2009年10月21日

久しぶりに銀座の東映本社に行ったが

久しぶりに銀座にある東映本社に行ってきた。

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マネージャーのNさんと東映本社前で待ち合わせて、20年ぶりにYさんと会った。

東映本社前は僕の最も好きな待ち合わせ場所だったところで、待ち合わせの間に思いもよらぬ人と出くわして仕事に発展したこともあり、待ったいる間に昔のいい思い出がよみがえってきた。

今日も、昔どっかで会ったことがあるなあと思う人が出入りしていたようだが、声をかけるところまでは行かなかった。

だって、顔は見知ってても名前を忘れているから、声のかけようもなかった。

今日お会いしたYさんは、30年近く前に作った映画『モーニングムーンは粗雑に』(音楽はサザンオールスターズの桑田圭祐)以来の付き合いだったが、以後これといった仕事をすることもなくご無沙汰をしていた。

いろいろ昔話もしたが、今の日本社会の景気の悪さを受けて、映画界および芸能界も最悪の状況であるということが再確認された。

ただ、以前にも何度も書いたが今は体力勝負なので、比較的体力のある東映の社員であるYさんは、言葉ほどには切迫感が感じられなかった。

今日の文化通信にこんな記事があった。

合計は79.7億円、邦画3社9月興行収入まとまる

邦画3社9月興行収入がまとまった。3社合計は79億7019万8980円(前年同月比80・1%)。


この記事からうかがえることは、邦高洋低が顕著な映画産業において洋画の興行収入はもっと悪く(前年同月比60%?とか)、数日前に書いたようにトータルの興行収入が前年比70%というのは間違いがない数字かもしれないということだ。

東映でNさんとYさんに別れたあと、製作の末端に位置するA社とS社を訪ねたが、深刻さは日に日に増しているように感じた。

これまでは、「今に始まったことではないですもんね」という製作現場のあっけらかんとした嘆息が救いだったが、もうそんな言葉すら聞くことが出来ないような事態に立ち入っているかもしれない。

S社は電話は留守電にして、今月いっぱいで一旦事務所を閉めるとのこと。

体力のないA社はモラトリアム法の成立を待っているという。



posted by 映画プロデューサー at 23:37| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画ビジネス | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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