2009年09月12日

味噌もくそも一緒のメディア(マスゴミ)の行方

メディアが民主党がらみのニュースで賑わっている。

民主党の圧勝で終わった衆議院選挙から2週間がたとうとしているが、酒井法子事件も押尾学事件ももはや過去の話となり、テレビのニュースでは民主党の組閣など人事に関する情報が連日連夜伝えられ、情報バラエティ番組には民主党議員が入れ替わり立ち代り出演していて、まるで政権党による電波ジャックが行われているかのようである。

このようにメディアはこぞって民主党がらみのネタに喰らいつき、一応自民党の総裁選へ向けた情けない動きも抜け目なく追っているが、今後どうしていくのだろう。

民主党は鳩山「故人献金」や小沢「西松事件」など選挙前から抱えている問題があり、選挙後には田中美絵子議員が映画でヌードになったことがあるとか、渡辺義彦議員が自己破産手続き中であるとか次々と新しい問題を提供し続けているが、はたから見ていると、これらの諸問題が巨大政党民主党にとってはまったく痛手ではないように見える。

メディアはこれからも民主党が提供する諸問題を格好のネタとして喰らいついていくと思うが、これから来年の参議院選挙まで民主党の一挙手一投足を追い続けていったとき、どんなことが待っているのかシミュレーションしているのだろうか。

素人考えだが、来年の参議院選挙までの政治はきわめて密度が濃い。

”ミイラ取りがミイラになる”という言葉があるが、メディアはミイラ取りになると思う。

こんなイメージだ。

メディアは民主党と一心同体になり、民主党のジレンマをわがこととして内包するようになる。

なぜなら、2大政党の一方の雄がおそらく消滅するからである。

そうなると、メディアが上から目線ではなく国民目線に立つことだから悪いことではないのだが、今のところ、メディアはこのことについてまったく気がついていないように見える。

それはそうでいいと思う。

宇宙とか、地球とか、世界の環境とか個人レベルで考えると、誰でも大きなジレンマに陥る。

そこでは、自民党とか民主党という対立概念そのものが陳腐であり、誰もがポジショントークの限界を知ることになる。

今や、メディアのほとんどすべてがポジショントークで成り立っている。

インターネットというジャーナリズム・メディアがあるからこんなこともいえる。


一杯飲みながらの記事でした。






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2009年09月11日

自民党の長老たちと論客たちは同じ穴のムジナだ

月刊誌の10月号が出たので図書館に行って読んだ。

『中央公論』、『世界』、『正論』などがあったが、『世界』は総選挙の結果を受けた内容ではないから新鮮味がないし、『正論』はいつものように自民党側に偏っていてウザイし、とりあえず中道っぽい『中央公論』を読むことにした。


目次

日本政治 激動の再出発

政権交代で始まる不可逆的な地殻変動
対談 北岡伸一 御厨 貴

〈鳩山故人献金*竭閨A連立、予算編成……〉
小沢支配≠ノ振り回される民主党政権の不安な船出
伊藤惇夫

〈民主党シフトへ準備着々〉 官僚たち、それぞれの夏
横田由美子

〈日本社会再設計のための提言〉 民主党政権はこう使いこなせ
田中直毅

子供が産まれない国

〈都道府県「住みたい、産みたい」ランキング〉
最悪は奈良、最高は沖縄
少子化無策が広げた再生力格差
辻 琢也
大阪と共に地盤沈下した新興住宅地の奈良県
樋田敦子
古きよきニッポンが残る沖縄の絆と子沢山の風景
福島安紀

歴史としての「全共闘」

〈証言●戦後の転換点と左翼の終わり〉
天皇制・共産党・戦後民主主義
吉本隆明
聞き手 大日方公男
鉛の歳月の彼方に ―なぜ内ゲバを問題にするのか
四方田犬彦
反抗の快感と最後の家庭内暴力
「当時は虚無感すら、熱気を帯びていました」(小池)
竹内 洋×小池真理子
〈毎年三万人が自殺する国で〉
日本に取り戻したい「希望」
姜 尚中


