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2006年12月31日

年越しそば、がめ煮、雑煮などを調理する

久しぶりの(20年ぶりか)東京での年末年始を過ごしている。

年越しそば、がめ煮、雑煮など、これも久しぶりに自分で調理した。

では皆さん、よいお年を!
posted by 映画プロデューサー at 23:59| Comment(0) | TrackBack(0) | 聞かれちゃいけない独り言

2006年12月30日

東宝映画『椿三十郎』リメイク版、織田裕二主演でも当たるわけがないと思うのだが

先日、H社のNさんとUさんと正月映画の話をしていたときに、リメイク版映画『犬神家の一族』と『椿三十郎』についても短いやり取りをしたことがある。

『犬神家の一族』が正月映画として苦しい闘いを強いられているのは既定の事実だが、来年公開される『椿三十郎』も同じような歩みをたどるだろうと僕は予想していた。

ところがである。

Uさんは、「入るんじゃないの」と言った。

僕は、惨憺たる結果になると思っている。

黒澤明監督と三船敏郎コンビによる前作は、予告編で血が噴水のように吹き出るシーンが評判になり、若い僕は満を持して観に行った記憶があるが、今回の森田芳光と織田裕二によるリメイク版は、何が期待されると言うのだろうか?

角川春樹事務所作品で東宝配給だし、宣伝もしっかりされるだろうし、そこそこお客は来るかもしれないが、僕は『犬神家の一族』よりひどい結果になると思っている。

誰が観に行くのか、わからない。

織田裕二ファンがどれくらいいるのかもわからないが、彼のファンが『椿三十郎』のようなつくりごとの人物を演じてもらいたいと、願っているわけがないと僕は思っている。

作品の当たり外れはあるものだが、僕の考えでは「当たるはずがない」という作品である。

「当てようがない」といってもよい。

ハリウッドのように、数億円で製作した日本映画を数十億円の予算に膨らませてリメイクして世界配給をするわけでもなく、もしかしたら、当時よりも少ない予算で製作するような日本型リメイクが成功するわけがないと僕は思っている。

でも、Uさんは「来るんじゃないの」と平然として言う。

この差はなんだろう?

ずっとその業界にいるとわからなくなることがあるが、いつの間にかルーティンワークに陥り、業界の傾向に流されているのではないか、Uさんは。

それとも、僕が世間からずれているのか。

そんなことを考えさせられるやり取りだった。

黒澤作品のリメイク版ということに加え、角川さん、東宝さん、森田監督さん、織田三十郎さんと役者がそろい、映画の出口は完璧な態勢となるはずだが、それだけにコケたときのショックは大きいと思う。

今年製作された映画の本数は600本とも700本とも言われ、映画バブルだと断じる人も少なくはないが、わが国の映画産業にこれまでなかった事態を引き起こすような、そんなショックになるのではないかと思っている。

それがいいか悪いかではなく、ネットでの動画配信加熱とあいまって映像バブルが頂点に達っし、日本映画のグローバル化がより求められることになり、とんでもない映画が生み出される可能性が出てきたといえるかもしれない。

いま、日本映画界では「リメイク版は当たらない」という学習がなされているのではないかと、僕は前向きに思っている。
posted by 映画プロデューサー at 23:41| Comment(0) | TrackBack(0) | 聞かれちゃいけない独り言

2006年12月28日

松山千春の自伝的小説『足寄より』異色の朗読CDドラマ

パッケージビジネスは終了したわけではなかった。

文化通信の「特集/松山千春の自伝的小説『足寄より』異色の朗読CDドラマ」という記事を読んで、このところの悩みが一気に解決したような気がした。

最近、ある企画のラジオドラマ化を考えていて、儲からないまでもどうしたら収益を上げられるかが思いつかなくて煩悶していたが、この記事ですっきりと先が見えてきた。

ネットビジネスの最先端を予測する関係記事を見ていると、今にもパッケージビジネスは終わったような気にさせられ、僕は新聞・雑誌だけでなく比較的新しいCD・DVDをも切り捨てていたようであった。

