2009年09月04日

映像コンテンツ・バブルの未来は不透明だ

映像コンテンツのDVDが売れなくて商売にならないという声をどこにいっても聞く。

吐き捨てるような調子で、「映画も映像コンテンツもバブルですよ。つくり過ぎです!」と、まるで僕の責任かのようにいわれることもある。

今日、こんな記事があった。

フジテレビと日本テレビ、GyaOへ出資

ヤフーは9月4日、フジテレビジョンと日本テレビ放送網(日本テレビ)との間で業務提携し、両社がヤフーの子会社であるGyaOに出資することで合意したことを発表した。

ヤフーは4月にUSENからGyaOの株式の51%を譲り受け子会社化した。2009年秋からYahoo!動画とGyaOの両サービスを統合した映像配信サイトを提供する予定だ。

 今回の業務提携により、フジテレビジョンはGyaOが運営する有料映像配信サイトへ「フジテレビ On Demand」を出店する。日本テレビは映像事業に関する、無料広告モデル、課金モデル、EC連携モデルなど、ビジネス全般にわたる協業の検討を行う。両社ともGyaOの株式取得後の出資比率は7%になる。

 出資後のGyaOの資本金は2億5000万円。主な株主はヤフー(51%)、USEN(35%)、フジテレビジョン(7%)、日本テレビ(7%)。

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正直言って、GyaOのことなんか忘れていて、もういつ見たのか思い出すことすらできない。

誰か見ているのだろうか?

それはともかく、今回の出資による業務提携の意味がまったくわからない。

GyaOの株を100%保持していたUSENからヤフーが51%を取得し、今回フジテレビと日本テレビが7%ずつ取得して、USENの持ち株が35%になり、そのうちGyaOからUSENが外れるのだろうなとは想像できるが。

映画ビジネスに顕著なように、映像コンテンツ業界は生き残りをかけて体力勝負になっているが、USENはともかくそんな風も感じられない。

有力ウィンドウを押さえることにかすかに意味は見出せるが、今やGyaO自体にとてもメリットがあるとは思えないし、自称零細コンテンツ・プロバイダーは理解できなくて途方にくれている。


posted by 映画プロデューサー at 23:25| Comment(0) | TrackBack(1) | 映画ビジネス | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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