〈芸能人も大学生もなぜはまる?〉
クスリ天国%本の精神分析
斎藤 環


〈厳戒態勢のウルムチ潜入取材〉
「これはジハードだ」
そのウイグル人は、はっきりといった 
八木澤高明

〈日本を救う中国ビジネス最前線〉
『徳川家康』が中国の若者に大人気!
原田曜平


〈リスクに脅える日本の若者たち〉
「起業不毛社会」からの脱却はなるか?
西田亮介

〈移植法改正だけでは何も進展しない〉
必要なのは臓器提供を納得できる明快なロジック
波平恵美子

〈デビュー五〇周年インタビュー〉
ピアニストという蛮族として半世紀を生きて
中村紘子  聞き手 堀江敏幸


時評2009
野党自民党は、しばし「神聖な休息」を
細谷雄一
薬物汚染の原点は国策にあり
内田 樹
夢の遺伝子組み換え技術にひそむ罠
福岡伸一

佐藤優の新・帝国主義の時代8
「官僚制打破」の秘策
佐藤 優



World Scope 世界展望
中国のウイグル統治 鉄拳支配の果てに
ウィリー・ラム
タイ政治の大混乱と賢王の苦悩
ポール・ハンドリー

夢のなかへ
町田 康

月と雷
角田光代

新・時代を創った顔 落合恵子
撮影・文・井上和博
stage 文・大笹吉雄
film 文・岡田秀則
art 文・住友文彦
私の仕事場―坂東玉三郎
ウイグル人の悲哀はビルの谷間に
撮影・文・八木澤高明

今月の一枚
知的な者ほどよく笑う 早坂 隆
人物交差点 
ラビア・カーディル/樫本大進
高座舌鼓 林家正蔵
居酒屋の哲学 池内 紀
さすらいの佛教語 玄侑宗久
超難解クロスワードパズル
新聞の論点 長山靖生
歴史鑑賞 井上章一
正直者の書評 小谷野 敦
Don't trust over 40! 武田 徹
新刊この一冊 福永文夫
著者に聞く 高橋卓志
遺書、拝読 長薗安浩
説苑
編集後記


今回の総選挙で自民党が大敗していわゆる55年体制が終了したが、民主党が圧勝したからといって確たる方針があるわけでもないように、総合月刊誌もよって立つところがない。

政治をリードするような論客が存在せず、結果整理の次元を超えていないが下記の対談はおおむね賛同できた。

政権交代で始まる不可逆的な地殻変動
対談 北岡伸一 御厨 貴


ただ、政権交代によって変わるのは政治だけでなく、官僚も財界もメディアも変化せざるを得ないという論旨はまったく賛同できるが、口ばっかりのあなたたちにも地殻変動は及ぶだろうと思った。

ところで『諸君』が廃刊(休刊?)になったが、独自のスポンサーがついているという『正論』もこのままでは存在が危うくなっているのではないかと思った。

強大な政権党の自民党が壊滅的になった今、目次だけを先月号と比べてみても悲壮感に満ち満ちていて、すでに書き手の面々がマイナー化しているようにすら感じる。

月刊誌を見て(読んで)、メディアにはもちろんだが、論客とかオピニオンリーダーにも地殻変動の影響が及ぶと確信した。



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2009年09月10日

映画界に”毒食らわば皿まで”の気概はない

誰からも求められていないから全面展開するつもりはないが、昨年からDVDが売れなくなって配給会社のビジネスモデルが崩壊し、現在、日本映画業界は相当深刻な状況にあると思う。

今年の春から配給会社の倒産が3件(1件は社長の失踪による消滅)あり、まだ疑心暗鬼にまではいたっていないが、S、G、T、K、Pなどバックに大きな資本がないところはみんな危ないなどと当たり前のように言われている。

今日、Kさんに会って話したことの一部を、自分の日記に下記のように書いた。

また言ってしまった

当たり前のことを当たり前に言うのはなんのも問題もないはずだが、嫌われたり、疎んじられたり、馬鹿だとレッテルをはられたり、時には排除されることもある。

また今日、言わずもがなのことを言ってしまった。

「ほとんどすべての映画配給会社が無責任体制になっており、成績が悪くても責任が問われないシステムで運営されているから、映画ビジネスはなくならないが将来性はない」なんて。