で、それを反省して、さっきノートに思いつく限りのアイディアを書き連ねた。

CD化して、販売すればよいのだ。

こんな簡単なことが見えなくなっていた。

思いつく限りにアイディアは、今、一挙に公開するわけにはいかない。

企業秘密というより、もしかしたら、恥ずかしいほど幼稚なアイディアではないかと思っているからである。

でも、少し明らかにする。

キーワードは「公募」と「集合知」と「賞金」で、これらのキーワードを絡めたビジネスモデルを考えているということだと思う。

思わせぶりな・・・。
posted by 映画プロデューサー at 23:21| Comment(0) | TrackBack(0) | 働く現場から

2006年12月27日

それにしても、さみしい正月映画になったもんだ

先週で、いわゆる正月映画が出揃った。

邦画と洋画の興行収入の逆転が話題になっているが、今日、H社近くのデニーズでお茶を飲みながらの会話から、全体の興行収入は2000億円に届きそうにないなと思った。

僕「ところで、『大奥』の入りは?」

Nさん「だめだよ」

僕「リメークの『犬神家の一族』もよくないね」

Uさん「投げてたんじゃないの」

Nさん「正月はだめだよ」


興行成績  (2006年12月23日〜2006年12月24日) 毎週水曜日更新
順位 先週 作品名 公開週数

1 1 硫黄島からの手紙 3
2 - 大奥 1
3 2 劇場版 どうぶつの森 2
4 3 エラゴン/遺志を継ぐ者 2
5 4 武士の一分〈いちぶん〉 4
6 7 NANA2 3
7 - シャーロットのおくりもの 1
8 9 007/カジノ・ロワイヤル 4
9 6 ライアンを探せ! 2
10 8 犬神家の一族 2

(興行通信社調べ

フジテレビのテレビドラマを映画化した『大奥』、キャスティングが1作目から変更になった2作目の『NANA2』、前作と同じつくりのリメーク『犬神家の一族』などが並ぶと、アメリカ映画がリメークやシリーズものが多くハリウッドの企画が貧困になっているといわれているが、日本映画も”これでいいのか日本映画”という状況に陥ってはいないだろうか。

その中で、山田洋次監督作品『武士の一分』(木村拓哉主演 松竹)の健闘が光るが・・・。
posted by 映画プロデューサー at 19:43| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画ビジネス

2006年12月26日

ロングテール作戦という新カテゴリを作った

久しぶりに新しいカテゴリを作った。

名づけて『ロングテール作戦』。

改めて、”ロングテール”という言葉の説明は致しません。

何のことはない。

僕が以前作った、映画『スーパー・ハイスクール・ギャング』をどう売るかという作戦だ。

最近は『赤とんぼ作戦』というコード名(何がコード名か)で画策していたが、見事に頓挫してしまった。

昔からの友人に呼びかけて、協力をお願い(要請に近い)していたのだが断られてしまった。

で、考え付いたのが『ロングテール作戦』である。

まったく知らない人たちと何ができるかという試みでもある。

日本語以外できないが、世界マーケットでの展開はできないかと思いながら、『ロングテール作戦』を展開していこうと思っている。

捨て身の実験であることに変わりはない。

さっき思いついたばかりで何のアイデアもない。

ただ、年末年始は何の予定もなく、集中的に『ロングテール作戦』の企画を練ってみる。

練るだけではなく、思いついたら即実行する。

こう書きながら、何だかワクワクしてきた。

ただ、語学力に欠けること、技術力に欠けること、想像力に欠けること、まめさに欠けること、人徳に欠けること・・・等々を思うと、気持ちが落ち込みそうになる。

でも、欠けることのオンパレードだが、誰もがやったことがないことに対するやる気だけはあると思い直し、この記事を書いている次第。

モードは”陽”。

インフラとなったといわれる”ロングテール”を徹底的に体験してみるつもり。

どうです、僕と一緒に、あなたもロングテール体験してみては!

僕の頭「いかん、いかん。足元を見られるようなセールストークは! 年末年始の世間が止まった時間を利用して、一気に新しいステージに立たないと。」

僕の尻尾「だって、”ロングテール”ですもん、元々が。カッコつけたってどうにもなりませんよ」

ということを考えながら、いや妄想しながら、『ロングテール作戦』を思いつき、新しいカテゴリを作ったわけなのである。

元気なのだ。

ここに書けない、ビッグニュースが同時並行で進んでいるから。

ヘッドとロングテールを同時に進める。

また、その間を埋めることも考えている、年末の今日この頃であった。

映画『スーパー・ハイスクールギャング』オフィシャルHP
posted by 映画プロデューサー at 23:38| Comment(0) | TrackBack(0) | ロングテール作戦

2006年12月24日

大前研一氏が、楽天三木谷社長などを滅多切り

最近は大前研一氏の本を読んでいなかったが、日経BB社のSAFETYJPANNに掲載されている”「産業突然死」の時代の人生論”というコラムを読んで、特に「通信と放送の融合」問題にかかわる一連の記事には驚かされた。

ホリエモンも楽天三木谷社長もぼろくそだ。

既存のテレビ局や地デジについても明快だ。

さすが、大前研一と思った。

もし下記コラムを読まれようと思われた方は、下から上へと読まれることをおすすめします。

第45回:地デジよりSNSに注目する広告業界
第23回:人間の目にCMスキップ機能が備わってきている!
第22回:改めて楽天・三木谷氏の行動に疑念を呈す
第14回:現象を追っていては本質は見えない
<特別編2>テレビ局を今さら買収する楽天のセンスは致命的!
〜ネットワーク革新で21世紀をリードするための条件(後編)〜

