新しいビジネスモデルが誕生しそうだ・・・。

posted by 映画プロデューサー at 10:33| Comment(0) | TrackBack(0) | テレビ×Web2.0=テレビ2.0
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