「どの会社も、若い社員の合議制で決定するシステムを取り入れていて、いや、それだけが決定機関であり、しかるべき地位にある人たちが責任を回避している。若い社員は不勉強(人生経験を含む)でパープリンだから将来性なんかあるわけがないじゃありませんか」とも。

最近は明るいうちにしらふで言うから、言ってしまってから「しまった」と反省することもないが、ますます仕事の間口を狭くしているなとは思わざるをえない


僕が考えるに、テレビ局主導の映画作りが相変わらず映画界を席巻しているが、このシステムに入れなかったり、体力がないところは遠からず破綻する。

テレビ局は寡占化を進め、映画観客を総取りする戦略で動いている。

僕の想像では、テレビ局主導の映画が大ヒットして莫大な利益を上げたように見えるが、配給・興行(特に東宝)は利益を享受しているが、製作委員会に名前を連ねる出資者や製作プロの利益はたいしたことないのではないかと思える。

テレビ局の電波を私物化するような大量宣伝の費用が、出資比率に応じた配分に影響を与えないわけがないからである。

テレビ局の戦略的寡占化に継続的に参加できるのは体力勝負ができる一流企業だけで、実のところ他は淘汰の対象としか扱われていないと僕は考えている。

僕が特別目新しいことを言っているわけではないのだが、また僕が言っていることを多くに関係者が肯定してくれるのだが、大きな流れに逆らうことができないようだ。

それだけだ。

”毒食らわば皿まで”という気概があるわけでもない。





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2009年09月09日

コスプレ風俗ライターだったり、映画でヌードになろうがいいではないか

マスコミをマスゴミと言いたくなるようなときがある。

まあ、最近はマスゴミだらけと思っているが。

マスコミが何様だと思うこともしばしばである。

たとえばこんな記事。

「小沢ガールズ」次々驚愕の過去 民主党本部は困惑の様子

総選挙で福田元総理と接戦を演じて比例代表で復活当選した田中美絵子氏に関係する記事で、東京12区で当選した青木愛氏(44)が人気バンドのボーカルと学生時代に交際していたとも書いているが、コスプレ風俗ライターだったり映画でヌードになったぐらいが”驚愕の過去”なのだろうか?

僕には、”金玉”があるのかなと疑いたくなるような世襲のヘタレ議員などより、一般の人が経験していない類まれなる過去を持った”バイタリティあふれる女性議員”と思えるのだが、清廉潔白の経歴の持ち主のマスゴミの人たちには許せないことらしい。

まあ、商売ではあるのだろうが、いかにもつまらない。

自民党のネガティブキャンペーンと同じで、そんな程度で”驚愕”していると成長しつつある読者から見放されるだろう。

ゴシップでもいいから、ゴシップ記事のスキルを上げてほしいと読者は思っているはずだ。

ゴシップメディアだって新しい時代に即応してチェンジしなくちゃ。

時代をリードしたっていいのだから。


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城内実氏を自民党総裁候補にするのは面白い

政治の専門家ではないから政治評論家のような分析はできないが、有権者の一人として映画の製作者の目で政治や政治家を見る。

プロデューサー的に見ると、勢いのある民主党はほっといても大作映画のようなオールキャストの内閣になるからいいが(いいもくそもないが)、自民党は首班指名で誰にするかでもめた挙句若林両院議員総会長の名前を書くことになり、18日には総裁選挙が始まるというが一体主役候補はいるのだろうかと心配になる。

雇われプロデューサーだったら誰でもいいのだが、自らリスクをしょったプロデューサーなら今の自民党のメンバーでは映画は作れないと思う。

石破氏あたりが主役だったら単館上映作品としては成立するかもしれないが、石原氏ではリトル安部みたいな存在感しかなくVシネマにもならないだろう。

出馬しないと明言した舛添氏が主役だったら脇役が立たない(そもそも舛添氏が脇役だから)から、はなっから映画として成立しない。

比例で復活当選した小池百合子氏は旬を逃してしまい、主役どころかもう田中真紀子氏ほどの活躍もできない存在になってしまった。

それでも映画つくらなければならないとしたらどうするか?