<特別編1>楽天・ライブドアなど日本のネット企業は時代遅れ!
〜ネットワーク革新で21世紀をリードするための条件(前編)〜


ソニーのように自社のコンテンツにこだわった企業はどこも成功していないとの意見には多少の反発を感じたが、大前氏が経済の専門家だからしょうがない。

それにしても、コンテンツホルダー(あるいはクリエーター)の未来は厳しそうだ。
posted by 映画プロデューサー at 18:50| Comment(0) | TrackBack(0) | コンテンツ

日本映画が勢いがあるようにいわれるが、その実態は。

今日のニュースで気になったのは読売新聞の『邦画興行1000億円超も、21年ぶり洋画抜く』だったが、なんとなく書きたくなかった。

というより、今夜はブログも更新したくないような気分だった。

なんだかやけに景気がいいような記事だが、邦画と洋画を合わせた興行収入は昨年より減っているのだから。

邦画製作者としては決して悪いニュースではないと思うのだが、邦画製作本数が年間700本もあって、製作現場およびその周辺の貧しさを知っているだけに、その実態を思うと書けないというのが実際だ。

このニュースは映画の製作現場の話ではなく、シネコンを中心とした流通現場の話なのである。

別に流通がどうのこうの言いたいわけではなく、製作現場にもう少し目を転じ、製作現場の環境をもう少しよくするような”施策”を講じれば、格段に興行収入を増やせるのにと思っているだけである。

まだ誰もがやったことがない”施策”を講じたところから、格段に収益が上がるはずだ。

ただ、それがわかる人も、やろうとする人も見受けられない。

その上での、『邦画興行1000億円超も、21年ぶり洋画抜く』だ。

ブログで書けることではない。

実験をしながら、経験を積み重ねながら、結果を見るしかないことだ。

やっと、ここまで書くことができた。
posted by 映画プロデューサー at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 聞かれちゃいけない独り言

2006年12月22日

日本映画には、今こそ抜本的な改革が必要だ!

かつて、映画の宣伝は映画館にかかる予告編を中核に、ポスターやチラシだけだったという。

勿論、新聞広告もあったが、映画のタイトルや最寄の映画館および日時を知らせるための、最低必要なインフォメーションだった。

テレビが出現して、顧客を奪われるとともに、膨大なスポット料を巻き上げられるようになった。

同時に新聞広告費も増大していった。

いつしか、映画製作費よりも宣伝費のほうが大きいという異常事態になり、それが常態化するようになっていった。

インターネットが出現して10年が経過し、今では無料で映像を自在に送受信できるようなブロードバンド環境が整ったというのに、まだその異常事態が続いている。

・・・・・なぜ?


最近書いた企画書から一部を掲載する。


映画化するに当たって

ブロードバンド環境が整うにつれて、インターネットがWeb1.0からWeb2.0へと移行し、SNS(ミクシィなど)やCGM(消費者が作るメディア)が全盛を誇るようになり、全世界的な話題となった動画共有サイト(You Tubeなど)が登場するなど、映像ビジネスの環境も大きく変化しようとしています。
映画も例外ではなく、企画・製作・宣伝・配給・2次使用以下のビジネス全般を抜本的に考え直す時期に来ていると考えられますが、旧来のスキームとルーティンワークで映画ビジネスが進められているように思えてなりません。

邦画は、配給宣伝から製作宣伝へシフトし
ネットを徹底的に利用するべきです。


映画製作費より宣伝費のほうが大きいような昨今の映画ビジネスにおいて、もっとも多額の予算が割かれるのは新聞広告やテレビスポットです。
それはとりもなおさず、旧来のメディアを代表する新聞社とテレビ局、その仲介をする広告代理店に巨額の資金が流れていることであり、ここを抜本的に修正する必要があると考えます。
安心料みたいな気持ちで、新聞広告やテレビスポットに巨額のお金を注ぎ込んでいるのではないか、と思えるようなことが無きにしも非ずではないでしょうか。

旧来の宣伝会社もいらない

映画製作会社や配給会社もそうですが、宣伝会社のWebサイトを見ると情ない情況を呈しています。
ホームページがありますよ、流行のブログもありますよ(ほとんどブログはないが)、というようなお寒いインターネット環境です。
こんな宣伝会社にこれからの映画ビジネスをリードしていけるはずもなく、衰退産業である旧来のメディア(新聞・テレビ・雑誌など)に巨額な宣伝費を垂れ流しているのが今の映画界ではないでしょうか。

だったら、どうすりゃいいんだ?

