2009年11月10日

映画”僕シリーズ”、量が質を生めばいいと思う

僕は映画に関して言うと、基本的に「量は質を生まない」と思っているし、これまでに何度もそう書いてきた。

それは、「量が質を生む」と発言するプロデューサーが身の程知らずで、ただ傲慢だけのつまらない人間だからだといってもよい。

本音を言えば「量が質を生んでほしい」と思っている。

さっき、こんな記事が目に入った。
草なぎ“僕シリーズ”映画化で主演

 SMAP草なぎ剛(「なぎ」は弓へんに前の旧字体その下に刀)(35)が映画「僕と妻の1778の物語」(星護監督)に主演することが8日、分かった。草なぎが主演したフジテレビ系連続ドラマ「僕の生きる道」「僕と彼女と彼女の生きる道」「僕の歩く道」の“僕シリーズ3部作”の新作として、初めて映画化される。

 今回はSF作家ががんで余命1年を宣告された妻のために、毎日短編を書き続ける夫婦愛を描く。「ねらわれた学園」などで知られるSF作家眉村卓氏の著書「妻に捧げた1778話」が原作。悦子夫人が02年に大腸がんで亡くなるまでの5年間をつづった作品で、星監督は「悲しい話だけではなく、5年間によって夫婦の愛情が確認された世界一幸せな夫婦の物語」と話す。

 1778話の中から数話をピックアップ。CGを駆使して日常で起こる不思議な話を劇中に盛り込む。「僕の生きる道」「僕の歩く道」の演出を担当した星監督は「『僕の生きる道』などは静ひつなドラマ。演出はなるべく控えめにした。今回現実は控えめに、空想はなるべく派手にしようと考えている」とこだわりを明かした。

 がんで余命1年を宣告される妻を演じるのは竹内結子。草なぎとは興収31億円のヒットとなった映画「黄泉がえり」(03)以来の共演となる。10月末にクランクイン。草なぎは「みんなに愛されるすてきな映画にしたいと思います」。竹内は「草なぎさん演じる主人公の思いに激しく心を打たれました。私自身も(主人公)朔太郎さんの思いに応えられるよう、懸命に取り組みたいと思います」と意気込む。

 来年、カンヌなど海外映画祭への出品を目指すほか、海外配給も視野に入れている。来年末か2011年新春公開予定。



僕はこの記事にある”草なぎが主演したフジテレビ系連続ドラマ「僕の生きる道」「僕と彼女と彼女の生きる道」「僕の歩く道」”のことも、星護という監督のこともまったく知らない。

だから思った。

フジテレビ(亀山プロデューサーだけか?)が今も「量が質を生む」という方針で映画製作にかかわっていると推察しているが、こんな経緯で製作された映画が質のいいものに仕上がり、世界で評価されるようになったらいいなと。

知らないものは論評のしようもない。

ただ、映画「僕と妻の1778の物語」が「量が質を生む」ような仕事になればいいなと思う。

そして、「どうかな?」とも考えざるを得ない。

惨憺たる製作現場に思いをはせると、今の「量が質を生まない」システムの上で、「量が質を生む」などはっきり言ってたわごとでしかないと思うのだった。








posted by 映画プロデューサー at 00:04| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画ビジネス | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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