オーディションをやってる暇もないし、そんな新人を主役にするのなら小泉新次郎ではどうだ・・・そんなところに、今の自民党はある。

朝のテレビでチラッと見たのだが、静岡7区で自民党推薦の片山さつき氏や民主党推薦の斉木武志氏を破って無所属で当選した城内実氏が出演していて、番組の終了前に「自民党は城内さんを自民党に迎えて、総裁になってもらうぐらいの度量があったら面白いのになあ」なんて誰かが言っていた。

僕が自民党再生映画のプロデューサーだったら絶対見過ごせない主役候補だと思った。

見た目だけではない。

城内実(ウィキペディア)

平沼赳夫グループごと自民党に迎え入れるべきだと思う。

党が割れても。

映画プロデューサーの野次馬的無責任発言でした。



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2009年09月08日

シネマ・カフェ・ネットの叶井俊太郎氏のブログ

前に、映画配給会社のワイズポリシーやムービーアイが倒産し、ザナドゥーの社長が失踪して廃業状態になっていると書いたことがあるが、それにかかわる記事としてシネマ・カフェ・ネットのブログが目に付いた。


某配給会社!

2009年09月07日 by 叶井俊太郎 (プロフィール) RSS配信

午後イチに某配給会社の失踪したとウワサの社長の自宅マンションに行ってみる。ポストに会社の名前があるのは見つけたが、管理人のメモ書きで「誰もいません」と張り紙がしてある。入り口はオートロックだったけど、管理人さんがいい人で開けてくれたので、部屋の前まで行きドアを叩くが反応なし。ドアの横に窓があったので、触ってみると開くじゃないですか!ビビったが思い切って開けてみると何もなし!家具もエアコンも電球まで何もない!これは夜逃げか?と思うほどですよ。いまはどこで何してるのか。最近は携帯電話もついに通じなくなってるし。ほぼ回収はあきらめる。


上の記事を書かれた叶井俊太郎氏は配給や宣伝を手がけるトルネードフィルムの代表である。

このような記事が当事者によって書かれることは極めて少ない(ほとんどない)が、今、業界内には噂も含めてさまざまな情報が飛び交っている。

業界通のK氏がS監督に「今年は映画が壊れるぞ」と言ったそうだが、小さくて狭い業界のことを考えると、凄まじい淘汰が始まっていると思わざるを得ない。


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もう、GyaOなんて古いのじゃないのかな?

こんな記事が目に付いた。

GyaO、無料と有料の2サイトにリニューアル--プレーヤーにはSilverlightを採用

もう、ネットであれケータイであれ動画サイトなんて古いのじゃないかと思っている。

おそらく、ヤフーがUSENが経営するGyaOを買収して上記のようにリニューアルしても、多少は会員も増えるだろうが、もう時宜を逸しているとしか思えないのだがどうだろうか。

ウィンドウバブルである。

体力勝負で、使い古した寄せ集めのコンテンツを腐るほど集めて、デパートとアウトレットとコンビニをゴチャにしたような動画サイトを提供すること自体が、いささか古いと思うのは僕だけだろうか。

もうネットもケータイも、それにまつわるコンテンツも、インフラも機能も何の新鮮味もないはずで、それにかかわる経営者たちの頭脳そのものが社会の変化のスピードについていけず、コモディティ化していると僕は思う。

もう、小銭を稼いでいるに過ぎない。



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2009年09月07日

テレビのシステム変更は可能か?

イチローがメジャーリーグ2000本安打を達成したという朗報と共に、こんなニュースが目に付いた。

電通、役員報酬返上を延長 続く業績低迷で

出版業界では業績がよさそうだと思っていたゴマブックスが民事再生法を提出したという。

ゴマブックス、民事再生法を申請 小説「赤い糸」出版

電通でさえ業績が低迷する中、映画や出版も含むメディア業界は惨憺たる有様である。

今日、こんな日記を書いた。

久しぶりに吉祥寺でEプロデューサーとM監督と一緒に会った。

そこで出た話だが、今もしかるべきポジションを確保している業界でも有名な世渡り上手のK氏が、M監督に向かって「今年は映画が壊れるぞ」といったそうである。

僕からするととっくの昔に映画のビジネスモデルは壊れているから何も驚くことはないが、倒産が弱小の配給会社や製作プロだけではなく中核を担うところにまで及ぶということだと察した。