配給宣伝から製作宣伝へ大きくシフトして、徹底した読者(観客)参加型の映画作りを実行していくということです。


ほんの一部を引用しました。
posted by 映画プロデューサー at 22:46| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画ビジネス

2006年12月21日

『ウェブ人間論』から竹林の隠者富士正晴氏の『雑談屋』へ

昨日書いた記事「『ウェブ人間論』から竹林の隠者富士正晴へ」で、富士正晴氏の『雑談屋』という記事のことが気になり、図書館に行って富士正晴氏のことを調べてみた。

あった。

富士正晴作品集(岩波書店)の巻4に『雑談屋』が所収されていた。

初掲載は『往生記』(1972年8月)とあるが、僕は文芸誌で読んだからこれより少し前のことだと思う。

僕が20歳になったばかりのころで、毎日朝から晩までというか、昼と夜がひっくり返っていて、夜通し本ばかり読んでいたが、とても面白いと思った記憶がある。

少し読んだら思い出した。

竹林の隠者は、思いつめたようなところがなくて小説が書けず、雑文を書いて飯を食い、雑談ばかりしている。

五月からランニングシャツとパンツ、時にはパンツだけでくらしている。来客があるとズボンをはく


そんな毎日で、三畳の部屋に安酒などを携えてひっきりなしに来客があるらしいが、肴は隠者が用意しているようだ。

何事もアホクサいが、雑談だけはアホクサくない。スメルジャーコフとかいうドストエフスキーの小説中の人物が「賢い人としゃべるのは面白い」となにやらおどしをこめてしゃべるところを記憶しているが、そのような汚らしい色合いなしに、私は賢い人としゃべるのは面白い。もっとも賢い人というのは大学卒業の偉い人とばかり極まっていないので、日本舞踏家とか、寄席の下座とか、お茶子とか、そのような小学校だけというような人たちにもずいぶん賢い人がいる。百姓のおかみさんにもいる。大体賢げな七ムツカシイことをいう人よりも、このような生活派のほうが面白い話をするから、この方がよいのかも知れない


来客の多くは、隠者の話を聞きにくる。
隠者は、相手の意向に沿って適切な話をし、相手の研究を大きく伸ばしてやろうとそれなりに努力をするが、一向に雑談料を払うところまでには至らない。

「しかし、あんたのところにはよく若い人が来ますなあ」と小粂がいった。

「そない言うたて、君みたいな人かて来てるやないか」

「僕もちょいちょい来ますけど、しかし、みんな何しにこんな不便な遠いところまで、御苦労にくるんでしょうな」

「知らんなあ。雑談に来るだけやろ。雑談の相手して金がもらえるねやったら、大分助かるんやがね。弁護士みたいに金がもらえるとええんやが、雑談屋というような商売はなさそうやなあ」

「面白い話をしても、落語家ならギャラになりますけどな」

「何でやろかしらん。おれと喋ってると面白いいう人はおるけれど、面白いからというて聞きちんは払わんな」

「僕も面白いと思う方ですけど、酒ぐらいは持ちこむけど、聞き賃は払おうと思わんですなあ」

「こら君でさえそうならあかんわ。君は俺の応援団長や。団長がそれならみんな払いよらんわ」

「何でしょうなあ。払う気になってもええ筈なんやけど。・・・しかし、ならんですなあ、そんな気に」

「落語には筋があるし、稽古もしている。つまり努力があるなあ。みんな認める。しかし、雑談にはそれがないなあ。それで、金払う気にならんのかなあ。ああ、面白かったで、しまいや。先に木戸銭とらんとあかんのや。面会料とかいうて」

「そんなもんとったら、僕でも来んようになりまっせ」


なんだか、今のインターネットにおける状況に似ていなくもない。

『ウェブ人間論』(梅田望夫氏と平野啓一郎氏の雑談「対談ともいう」)から、富士正晴氏の『雑談屋』に飛んでしまった。

真意が伝わったかどうか自信がない。

また書こう。
posted by 映画プロデューサー at 22:22| Comment(0) | TrackBack(0) | Web進化論

2006年12月20日

『ウェブ人間論』から竹林の隠者富士正晴へ

一昨日に書いた「『ウェブ人間論』(梅田望夫、平野啓一郎 新潮文庫)を読んで」を読み直して、梅田さんからいろいろ教えてもらっている身としては、多少言い過ぎたような気がしてすぐに新たな記事を書き足そうと思ったが、シーサが長時間のメンテナンスにはいっていて今になってしまった。

