2009年11月09日

3Dバブルをあだ花に映画業界は厳冬期に突入

冬を迎えるにあたって、更に映画業界が厳しいようだ。

今年は3D映画元年などと喧伝されているが目下のところ興行的には苦戦が続き、特に洋画配給業界は文字通り厳冬期に突入したようだ。

こんな記事が公開されている。

トルネードフィルムの叶井俊太郎氏のブログから引用。
もろもろ厳しい!

朝イチに練馬のゴンゾに行き「アフロサムライ:レザレクション」の木崎監督、原作者の岡崎さんのマスコミ取材の立ち会い。結構、でかい媒体とか取材が入ったのでこれはこれでよかったかな。そんなワケで夕方に社内会議。今後の展開など。というか、来年はもっと厳しくなりそうだよなあ。なんとか乗り切りなければ!

AFM!

今週からAFMが始まってます。うちからは買い付けではなく、邦画の販売で参加してます。というワケでオレも今回は不参加です。もうね、買い付けできないですね。洋画マジで厳しいです。なので、しばらく海外映画祭の出張は参加できません。そんなワケで夜、SPOに行き「エアホステス」でお世話になった鈴木さんとメシ行く。


今年はすでにワイズポリシーやムービーアイの倒産があり、興行通信記者上がりで飯の食いっぱぐれのない立場を確保しているK氏などは「今年は映画が壊れる!」なんて言っているが、映画にかかわる人たちの多くは、映画のビジネスモデルが壊れていることを認めたくないらしい。

映画の興行がだめでもビデオやDVDの売り上げで持っていた映画配給というビジネスモデルがとっくに破綻しているのだから、DVDが売れないから洋画の買い付けが出来ないというのは当たり前の話であるのだが。

叶井氏と親しい福井政文氏のブログも引用。
来年も

映画業界は厳冬の突っ込みましたね。トルネードフィルム叶井社長と話しても暗い話ばかり。DVDは売れなくなったと言いますが、売れている流通もあったりで、ようはコンテンツのTPOがずれてきている感じがする。コミックも紙が売れなくなっただけで携帯はまだ伸びる可能性がある。今日はビクターエンタメが売却か?というニュースに驚いた。メディアの変換期と事業の再編の時期なのかもしれないが、決して音楽を聞かなくなった訳ではないので、ここを過ぎてビジネスモデルが固まると又コンテンツ産業に春がくると思う。


そうだろうか?

”ここを過ぎてビジネスモデルが固まると又コンテンツ産業に春がくると思う。”

僕には、とてもそうは思えない。

大きく考えると、百貨店のように大規模なウィンドウ展開をするコンテンツ産業のビジネスモデルが壊れ始めているのだと思う。

また、どちらが後先かはわからないが、映画産業にも自動車産業と同じことが起きていると考えたほうがよい。

だって、コンテンツ産業を支える制作現場は、実質的に破綻しているのだから。




posted by 映画プロデューサー at 22:49| Comment(0) | TrackBack(1) | 映画ビジネス | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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叶井俊太郎 父
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