2009年03月20日

魚の骨が刺さって分かった家族の真実

わが家だけのことならいいが…。

上の前歯の裏の歯茎に、アジの干物の骨が刺さり、バラバラな家族の実態があからさまになった。

今日の夕食でのこと。

今夜のメニューは、喜多見の商店街にある小さなスーパーで見つけた安売りだが大振りのアジの干物、豚汁、ホウレン草のおひたし。

僕がチャリで買い物に行って調達した食材で、洗ったり、皮をむいたり、煮たり焼いたりして調理した料理だ。
カミさんと娘が仕事を終えて帰宅し、一段落した頃を見計らって、ホウレン草のおひたしに鰹節を振り、豚汁の味噌を溶き、魚を焼き上げた。

「お仕事、ご苦労さん」という言葉を料理に託したつもり…。

で、ささやかな食事も終盤にさしかかって、上の前歯の裏の歯茎に、細いがハッキリと骨とわかる感触で、小さな痛みが走った。

口の中のものを飲み込んで、舌の先でその部分触ると、やっばり骨が刺さっていた。

親指と人差し指を口に入れて、刺さった骨を抜こうとするが、刺さった場所が微妙で、骨の一端が細いこともあり、指でつまむことすらできない。

口を開けっ放しで、唾液が指に伝わり、不快極まりない。

台所で口をゆすぎ、人差し指の爪でこそぎ抜こうとするが、引っかかりがなく抜けない。
歯ブラシでもダメ。

その間に、カミさんと娘は食事を終え、テレビの前に移動して、戯れながら嬌声を上げている。

そうだ、毛抜きだ。

と思って、「毛抜き、どこ?」とカミさんと娘のところにいって聞くと、「毛抜きなんて無いわよ」「あたし、あっても貸さない」なんて言う。

ムカッときて、「ピンセットはどこにある」と聞くと、「知らないわよ」とテレビに視線を向けたまま宣う。

頭にきて、「釣り道具入れ(毛抜きもピンセットもペンチも装備)は何処だ」と強い口調で聞くと、押し入れの奥から釣り道具を引っ張り出されるのを嫌ってか、カミさんが「そこに大きいのだったらあるわよ」とぞんざいな口調で言って、爪切りやハサミも入っている化粧箱を指差そうとした。

そのとき、娘が飲もうとしていたテーブルの上の野菜ジュースのコップに、カミさんの手が当たった。

オレンジ色のドロリとした液体が、娘のジャージーの腿の辺りとホットカーペットにドバッとこぼれ散った。

娘が「ワーッ、気持ち悪い!」と声を張り上げたが、カミさんは毛の長いホットカーペットを慌てて拭きながら、「そんなもの洗濯機で洗えば済むけど、こっちはそうはいかないのよ」と声を張り上げた。

カミさんと娘が言い争っている間に、大きな毛抜きのようなピンセットのようなもので、ラッキーにもアジの骨を掴んで抜くことができた。

おかげで、骨が刺さった不快感はとれたが、新たな不快感が発生した。

日記やブログに書くのが憚られるような出来事だった。

書いてしまったが、一応、名ばかりでも家長という立場を考えると、アップするかどうかは未定だ。

で、夕食から数時間が経過し、考えた末、アップすることにした。

アジの骨が刺さった以外、この出来事が取り立てて特別なことではなく、ほぼ日常的な事柄に属するからだ。
posted by 映画プロデューサー at 23:35| Comment(0) | TrackBack(0) | 年がいのない日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。
この記事へのトラックバックURL
http://blog.seesaa.jp/tb/115966041

この記事へのトラックバック
×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。