さっき読み直したら、そう悪いことはいってないと思った。

というか、よくもまあというか、35年以上も前に読んだ富士正晴氏の一文『雑談屋』を思い出したものだと、われながら感心した。

その一文は文芸誌に書かれたもので、タイトルが『雑談屋』だったと記憶しているが、他のタイトルだったかもしれない。

当時、富士正晴氏は関西にある竹林の中に住まわれていて、竹林の隠者のような生活をされていて、そのころの日常雑感を書かれたものが『雑談屋』だったと思う。

竹林の隠者のもとには毎日のように人が訪ねてきて、文学のことや世界のことなどを語り合って多大の時間を過ごすことになるが、その雑談(謙遜されて)をもって雑談屋という職があったっらいいよなというような内容だったと思う。

若い僕らもそんな時間を大量に消費していたが、僕らと違って、富士正晴氏は偉大な雑談屋として遇されてしかるべきだなどと思ったことがある。

この伝でいうと、『ウェブ人間論』は本来竹林の中で繰り広げられていた会話だったのではないか。

どこで行われた会話かはわからないが、竹林の中での会話に伴う興趣に多少かけ、雑誌の対談に新たな対談を付け加えて新書本にしたということで新規性にかけていたのではないか。

いや、『ウェブ人間論』はインターネット上でこそ語られるべき会話ではなかったのか。

旧来のメディアによって商品化するのではなく、インターネットの出現によって、富士正晴氏が言うところの雑談屋が職として成立することを証明するような試みにはできなかったのか。

というような想いがあり、不満だったのだと思う。

と書いてきて、まだ書ききれていないようだ。

歯切れが悪い。

また書こう。
posted by 映画プロデューサー at 12:01| Comment(0) | TrackBack(0) | Web進化論

2006年12月18日

『ウェブ人間論』(梅田望夫、平野啓一郎 新潮文庫)を読んで

やっと『ウェブ人間論』(梅田望夫、平野啓一郎 新潮文庫)を読んだ。

面白かったが、池田信夫さんがいうように、多少物足りなさが残った。

僕は『新潮』を読んでいただけに、

池田信夫氏のブログから、
今月も、手嶋龍一・佐藤優『インテリジェンス 武器なき戦争』(幻冬舎新書)、梅田望夫・平野啓一郎『ウェブ人間論』(新潮新書)というのが出た。それぞれ単独の著者としては悪くないのに、おしゃべりになると緊張感がなくなり、情報量が格段に落ちる。それでも手嶋・佐藤本のほうはまだ新しい情報があるが、梅田・平野本のほうは中身の薄い「ウェブ世間話」が延々と続く。平野氏が持ち出す消化不良の「ポストモダン」的な問題提起に梅田氏の話が噛み合わず、議論がまったく深まらない。


でも、面白いところはいっぱいあった。

でも・・・である。

冗漫だった。

『ウェブ人間論』に関して、江島健太郎氏のITmedia Newsの「グーグルが無敵ではないことはエンジニアだけが知っている」という記事が面白かった。

「ぼくは、梅田望夫という御仁は狡猾だな、と思う。グーグルのことをあそこまで絶賛し、脳味噌にコケがむしかかった日本中のマネジメント層にガツンと一発くわせておきながらその一方で、ちゃんと「グーグルが次の10年以降も主役かどうかはわからない」と念押ししてあるじゃないの。」

江島氏は平野氏と同級生であり、梅田氏の真意を知り、プログラマーとしてのアイデンティティをいつも問い続けている。

梅田望夫、平野啓一郎、江島健太郎、池田信夫の対談で一冊の本ができるような企画があったら面白いなと思った。

いや、ネット上でページ数に関係なく、延々と続くようなコンテンツがあったら面白いなと思った。

それに、もう一人二人加えたい人物もいる。

と思いながら、ちょっと違うかもしれないと思った。

梅田望夫と平野啓一郎だからよかったのかもしれないと。

江島健太郎や池田信夫が交わると、逆に世界が小さくなる。

もう一人二人を加えると、つまらなくなってしまう可能性がある。

賛否両論があるということはとてもいいことかもしれない。

そして、僕なりに思った。

『ウェブ人間論』は新潮社の新書などではなく、『新潮』という雑誌での対談であったり、インターネットでのやり取りであったほうがいい内容だったのではないかということだった。

それが数時間とか丸一日の対談であっても、へとへとになるほど内容が濃いように見える時間であったにしても、新書にするという方法論がダークサイドに堕ちているのではないかと思った。

