2009年09月17日

テレビにおける酒井法子と総選挙の存在感

先の総選挙期間中に、全国で千人以上の候補者が日本の未来を担うべく激しい闘いを繰り広げているとき、テレビは酒井法子という元アイドル(超一流だったわけではない)の主婦タレントの薬物所持・使用事件に莫大な量の公共電波を費やした。

明治維新以来の変革になるかもしれない総選挙は、たいして売れてもいない一介の主婦タレントのスキャンダルによって、熱狂のない静かな選挙戦を余儀なくされた。

というか、テレビというゴシップメディアのねちねちした攻撃の矛先の餌食にならなかった選挙戦は、冷静に粛々と行われてよかったと思っている。

その結果、民主党のマニフェストがはらんでいる危うい財源問題などが茶の間で取り上げられることもなく、ラッキーにもうまいことすり抜けて、今回の政権交代にいたったと僕は考えている。

酒井法子事件がなかったら民主党はこんなに勝てなかったと思っている。

今日の夕方、酒井法子被告が保釈され記者会見が行われたが、ここにいたっても新政権スタートを出し抜いて、NHKをはじめ各局のニュースのトップを飾っていた。

保釈が決まってから数日間、テレビクルーを湾岸署前に張り付かせている情報バラエティ番組は、当然のように生中継だった。

昨日、鳩山政権がスタートしてメディアは大々的に報道し、鳩山首相だけではなく各閣僚が軒並み大胆な提言をして、その衝撃は官僚にとってクーデター並だという意見もあるほど衝撃的で、やっとテレビもその本質に気づいたかのように見えたが、酒井法子保釈にはかなわなかったようだ。

そこで、また割を食っているのが自民党かもしれない。

電波の時間と枠は限られている。

酒井法子事件、民主党政権発足の陰で、ひっそりと自民党総裁選挙の前哨戦が行われている。

posted by 映画プロデューサー at 23:29| Comment(0) | TrackBack(0) | 野次馬的無責任発言 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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