2009年04月30日

死語になったロングテールの背景?

WEB2.0時代の目玉の一つがロングテールだった。

ウィキペデイアによると、

ロングテール

The Long Tail(ロングテール)とは、「あまり売れない商品が、ネット店舗での欠かせない収益源になる」とする考え方。

090430.gif

黄色い部分がロングテール



それまで捨てられたり、倉庫に眠っている商品がネットでは売れるということで、ネット内だけではなく新聞や雑誌がこぞってロングテールを取り上げていたことがある。

今では死語になっているのでないかと思われるが、如何に?

当時から、ロングテールの末端に位置する商品(書籍)を抱えている身としては、年に一冊(いや月に一冊でも)売れたところでちっともありがたくもなく、商品を提供しようなどとはつゆも思わず、全世界で何万種類のごみのような商品を集めて商売をする、アマゾンのようなアグリゲーターのビジネスモデルでしかなかったのではなかろうか?

そんなに全世界で売れる商品はない。

新聞雑誌だけでなく、テレビもロングテールを何度も扱っていた。

セカンドライフ登場前後もそうだった。

「尻馬に乗ったメディア」と言おうとして思った。

「お金が流れていた」のではないか?

”豚インフルエンザ”はアメリカの謀略だという説もあるらしい。

世界金融危機を引き起こした勢力が、生き残りをかけてとんでもない手をてを打ってくるという説もネット上に垣間見える。

荒唐無稽のありえない説と切って捨てられないような状況が到来しているような気がする。

バイラルマーケティングを使いこなそうとするような小ざかしいことが通用しないような、グローバルな混沌の世界が到来しているのではないかと思う。

今月号の文学界で大江健三郎と井上ひさしが対談していて、大江健三郎が北朝鮮のテポドンが問題なのではなくて、日本中を射程距離に置いた100基とも200基とも言われる、核弾頭を搭載したノドンが問題なのではないかと言っていた。

その通りだと思う。

マスメディアはこのことには触れない。

マスメディアの凋落はネットのせいではなく、いやネットによって下々から”尻馬に乗る”ことが見透かされたことなのではないかと思った。

厄介なことをスルーしている。

ジャーナリズムのやることではない。

まあ、大きく変化するパラダイムシフトのひとつと捉えていればいいことだが。

アマゾンのためではなく、コンテンツホルダーのためのロングテールであろうとすれば、ロングテールという死語が蘇ることもあるだろうが、蘇ったからといってそこから先はよくわからない。


これから本当のサバイブがはじまるのかもしれない。


posted by 映画プロデューサー at 23:50| Comment(0) | TrackBack(0) | ロングテール作戦 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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