お喋りをコンテンツ(ビジネス商材)にすることは難しい。

ずいぶん昔に、富士正晴氏が『雑談屋』というエッセイを書いていたが、今も、雑談を語ることで禄を食むのは難しいと思う。

江島氏にも、池田氏にも、『ウェブ人間論』は単なるおしゃべりに見えたのかもしれない。

僕にも。

『ウェブ人間論』は、『ウェブ進化論』という梅田氏の名著に対する、読者代表平野氏の「Q&A」といった新書本と言えなくもない。

こう書きながら、いっぱい飲みながら書いているので、とても失礼なことを書いているのではないかと多少不安である。

でも、そう思っている。

大手出版社の頭のよさと、その限界が見えているともいえる。

その大手にのっかた二人、ではないか。

また明日、酔いがさめたところで書こう。

こんな文章になるとは思わずに書いている。

新書の限界。

手軽すぎる。

本にする必要がない。

そこをみんな感じているのではないかと思っている。
posted by 映画プロデューサー at 23:42| Comment(0) | TrackBack(0) | Web進化論

2006年12月17日

ブログ小説『ぼくたちと駐在さんの700日戦争』

ブログ小説『ぼくたちと駐在さんの700日戦争』(作:くろわっさん)が第8章『マリア様によろしく』に突入し、くろわっさんの新しい挿絵がアップされたので掲載する。

5章[花火盗人]流星(2)から
saijou-03.gif
「おまわりーーーー!てめーーーーーーー!」

突然の出来事に自分を見失う西条くんが、駐在さんに襲いかかろうとするのを必至に止めるグレート井上くんと千葉くん。

花火盗人は、いろんなイメージ絵描きましたが、一番気に入っていたりします。




前にも書いたと思うが、今、『ぼくたちと駐在さんの700日戦争』を映画化しようと考えている。

面白いからぜひ読んでほしい。

『ぼくたちと駐在さんの700日戦争』(作:くろわっさん)
posted by 映画プロデューサー at 21:51| Comment(0) | TrackBack(0) | コンテンツ

2006年12月16日

えっ、ビートルズがMySpaceとYouTubeでプロモーション!?

ITmedia Newsに下記のような記事があった。
ビートルズがMySpaceとYouTubeでプロモーションビートルズの「新作」アルバム「LOVE」のプロモーションサイトが、MySpaceとYouTube内にオープンした。

「なんだろう、急に?」

ワクワクする。

で、早速見に行ってきた。







MySpaceのプロモーションサイトはYou Tubeとコラボレーションしたようなページになっている。

英語のページなのでよくわからないが、それはそれで楽しめる。

これらは、すでにテレビをはるかに超えている。

ビートルズ公式サイト
MySpaceのビートルズサイト
You Tubeのビートルズサイト
posted by 映画プロデューサー at 14:23| Comment(0) | TrackBack(1) | テレビ×Web2.0=テレビ2.0

2006年12月14日

ソフトバンクグループは『ばんえい競馬』を応援します!

ソフトバンクグループの協力で、北海道の『ばんえい競馬』の存続が決まったことは先の記事で書いたが、記事をアップした後もう少し詳しく調べてみた。

毎日新聞に下記のような記事があり、ソフトバンク・プレイヤーズという会社の存在がわかった。
ばんえい競馬:存続、あす表明 支援協議まとまる

ばんえい競馬の存廃問題で、北海道帯広市とIT(情報技術)大手、ソフトバンクの系列会社「ソフトバンク・プレイヤーズ」(東京都港区)との協議がほぼまとまり、砂川敏文市長は14日に来年度以降の開催を表明する。一時は廃止が決定的とみられたが、一転して存続することになった。