狭い業界なのに、あるいは狭いからかもしれないが、映画業界は労働力(想像力&創造力)の流動性などとは程遠く、あらゆる局面で典型的なガラパゴス化現象が見て取れる。

そこでわれらが、物欲しげに島の周辺をぷかぷかと浮遊しているとするなら、そんな奴に何の未来もないといわれるのが落ちだろう。


たとえはよくないが、旧来メディアを自民党とたとえた場合、民主党に当たる勢力が存在しない。

税金で成立している政治や官僚組織と違って、市場原理で成立している民間の違いだということもあるが、その多くが既得権益(許認可、再販制度、記者クラブ制度など)の上に成り立っていて、長期一党支配体制と一体化して存在し続けたからではないかと思われる。

テレビ局と製作プロダクションの関係は”捏造事件”などで話題になり多少改善されたところもあるが、不況によって、孫請け会社などは仕事にありつくこともできず放置されているのが現状だ。

放送と製作の分離をするだけで俄然製作プロの業績は一挙に上がり、放送内容も格段と進歩し、世界マーケットを視野に入れたコンテンツなどを生み出すことも可能になると思うが、そんなことを自由に発言することができないのが今のテレビ業界である。

放送と製作の分離が現実となったら、今のようにテレビ局主導の映画作りもできなくなる。

テレビ局の映画関係者はテレビ局が映画作りに参加したから今の映画界があるなんていっているが、まったくの噴飯もので、高価な電波を私物化して大量宣伝で映画観客を囲い込んだだけなのであり、テレビ局などは一時の自民党の派閥のようなもであるに過ぎないというのが本当のところだ。

今、製作プロダクションにとってもっとも求められているのは放送と製作のシステムの変更だが、テレビ局とのいい関係を続けていくために(仕事を失いたくないがために)、ほとんどの製作プロダクションは派閥のポチになっていてこのことについて議論すらない。

視聴者や観客の利益になることだから、またひいては国益にもつながっていくことだから、今回の政権交代を機に改めて考えを深めてみようと思った。


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2009年09月06日

政権交代に元気をもらう

アメリカの大リーグで活躍するイチローや若いプロゴルファーの石川遼などに元気をもらってきたが、これまで日本の政治や政治家に元気をもらったことはなかった。

先の小泉郵政選挙のときは、いわゆる劇場型選挙に踊らされているメディアにも国民にも辟易させられて、大きな仕事上の失敗にも関係していたから元気をもらうどころではなかった。

むしろ腹が立って、年がいもなく自暴自棄になりそうだったが、そのときに体験的に学ぶことができたこともあった。

永田町の議員会館に何度も赴いたり、B庁にも書類を出したり連絡をしたり、一日仕事になるF県庁には20回以上も行って(通って?)タイトロープな毎日を送っているとき、郵政解散総選挙になってとことん翻弄されたが、そのときに政治や官僚(地方の役人を含む)たちが織りなすシステムの一端を見て感じることができた。

そのときの失敗の原因がすべて自分にあるということを前提にいうのだが、僕が垣間見たシステムは僕を元気付けるものではなく、僕の生気を奪い取っていくようなものだった。

だから、今回の選挙によって起こった政権交代は画期的に日本を変える可能性があると思っている。

まず、国民が自らの1票によって政権を変えたということがすでに画期的である。

国民が自分たちの手で政治を変えることができるということを体験したことが大きく、もし民主党がマニフェストに書かれたことを実行していくことができたら、国民はもっともっと成長していくと想像される。

もしそうなるとしたら、どんなに元気をもらうことになるだろうかと思うのである。

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自民党のネガティブキャンペーンは誰が始めたのか?

麻生総理は演説で民主党の批判ばかり繰り返していたが、ネットCMやチラシによる自民党のネガティブキャンペーンにはあきれはてた。

特にチラシは、ほんの最近まで衆議院議員300人を擁していた政権与党が作成したものとは信じられないようなひどいもので、もしかしたらどこかの野党が自民党を陥れるためのネガティブキャンペーンだったのではないかと思えるほどだった。

ずいぶん昔の田舎の首長選挙などで行われていた記憶があるが、今の世の中で、それも衆議院選挙で、政権与党の自民党によってこれだけ大々的に行われたネガティブキャンペーンは、いったい誰が始めたのだろうか?

