2009年10月15日

これからは”錦の御旗”より”理念”で行こう

”大義名分”という言葉だったかもしれないが・・・。

最近、必要があって古い仕事仲間や古い友人と連絡をとることが多いが、T君のことを思い出すと同時に”錦の御旗”という言葉が聞こえてきた。

僕が何かを企画したりことを起こそうとしたりするとき、T君は必ず「それが成功するかどうかは、お前が”錦の御旗”を立て切るかどうかやな」と僕に言った。

そして、僕はその言葉に対して心の底で必ず反発するのだが、重要な案件ではいつも”錦の御旗”を立てようとしたし、きちんとした御旗を立てたときはおおむねうまくいった。

だが、立派な”錦の御旗”を立てたからといってすべてうまくいくわけではなく、反感を持たれてつぶされてしまったこともあった。

そんなことを思い出したのは、今、僕が新しい”錦の御旗”を必要としているからかもしれない。

で、僕が反発を覚える”錦の御旗”の意味を調べてみた。

ヤフー辞書には次のように記されている。
錦の御旗
1 赤地の錦に、日月を金銀で刺繍(ししゅう)したり、描いたりした旗。鎌倉時代以後、朝敵を征討する際に官軍の旗印に用いた。錦旗(きんき)。

2 自分の行為・主張などを権威づけるために掲げる名分。「環境保護を―に掲げる」



これ見て、僕の反発がよくわかった。

”錦の御旗”は朝敵を征討する官軍の旗印だったからだった。

ということは、僕は言ってしまえば夜盗のような存在なのに、何かを起こすときだけ都合よく官軍の御旗を振りかざしたに過ぎなかったのである。

僕は半年ほど前から、しきりに後輩のプロデューサーたちに”理念”について語ってきた。

知りえた類例を随時あげながら。

会社で言えば”企業理念”のことであり、チームで言えば”チーム理念”が必要だということであり、それなくして勝利はありえないといった類の話を繰り返し繰り返し語ってきた。

今、それらのことがよくわかった。

それは、僕こそが”理念”を必要としていたのだった。

”錦の御旗”から脱するために。

で、再度ヤフー辞書に。
理念
り‐ねん【理念】
1 ある物事についての、こうあるべきだという根本の考え。「憲法の―を尊重する」2 哲学で、純粋に理性によって立てられる超経験的な最高の理想的概念。プラトンのイデアに由来。イデー。



頭で考えるのではなく体で考える。

僕の勝手な解釈では、これからはブレークスルーではなくマッドスルーだと思う。

とりあえず、古い仲間や友人に感謝。




posted by 映画プロデューサー at 21:40| Comment(0) | TrackBack(0) | 未分類 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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