2009年09月05日

政権交代とゴシップとスキャンダルのメディア

今度の政権交代は情報バラエティ番組では手に負えないのではないかと思う。

テレビはゴシップとスキャンダルのメディアとしては他の追随を許さない。

総選挙中は酒井法子事件関係で明け暮れていたテレビだが、「民主党圧勝、自民惨敗」で選挙が終わってからは一挙に政治モードになっていった。

といっても、ゴシップやスキャンダルを扱うような手法で、”華麗なる鳩山一族””小沢ガールズ(チルドレン)””権力の二重構造””改めてマニフェスト””哀れな自民党”などがバラエティタッチで面白おかしく放送されるだけなのだが。

テレビは日常的に番組で新聞や週刊誌のニュースソースをフルに利用していて取材力に欠けるが、政治に関してもほとんどその方法しか手がないから、せっかくゲストに政治家を出演させていてもその番組ならではの発言を引き出すことができない。

というか、時間も限られているし、演出という名で質問も答えもあらかじめ決められているし、その上でいかにバラエティ風に見せるかどうかが肝になっているから、新しい発言なんかは日曜日の政治バラエティ番組にでも任せておこうという腹かも知れない。

だから、別にそれで文句があるわけではない。

ただ、そんな政権交代関連の軽い番組ではあっても、コーナーが変わって他の話題になると、とたんに面白くなってしまうような気がするのは自分だけだろうかと思うのだ。

もしかしたら、今はどんなエンタメ(エンターテインメントではない)より政治のほうが面白くなっているのでなかろうか。

古い古いといわれてきた政治や官僚システムが、今回の政権交代によって一気に新しいステージにたつとしたら、これまでの古いシステムの中で新しい先端的な位置を維持してきたと思われるテレビが、一気に旧来のメディアに陥る可能性があるとはいえないだろうか。

いや、僕はもうそうなっていると思っている。

ずっと、テレビはどっぷり自民党的だったのだから。



posted by 映画プロデューサー at 23:29| Comment(0) | TrackBack(0) | 聞かれちゃいけない独り言 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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