2009年09月15日

まやかしのコンテンツファンドの末路

読売新聞がこんな記事を掲載していた。

新聞記事はすぐに削除されるので全文を引用。

「フラガール」支援会社、信託免許取り消しへ

 映画「フラガール」の制作を資金支援した「ジャパン・デジタル・コンテンツ(JDC)信託」について、金融庁は14日、信託業務免許を取り消す方針を固めた。

 JDC信託は投資家から約400億円を集めているが、免許取り消しにより、当初予定通りの配当をできなくなる可能性が高い。

 金融庁は、財務悪化や幹部による資産不正流用の発覚で、信託財産を適切に管理できない恐れがあると判断した。信託業務の免許取り消しは初めてだ。

 JDC信託は、映画などの制作費を投資家から広く集める見返りに、信託を受けた知的財産権から生じる収益の一部を、投資家に配当してきた。

 06年に「フラガール」など約20作品の制作費として集めた計46億円分をはじめ、信託財産の多くは信託期間が残っている。投資家はその間、映画のDVD化やテレビ放映などにともなう収益から配当を受け取ることになっていたが、JDCが信託会社としての営業を停止することから、配当は当面、止まる公算だ。

 JDC信託は、一般事業会社に信託業務参入を認めた改正信託業法施行を受けて、2005年5月に事業会社の免許取得第1号となった。「フラガール」の後はヒット作に恵まれず、業績が急速に悪化。純資産額が信託業法の最低ラインを下回ったため、今年6月には金融庁から一部業務停止命令を受けていた。

(2009年9月15日03時08分 読売新聞)


信託会社が免許を取り消されたらどうなるのだろうか?

以前、備忘録もかねてこんな記事を書いたことがある。

2009年06月19日
教育産業、介護産業、コンテンツ産業のまやかし


JDC信託が製作会社の利益を無視したビジネスモデルを構築しようとしたところにもともとの問題があったが、もっと言えば、コンテンツを生み出す製作会社を育てようとする意思も能力もないものが手を出す領域ではなかった。



posted by 映画プロデューサー at 12:56| Comment(0) | TrackBack(0) | コンテンツ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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