2009年05月12日

エイベックスとドコモの携帯電話専用テレビ局「BeeTV」がひどいらしい

エイベックスとドコモが組んで携帯専用テレビ局を設立するというニュースは昨年9月に発表されたが、今年の5月1日から「BeeTV」としてスタートした。

エイベックスのIRニュース「合弁会社に関するお知らせ」(2008年9月30日)

このニュースから気になっていた箇所を引用する。

【コンテンツパートナー企業及び制作者】

1.パートナー企業一覧

株式会社フジテレビジョン
株式会社オズ 『リング』『呪怨』『THE JUON/呪怨』
株式会社ロボット 『ALWAYS 続・三丁目の夕日』『踊る大捜査線THE MOVIE』
株式会社イースト 『僕らの音楽』『どうぶつ奇想天外!』『熱血!平成教育学院』
株式会社ハウフルス 『カミングアウトバラエティ!! 秘密のケンミンSHOW』
『THE 夜もヒッパレ』『タモリ倶楽部』

2.主な制作者

株式会社フジテレビジョン
▼大多 亮(おおた とおる)
・執行役員 編成制作局ドラマ制作担当局長
・「東京ラブストーリー」、「101 回目のプロポーズ」、「愛という名のもとに」、「ひとつ屋根の下」などの
テレビドラマをプロデュースし、トレンディドラマの生みの親といわれる。2004 年プロデューサー業に
復帰し、「プライド」、「愛し君へ」、「東京湾景 〜Destiny of Love〜」、「ラストクリスマス」の月9 ドラマ
を制作している。

≪ドラマ制作センター 最近の主な作品≫
「CHANGE」「ガリレオ」「薔薇のない花屋」「医龍 Team Medical Dragon2」「コード・ブルー」「SP」
「のだめカンタービレ」「プロポーズ大作戦」「ラスト・フレンズ」など
▼港 浩一 (みなと こういち )
・執行役員 編成制作局バラエティ制作担当局長
・「オールナイトフジ」、「夕やけニャンニャン」、「とんねるずのみなさんのおかげです」等のディレクターを
務め、その後多数の人気バラエティ番組を制作している。

≪バラエティ制作センター 最近の主な作品≫
「とんねるずのみなさんのおかげでした」「HEY!HEY!HEY!」「クイズ!ヘキサゴン」「はねるのトびら」
「めちゃ×2イケてるッ!」「爆笑!レッドカーペット」など
▼西渕 憲司(にしぶち けんじ)
・情報制作局長
・朝の情報番組で視聴率トップを2001 年7 月から86 ヶ月連続で獲得している「とくダネ!」を、チーフ
プロデューサーとして立ち上げるなど多数の人気情報番組を制作している。

≪情報制作局 最近の主な作品≫
「めざましテレビ」「めざましどようび」「とくダネ!」「サキヨミLIVE」「ザ・ノンフィクション」
「たけしの教育白書」など

株式会社オズ
▼一瀬 隆重(いちせ たかしげ)
・映画プロデューサー。映画製作会社の株式会社オズ代表取締役、アメリカ法人オズラ・ピクチャーズ社長。
・84 年に、23 歳でプロデューサーとしてデビュー。87 年に『帝都物語』で初めてメジャー作品をプロデ
ュース。『リング』『仄暗い水の底から』『呪怨』が連続してハリウッドでリメイクされ、全世界にJ ホラ
ーブームを巻き起こす。『呪怨』のリメイク版である『THE JUON/呪怨』では自らプロデューサーとして
参加し、続編『呪怨 パンデミック』と続けて全米興行収入1位を獲得。20 世紀フォックス社と日本人
初のファーストルック契約を締結し、ハリウッドでも活躍している。
≪主な作品≫
『帝都物語』『就職戦線異状なし』『リング』『呪怨』『『THE JUON/呪怨』
『いぬのえいが』『感染』『予言』『輪廻』『犬神家の一族』『シャッター』『GOEMON』
以 上


BeeTVはフジテレビを下請け会社として使っているなどと業界内部ではひそかに語られていたが、それはこのビジネスモデルが”大コケ”するのではないかという予感を含んでいるものだった。

単純に言うと、地上波テレビととケータイはまったく異なるメディアだからである。

映画とテレビとケータイはまったく異なるメディアだが、テレビ局がコンテンツ作りの頂点と考えている識者の一人・岸博幸氏が4月6日付けで下記のような記事を書いていた。

携帯専用テレビ局「BeeTV」は儲かるネットメディアになれるか

岸氏が言うように、課金サイトとしてのBeeTVはビジネスモデルとしては新しいかも知れないが、コンテンツ作りのことがわかってない典型的な記事だと思う。

僕は”大コケ”するといってきた一人であるが、成功して欲しいと願っている一人でもあった。

でも、上に引用したような作り手によって、まるで安手のテレビを作るような按配でコンテンツがつくられ、そのまんまユーザーに供用された。

言い方は悪いが、スタート時の資本金35億円に群がった大小のアリたちがせっせと稼いだという図式だ。

”大コケ”しないはずがないではないか。

まだスタートから2週間しかたってないから想像の域でしかないが、いや、相当ひどいらしいという内部情報も聞いているが、抜本的な改革が必要になるほどの”ひどさ”であるはずだ。

抜本的な改革とは、上に引用したところをすべて切って、海のものとも山のものともわからないような若い人たちを起用して、映画や地上波テレビでは絶対出来ないものを目指すべきなのだと思う。

早ければ早いほどいい。

海のものとも山のものとも知れない若者たちにチャンスを与えるべきなのだ。

それが、BeeTVの成功につながる唯一の方法だからだ。

posted by 映画プロデューサー at 22:49| Comment(0) | TrackBack(0) | 働く現場から | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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