2006年12月04日

テレビのような映画からプロモーション映画へ

いいとか悪いとかではなく、昨今ではテレビ局主導によってテレビを作るように映画が作られ、それらの作品が日本映画の中核をになっている。

今度は、レコード会社主導によってプロモーション映像を作るように映画が作られるようになったとオリコンが報じていたが、遅きに失した感があるのは否めない。

新人プロモーションの新しい形!「プロモシネマ」って何?

すでに、大手芸能プロダクションのA社などはもう30年近くも前に、当時若かった僕らを取り込んでそのようなコンセプトで映画を作り始めたことがあったし、今ではビデオ販売会社や映画館まで経営する上場会社として映画界に一定の地歩を築いている。

僕が知っている限り、「音楽と映像のジョイント」をコンセプトに映画作りに乗り出したA社トップは、映画に対する尊敬とオマージュのようなものがあった。

いや、初期のテレビ局やコード会社の映画製作担当者の多くは、「映画は特別である」という認識があった。

今はない、ということだろう。

今のテレビ局とレコード会社には、映画に対する「おごり」と「貶め」が微妙に混在している。

彼らが作る映画が、所詮テレビでありプロモーション映像であることが、早晩はっきりしてくると思う。

僕がそこに取り込まれたことがあるだけに、よくわかっているつもりなのである。
posted by 映画プロデューサー at 21:01| Comment(0) | TrackBack(0) | 働く現場から | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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