当然、自民党の執行部が関係していることだろうが、いや、関係していなかったのではないかとすら思えるのだが、誰の差配で行われたのだろうか?

「それは執行部に決まっているじゃないか」といわれても、素直にうなずけないものがある。

それほど常軌を逸していると思うからだ。

「常軌を逸していたんだよ」ということであれば、常軌を逸した人たちばかりが残った自民党に再生の道はないはずだ。

選挙屋に丸投げしていたとしたら、もう終わっているのも同然だが。

ネガティブキャンペーンは今も自民党のサイトに詳しい。

http://www.jimin.jp/sen_syu45/hikaku/index.html

後学のためにこのサイトそのものを保存しておきたいほど、徹底したネガティブキャンペーンが張られていたことがわかる。






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2009年09月05日

政権交代とゴシップとスキャンダルのメディア

今度の政権交代は情報バラエティ番組では手に負えないのではないかと思う。

テレビはゴシップとスキャンダルのメディアとしては他の追随を許さない。

総選挙中は酒井法子事件関係で明け暮れていたテレビだが、「民主党圧勝、自民惨敗」で選挙が終わってからは一挙に政治モードになっていった。

といっても、ゴシップやスキャンダルを扱うような手法で、”華麗なる鳩山一族””小沢ガールズ(チルドレン)””権力の二重構造””改めてマニフェスト””哀れな自民党”などがバラエティタッチで面白おかしく放送されるだけなのだが。

テレビは日常的に番組で新聞や週刊誌のニュースソースをフルに利用していて取材力に欠けるが、政治に関してもほとんどその方法しか手がないから、せっかくゲストに政治家を出演させていてもその番組ならではの発言を引き出すことができない。

というか、時間も限られているし、演出という名で質問も答えもあらかじめ決められているし、その上でいかにバラエティ風に見せるかどうかが肝になっているから、新しい発言なんかは日曜日の政治バラエティ番組にでも任せておこうという腹かも知れない。

だから、別にそれで文句があるわけではない。

ただ、そんな政権交代関連の軽い番組ではあっても、コーナーが変わって他の話題になると、とたんに面白くなってしまうような気がするのは自分だけだろうかと思うのだ。

もしかしたら、今はどんなエンタメ(エンターテインメントではない)より政治のほうが面白くなっているのでなかろうか。

古い古いといわれてきた政治や官僚システムが、今回の政権交代によって一気に新しいステージにたつとしたら、これまでの古いシステムの中で新しい先端的な位置を維持してきたと思われるテレビが、一気に旧来のメディアに陥る可能性があるとはいえないだろうか。

いや、僕はもうそうなっていると思っている。

ずっと、テレビはどっぷり自民党的だったのだから。



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2009年09月04日

映像コンテンツ・バブルの未来は不透明だ

映像コンテンツのDVDが売れなくて商売にならないという声をどこにいっても聞く。

吐き捨てるような調子で、「映画も映像コンテンツもバブルですよ。つくり過ぎです!」と、まるで僕の責任かのようにいわれることもある。

今日、こんな記事があった。

フジテレビと日本テレビ、GyaOへ出資

ヤフーは9月4日、フジテレビジョンと日本テレビ放送網(日本テレビ)との間で業務提携し、両社がヤフーの子会社であるGyaOに出資することで合意したことを発表した。

ヤフーは4月にUSENからGyaOの株式の51%を譲り受け子会社化した。2009年秋からYahoo!動画とGyaOの両サービスを統合した映像配信サイトを提供する予定だ。

 今回の業務提携により、フジテレビジョンはGyaOが運営する有料映像配信サイトへ「フジテレビ On Demand」を出店する。日本テレビは映像事業に関する、無料広告モデル、課金モデル、EC連携モデルなど、ビジネス全般にわたる協業の検討を行う。両社ともGyaOの株式取得後の出資比率は7%になる。

 出資後のGyaOの資本金は2億5000万円。主な株主はヤフー(51%)、USEN(35%)、フジテレビジョン(7%)、日本テレビ(7%)。

.


正直言って、GyaOのことなんか忘れていて、もういつ見たのか思い出すことすらできない。

誰か見ているのだろうか?

