2007年02月23日

月刊少年ジャンプが休刊!出版不況だというが。

月刊少年ジャンプが休刊するという。

一時は発行部数が150万部、今でも40万部が毎月発行されているが、発展的解消で休刊が決まったと報じられている。

月刊少年ジャンプ休刊…出版不況に勝てず

 集英社の名門漫画雑誌「月刊少年ジャンプ」が6月6日に発売される7月号をもって休刊することが23日、分かった。1974年に創刊され、90年代初頭には150万部の発行部数を誇った人気漫画雑誌も、現在は約37万部と100万部以上も部数を落とすなど低迷していた。出版不況と多メディア化の流れは、ついに月刊漫画誌を代表するブランド“月ジャン”まで飲み込んだ。


最近、五反田駅で無料漫画雑誌をもらって読んでみたが、既存の漫画雑誌同様、あまり面白いとは思わなかった。

そして、”粗製濫造”という言葉を思い出した。

ずっと以前、そのことを知り合いの編集者に指摘しても、”漫画の世界はこんなものだ”と言われ、けんもほろろで、まったく相手にされなかったことがある。

人気漫画雑誌を所有する出版社(社員)は、儲かりすぎて、得意絶頂で、我が世の春を謳歌していた。

漫画家の使い捨ても目立った。

漫画雑誌の傍若無人な”粗製濫造”の弊害が、やっとここに来て顕著になってきただけのことかもしれない。

漫画がそれほど儲からなくなってきたのだろう。

出版不況というが、おびただしい数の新刊書が次から次に発刊され、書店に所狭しとヒラ積みされている安価な新書本を見ると、ここでも盛大な”粗製濫造”が行われているのがわかる。

比較的新しいメディアのDVDが売れなくなったのも、”粗製濫造”以外のなにものでもないというのは常識だ。

コンテンツの出口が増えて、ますます”粗製濫造”に拍車がかかり、まもなくコンテンツビジネス全体を揺るがすような、大きな転回点がやってくると予想される。

その予想は、僕だけでなく多くの人が感じていることだが、誰も明確なイメージを描くことができない。

だから、わかっていてもサバイバルを乗り切るために”粗製濫造”をやめることもできず、制御不能のまま突っ走り、結果、月刊少年ジャンプの休刊のような出来事が、これからいたるところに頻発することになると思った。
posted by 映画プロデューサー at 23:49| Comment(0) | TrackBack(0) | コンテンツ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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