そこで、ソフトバンク・プレイヤーズを検索してみると、ソフトバンクグループが相当力を入れていることがわかった。

長いけど全文を引用。
ソフトバンクグループの支援を得て「ばんえい競馬」の帯広市単独開催の方針を決定
2006年12月14日


2006年12月14日
帯広市
ソフトバンク・プレイヤーズ株式会社

ソフトバンクグループの支援を得て
「ばんえい競馬」の帯広市単独開催の方針を決定


北海道帯広市(市長:砂川 敏文)は、ソフトバンク・プレイヤーズ株式会社(所在地:東京都港区、代表取締役社長:藤井 宏明、以下 ソフトバンク・プレイヤーズ)をはじめとするソフトバンクグループ(所在地:東京都港区、代表:孫 正義)の支援を得て、「ばんえい競馬」を2007年度から帯広市単独で開催する方針を固めました。
  「ばんえい競馬」は、約1トンの馬が鉄製のソリを引き、途中に2ヵ所の坂(障害)が設けられた全長200メートルの直線コースを競うレースで、北海道独自の馬文化として北海道遺産に認定されています。
これまで旭川、帯広、北見、岩見沢の4市がつくる北海道市営競馬組合が運営してきましたが、収益改善の目処が立たないことから、旭川、北見、岩見沢の3市は2006年度限りで運営から撤退することを表明し、存続の危機に直面していました。
  こうした中、帯広市は、地方競馬全国協会を介して、勝馬投票券のインターネット販売で協力関係にあるソフトバンク・プレイヤーズに打診し、帯広市とソフトバンク・プレイヤーズの間で協議を重ねた結果、北海道市営競馬組合解散後、帯広市がソフトバンク・プレイヤーズの100%子会社(2006年度中に設立予定)に競馬法上民間委託ができる業務の大部分を委託することによって、2007年度以降も「ばんえい競馬」を存続させることで合意に至りました。
  「ばんえい競馬」の業務を受託するソフトバンク・プレイヤーズでは、帯広市との連携の下、黒字実現に向けてインターネット技術を活用して効率化を図るとともに、競馬場施設等の整備、ファンサービスの充実、また、ソフトバンクグループの総合力を生かして、地方競馬総合サービスサイト「オッズパーク」(http://www.oddspark.com/)を通じたプロモーションや、ソフトバンクモバイル株式会社の携帯電話加入者獲得を通じた支援キャンペーンなどに取り組んでまいります。また併せて、多くの「ばんえい競馬」ファンからさまざまなアイデア、提言を広く吸い上げ、ファンと一体となって「ばんえい競馬」の長期的な存続とさらなる発展を可能にする仕組みづくりに取り組んでまいります。

以 上

【ばんえい支援特設WEBサイト】
http://www.softbankplayers.co.jp/event/baneishien/


<会社概要>
【ソフトバンク・プレイヤーズ株式会社】
http://www.softbankplayers.co.jp/
社 名 :ソフトバンク・プレイヤーズ株式会社
所在地  :東京都港区東新橋一丁目9番1号
代表者 :代表取締役社長 藤井 宏明
設立日  :2005年10月3日




ここまで読まれた方は、ぜひ下記サイトも見てください。

【ばんえい支援特設WEBサイト】
http://www.softbankplayers.co.jp/event/baneishien/

「ばんえい競馬」の危機は過ぎ去ったわけではありません。「ばんえい競馬」は北海道、そして日本にとってどのような存在価値を持つものなのか、今後も守っていくためにはどうすべきなのか真剣に考え、お力添えいただければと考えています。
posted by 映画プロデューサー at 18:35| Comment(0) | TrackBack(0) | ネット上から

「北海道帯広市とソフトバンクが『ばんえい競馬』存続で合意」と産経新聞が報じる

北海道の『ばんえい競馬』が廃止になるというニュースを聞いていたが、松坂大輔投手の大リーグレッドソックス入りの記事をネット上で見ていたら、産経新聞のトップページに下記のような記事が掲載されていた。

ばんえい競馬 存続で合意

ばんえい競馬 ソフトバンクと帯広市が存続で合意

 北海道帯広市とソフトバンクが、本年度での廃止が事実上決まっていたばんえい競馬を、来年度以降も存続させることで大筋合意したことが14日、分かった。砂川敏文市長は同日の市議会全員協議会で「業務を民間に委託し単独開催していく」と表明した。

 ソフトバンクは地方競馬のインターネット中継や、馬券の販売を行う子会社を保有しており、存続に向け協議していた。帯広市は多額の赤字が避けられない単独開催に慎重な姿勢を示していたが、同社の支援で年間の負担額が一定程度に抑えられる見通しとなったため存続を決めたとみられる。

 ばんえい競馬は帯広と北見、旭川、岩見沢の4市が共同で運営していたが、約31億円の累積赤字を抱えたことなどから4市がそれぞれ運営から撤退することを表明し、11月末に廃止が事実上決定。競馬関係者やファンが署名活動や寄付の申し出などで存続を求めていた。



よかった。

北海道のローカル色豊かな『ばんえい競馬』は、世知辛い世の中にあってどこかのんびりしていて、力強くもあり、切なくもあり、ユーモラスでもあり、開拓時代を想わせる物語性もあり、消えていくのが惜しいと思っていたから。

そして、『ソフトバンク』と『ばんえい競馬』という組み合わせが面白い。

ソフトバンクグループには、ばんえい競馬や地方競馬をインターネットでレース中継し、馬券を販売している子会社があるらしいが、全国的に販売することが可能であれば馬券を買う人も多いと思う。

それにしても、この記事をトップページで取り上げた(ネットだけかもしれないが)産経新聞もえらい!