それはともかく、今回の出資による業務提携の意味がまったくわからない。

GyaOの株を100%保持していたUSENからヤフーが51%を取得し、今回フジテレビと日本テレビが7%ずつ取得して、USENの持ち株が35%になり、そのうちGyaOからUSENが外れるのだろうなとは想像できるが。

映画ビジネスに顕著なように、映像コンテンツ業界は生き残りをかけて体力勝負になっているが、USENはともかくそんな風も感じられない。

有力ウィンドウを押さえることにかすかに意味は見出せるが、今やGyaO自体にとてもメリットがあるとは思えないし、自称零細コンテンツ・プロバイダーは理解できなくて途方にくれている。


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2009年09月03日

消滅に向かう自民党の行方(2)

今、自民党が最高に面白い。

総裁選挙の投開票が28日と決まっていたにもかかわらず、町村氏が16日の特別国会前に総裁選挙を前倒しすることも可能じゃないかと言い出したり、同派の小池元防衛省が脱会届を出したり、津島派が麻生総理に投票しない方針を決めたり、傍から見ているとてんやわんやの有様となっている。

民主党も面白いが勢いがあるので、多少のギクシャクがあってもあたりをなぎ倒すように前進していくばかりで、雄々しくはあるがユーモアに欠ける。。

その点、自民党は滑稽ですらあり、これまでになく楽しませてくれている。

落選した大物が派閥の領袖であったり要職についているから、今もテレビ画面にもたびたび登場してきて、さりげなく振舞うその姿が哀れだし、笑わせてくれる。

”自民分裂含み”という言葉がメディアに連発されるが、確かにそんな感じもあるが、とても分裂するエネルギーは感じられず、メディアもまったく先が読めてないようだ。

政治評論家や識者もそうだ。

週刊文春に特別寄稿(緊急寄稿?)した立花隆氏の記事もなんと言うことはない。

前例がないことが起きているから、想像力に欠けた勉強家たちは同じようなことばかりいっている。

まあ、それも含めて今起こっていることは面白い。

先ほど、鳩山代表が小沢代表代行に幹事長就任の要請をしたらしい。

「権力の二重構造」とか「小沢支配」とかの言葉も乱発されるが、それが何なのであろうか。

民主党の下部組織に属してるわけでもないメディアや識者がさも重大事のように取り上げるが、大組織には二重はおろか三重四重の権力構造があって当たり前ではないのか。

「小沢支配」などというのは週刊誌が使う”釣り”の言葉でしかないのではないか。

まあ、そんなことも含めて面白い。



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2009年09月02日

消滅に向かう自民党の行方(1)

”自民党は有権者によって公開集団リンチにあうだろう”とこれまでに何度も書いてきた。

昨日はまだそのリンチが終わったわけではなく、これからも更に続くだろうと書いた。

今日、舛添厚生労働大臣が総裁選不出馬を表明し(請われて復活の可能性があるが)、比例で復活当選した小池元防衛長官が小選挙区で破れたものに総裁選出馬の資格はないといって辞退し、自民党の混迷振りがさらけだされている。

また、小池氏は首相指名選挙について「多くの同志をむざむざと戦死させた『敗軍の将』の名を書くわけにはいかない。ここは白紙だ」と報道されているが、自民党は完全に統治能力を失ったようだ。

そして、自民党総裁選挙が18日告示、28日選挙で行われることが決定しているというが、またまた恐ろしく間延びした日程で、恥の上塗りでもするつもりなのだろうかと疑ってしまう。

