2009年09月30日

間抜けな強盗と笑い飛ばせなかった

強盗と強盗に入られた雑貨店の店主のやり取りが面白い。

読売新聞から全文を引用。

「朝から金あるわけない!」強盗に店主一喝

 30日午前8時頃、札幌市白石区栄通8の雑貨店で、客を装って入ってきた男が、レジにいた男性店主(72)に包丁(刃渡り約25センチ)を突きつけて「金を出せ」と脅した。


 店主が防犯用にレジの下に置いてあったゴルフのアイアンクラブを振り上げながら「ばかもの、朝から金があるわけないだろ」と大声で一喝すると、男は何も取らずに逃走した。

 札幌白石署が強盗未遂事件として捜査している。発表によると、男は20歳前後で、身長1メートル60〜65。青っぽいジャンパーを着てフードをかぶっていた。

(2009年9月30日15時05分 読売新聞)


加えて、これを記事にした読売新聞記者のセンスも悪くない。

さして景気がよいとは思えない雑貨店の老店主と若い小柄な強盗の瞬時の交錯だが、店主の「朝から来るなよ」というやるせなさと強盗の「時宜を得てなかった」という申し訳なさのような感情があいまって、現代ニッポンの今を見たような気がした。

もちろん、この若者を間抜けな強盗だなどと、僕には笑い飛ばすことは出来ない。

posted by 映画プロデューサー at 19:11| Comment(0) | TrackBack(0) | 新聞記事から | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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