2009年09月20日

自民党総裁選、自分の恥部を各候補者に見る

総選挙のときの自民党の民主党に対するネガティブキャンペーンには多くの有権者が拒否反応を示したが、大惨敗を経験して自民党が大いに反省をしていると思っていたら、党総裁選ではもっと過激なウルトラネガティブキャンペーンが繰り広げられていた。

目くそ鼻くそを笑うというレベルの闘いだ。

もっと悪いかもしれない。

左の鼻くそが右の鼻くそを笑っている。

想像以上に、恐るべきことが始まっているのではないかと思う。

3人の候補者の内2人は世襲で1人は官僚出身だが、3人に共通するのはエスタブリッシュメントであり、ルサンチマンとは縁がなく、さっぱりしているのである。

3人ともそれなりに好感が持てる。

河野氏はいつも赤い顔をしていて飲んでいるのではないかというような暑苦しい雰囲気だが、谷垣氏も西村氏も権力欲とは程遠いようなたたずまいで、平時にはいいけれど戦時にはまったく役に立たないような顔立ちである。

顔で判断してはいけないといわれそうだが、僕は映画プロデューサーであるから、目や顔つきや言動で人(役)を判断する。

女優を見るときは腰つきを大事にする。

においも。

五感で判断するということだ。

その伝で、3人を見てみると、

谷垣氏は、家業継承者として自民党という権力に寄り添うだけで存在してきてまったくクリエイティビティがない人だが、能使としての力量は高く、消滅に向かう自民党を延命させるには最適の人材だと思われる。

河野氏は、父親殺しの衝動を対自民党にすりかえてアイデンティティを確立しようとしていお坊ちゃんで、でやっとそのチャンスが訪れた(遅い)ということであり、負けを承知の総裁選への出馬で離党が決定的である。

西村氏はあまりににもあっけらかんとしていて、総裁選挙ゲームに出られたことを単純に歓んでいるだけの馬鹿のように見えて、古い自民党のパシリをあえて演じていると言われてもしょうがない。

3人の候補者たちは今日から自民党が用意したバスに乗って(途中飛行機などもあるのかもしれないが)全国遊説に出かけるらしいが、いくら3人が激しいバトルを展開しても、一般の国民からすると野党小党の自民党内の内輪の限定的な選挙でしかなく、これから1週間以上も闘い続けること自体が恥ずかしいと思うのは僕だけだろうか。

posted by 映画プロデューサー at 23:50| Comment(0) | TrackBack(0) | 年がいのない日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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