解散してから40日以上が過ぎているのに、ほんの数日前に選挙結果が出て民主党の3分の1ほどの小党になっているのに、まだ政権党のようなつもりの人がいるのだろうか。

自民党はしおらしく反省する必要はないと思う。

反省していますといった風情の総裁を担ぎ出すと、ますます消滅への道を早めることになる。

なんだかんだいったって、まだ以前の民主党より議席が多いのだ。

今回の選挙結果について元気に反省し、来年の参議院選挙で絶対に勝ちますからと力強く宣言できるような総裁を選び出すことができればリベンジの可能性もある。

それには、国民が「えっ!」と驚くようなビジョンを示さなければならないが、それしか道がないと思う。

といっても、自民党内を見渡しても衆議院議員の中にはこれといった人材が見当たらない。

老齢、世襲、比例復活・・・困ったもんだ。

正直言って、ここはみんなで頭を下げて舛添氏にお願いするしかないはずだ。

舛添氏は早々と総裁選辞退を発表し、みんなが頭を下げに来るのを待っている。

ということではなかろうか。

これができないと、自民党への公開集団リンチは続くと思う。

ある意味で、有権者は”漢(おとこ)”を求めているのである。

言い方は悪いが、自民党は生贄を差し出さなければならないのだ。

”漢”とは生贄であり、舛添氏はその生贄になる覚悟ができているのではないかと思うが、僕の思い過ごしだろうか。

翻って民主党の面々を見ると、男女を問わずエネルギッシュな”漢”で満ち溢れているように見える。

いずれにしろ、自民党の面々をウォッチングしていこう。

民主党の面々が半世紀ぶりの政権交代で初めての経験をしているとするなら、自民党の面々だって誰も経験したことのない経験をしているのであって、おちょくらずに真摯に見ていく必要がある。

僕だって有権者として初めての経験をしているのだから。



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2009年09月01日

自民党の消滅は予想より早いかもしれない

政治家がバラエティ番組やワイドショーに出る時代は終わったと思っているが、半世紀ぶりに国政の政権交代が実現した今は致し方ないし、徹底的にでまくった方がいいとすら思っている。

8月30日に行われた衆議院選挙で308議席を獲得した民主党が政権をとり、日を置かずして翌日から、鳩山代表はじめ民主党議員たちはテレビの主役に躍り出た。

鳩山代表の行動は随時ニュースのトップで紹介され、民放のワイドショーは鳩山氏の経歴を(好意的だが)面白おかしく伝え、全国の派閥の領袖に差し向けられて当選した女性候補者(刺客)と関係者が歓ぶ様子の映像が繰り返し流され、東京都選出の松原仁氏などは朝から晩まで出ずっぱりという始末だ。

一方、119議席で大惨敗した自民党もテレビに描き出される。

テレビ番組に悪意はないというものの、どうしても圧勝した民主党と惨敗した自民党という比較構成になってしまい、勝てば官軍負ければ賊軍の印象が付きまとう。

そんな中、麻生総理の同情を拒否するような毅然とした姿はなかなかだとも思うのだが、闘いきって破れた男の哀愁のようなものがまったく感じられない。

今日発足した消費者庁など潔くない感じがする。

テレビだけでなく世間に、「麻生さんやめないで!」という気分がまったくない。

自民党は思ったより早く消滅するかもしれない。

昨日も書いたが、比例復活で実績のある老齢の議員がゾンビのようによみがえり、若い議員も当選したのだろうが目立たなくて、自民党は老人ばかりの政党になったような印象である。

人も党も”惜しまれる”ということと無縁になっている。

貧すればどんすで、目つきが悪い人ばかりが残っているように見える。

16日からの特別国会で首班指名が行われることになり、自民党は誰を首班として名前を書くのかが決まっていないが、ここが最初の関門になるだろう。

「誰を書いたって総理大臣になれない」のだから、「麻生太郎で行くべきだ」といっている人たちもいるし、加藤紘一氏などは白紙でいいといっている。

もしかしたら、自民党議員で「鳩山由紀夫」と書く人が出てきてもおかしくないような気配を感じるがどうだろう。

で、そのまま自民党を離党して無所属になり、ほとぼりが冷めた頃に晴れて民主党入りという可能性が高いのではないか。

もちろん、扱いにくい社民党や国民新党はずしも含めての攻防でもあるが、徹底的な自民党つぶしが始まるとしか思えないのである。

選挙は終わったけれど、有権者の公開集団リンチはまだ終わっていないと、僕は考えている。

”負けっぷりが悪い”のである。

麻生総理と自民党が「ごめんなさい」というまで有権者は許さないだろう。

民主党が自民党をつぶすという構図になるかもしれないが、今回の政権交代を実現させた有権者たちの意志が働いた結果であるといえる。

まだ、そうなったわけではないが、きっとそうなると思う。

それほど国民は追い込まれているのだから。





posted by 映画プロデューサー at 23:56| Comment(0) | TrackBack(0) | 2009総選挙 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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