2010年02月07日

鬼は存在する

少し飲んで。

お笑い的感覚で、映画を作ってはいけない。

サクサクと作ってもいけない。

客が入らないから。

例えば、「鬼」だ。

以前、映画化された『鬼嫁日記』というブログが話題になったことがあり、その時にも「鬼は存在するよな」と秘かに共感したことがあったが、映画を観に行きたいとは思わなかった。

身につまされて、とてもお笑い感覚のエンターテイメントとして受け入れることができず、「バカな企画」だと思った記憶がある。

シリアスな社会性のある映画として売られていたら、もしかしたら観に行ったかもしれない。

本来は、鬼は恐ろしく怖い存在なのだ。

テレビのお笑いで鬼を面白おかしく扱うことはできるが、その本質は危険極まりないもので、下ネタ以上に細心の注意を払わないといけない類いの存在なのである。

その鬼と今は毎日付き合っているから、わかることがある。

鬼の恐ろしさを直に体験するのはまれだと思うが、大袈裟でなくそれは怖いもので、気が狂って精神病院に入れられた方がよほど楽であるかもしれない。

鬼と同居していると、毎日二十四時間、気を抜くことができない。
これをお笑いに転化することは難しい。

類い希なる才能がいる。

まだ、シリアスに扱った方が受け入れられると思う。

例え、滑稽に見えても。

この辺に、映画の当たり外れの根幹があるのだが、何時間も何十時間も論議されていいのに、まったくスルーされている。

果実は、サクサクと得られるものではないのに。

今も鬼は存在すると思っている。

鬼が何処にいるのか、誰なのかが分かりにくいだけだ。

鬼をおとぎ話の世界に閉じ込めてはいけない。

もっと飲んで。

明日から、「鬼」の企画を動かそう。

と、日曜日に(だから)思った。
posted by 映画プロデューサー at 22:51| Comment(0) | TrackBack(0) | 年がいのない日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

会う約束をキャンセル

今日、池袋で後輩のS・Iプロデューサーと会う約束をしていたが、個人的な事情でキャンセルした。

池袋までの交通費はあるもののお茶代には足りず、またの機会に会えばすむことだったので、キャンセルしても何の問題もなかった。

ただ、キャンセルしても何の問題もないということが、もっともゆゆしき大問題だった。

最近は監督やプロデューサーたちと会っても、ドトールやベローチェ、マックなどの安いコーヒーだけの打ち合わせ(打ち合わせ以前)で、居酒屋に移動して一杯やるなんてこともない。

それはそれでいいのだが、クルマだけではなく、人も燃料がなくては走れない。

僕はカスミを食べて走ることもあるが、それは自己暗示をかけてつくりだした錯覚を利用しているのであって、元気がいいときにほんの短時間だけ可能になることであり、人間って面白いなあというような類いのお話でしかない。

個人的には、この性癖が厄介な問題なのであるが、これは自分でコントロールできない。

むしろ、その性癖こそが、僕自身なのかもしれないから。

出来の悪い性癖だと思っても、どうこうできるものではない。
posted by 映画プロデューサー at 00:17| Comment(0) | TrackBack(0) | 年がいのない日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

広告


この広告は60日以上更新がないブログに表示がされております。

以下のいずれかの方法で非表示にすることが可能です。

・記事の投稿、編集をおこなう
・マイブログの【設定】 > 【広告設定】 より、「60日間更新が無い場合」 の 「広告を表示しない」にチェックを入れて保存する。


×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。