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帯広がソフトバンクと協議 ばんえい競馬存続に向け(2006/12/08)
ばんえい競馬の廃止決まる 帯広、岩見沢が存続を断念(2006/11/27)
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2006年12月13日

映画は著作権の集合体だ

映画は著作権の集合体である。

映画が劇場で上映される以外に、テレビやCS・BSで放送され、ビデオやDBDになり、ネットで配信されるようになって、著作権についてはますます複雑化している。

ITmedia Newsに、下記のような記事があった。
著作権保護期間は延長すべきか 賛否めぐり議論白熱 (1/3)
作者の死後、著作権は何年間保護するべきか――こんな議論が盛り上がっている。クリエイターの創作意欲を高め、文化を発展させるためには、現行の50年のままでいいのか、70年に延長すべきか。それぞれの立場で議論が行われた。


慶応大学教授の中村伊知哉さん、「青空文庫」呼びかけ人の富田倫生さん、劇作家の平田オリザさん、漫画家の松本零士さん、小説家の三田誠広さん、評論家の山形浩生さんなどが参加したらしいが、音楽関係者も著作権の集合体である映画関係者の姿もなかった。

小説、劇作、漫画などの著作物に関する会合だったのかもしれない。

今日、P2Pファイル交換ソフト「Winny」を開発し、著作権法違反(公衆送信権の侵害)ほう助の罪に問われていた金子勇被告の判決公判が京都地裁であり、氷室真裁判長は罰金150万円(求刑・懲役1年)の有罪判決を言い渡したというニュースがあったが、今、著作権に関係するものおよび関係するビジネスが最も面白いといえるのではないかと思う。

金子被告は、「Winnyによってこれまでの著作権が有効性を失い、新しい著作権の概念が必要になるかも」などといっていたらしいが、今インターネットがブロードバンド環境をほぼ整えて、映像がかつてないように氾濫するとき、著作権の集合物である映画を中心に考えるとよく整理できるはずだと思ったりした。

映画はまず原作権などを収得し、監督・脚本家・音楽家・スタッフ・俳優などとそれぞれ契約を交わし、映画を製作した後は自らが著作権者となり、放送・通信会社やDVD販売会社と契約したり、その収益を得ると同時に、それぞれの著作権者に正当な取り分として配分を行わなくてはならない。

「50年を70年」にという著作権の論議は、それぞれの言い分はあると思うが、Winny問題ががなくとも、新しい概念を構築することが必要な事態に立ち入っているのではないかと思った。

こんなことも思い出した。

漂白放浪の俳人・種田山頭火は大酒のみで、生前に家族に対して大きな迷惑(経済的にも)をかけたが、死後さまざまな出版があって少なからぬ印税を残された家族にもたらしたというが、そのような背景の中で著作物が作られていることがある。

一部の売れっ子を除いて、このケースは少なくないのではないかと思う。

「死後の著作権収入で、子供や孫の生活をまかなうというのではなく、生前の借金を返済する」というようなことは本当に少なくないと、いくつかの作品の著作権者である者として思うのである。
posted by 映画プロデューサー at 22:23| Comment(0) | TrackBack(0) | 聞かれちゃいけない独り言

2006年12月12日

今流行のバイラルマーケティングとは口コミのことか?

もう25年ほど前になるが、少年雑誌の読者投稿欄『パンツの穴』を原作(本来は原案だと思うが)として、オリジナルストーリーを作って映画化したことがある。

出版社に映画化するための原作料を支払い、ビデオ化でも印税を支払ったが、その内から投稿者に何がしかの金品が分配されたという話は聞いていない。

この映画は読者登校記事を原案としたからというわけではなく、出来がよかったから、口コミを期待して頻繁に試写会を開いたことがある。

当時は、試写会で映画を観た人が「面白かった」ということを他の人に伝えるためには、まさに口から口へ伝える口コミしか方法はなかった。

ヤフー辞書で調べてみると、

くち‐コミ【口コミ】
うわさ・評判などを口伝えに広めること。「―で売れる」◆ マスコミをもじった語。1960年代の初めに使われだした。


最近では、インターネットを利用した口コミによるビジネスのことを、バイラルマーケティングというような言い方をしている。

ヤフー辞書では、
バイラルマーケティング (viral marketing) - コンピュータ用語辞典
企業の商品やサービスを消費者に口コミで宣伝してもらい、利用者を広げるマーケティング戦略。「バイラル」は「感染的な」という意味で、マーケティングの仕組みをウィルスの感染・増殖に例えている。


もっと詳しく

たいていの雑誌の「読者投稿欄」は、派手なグラビアなどと違ってモノクロで雑誌の隅っこにうらぶれたように存在していたが、かつての「読者投稿欄」ともいうべき「SNS」や「ブログ」は全面的に表に出てきている。

いまや、ネット関連の雑誌だけでなく新聞や経済誌(一般雑誌も)でも「口コミ=バイラルマーケティング」が大きく取り上げられ、これからのビジネスでは、口コミこそが勝敗を帰するといような按配になっている。

はっきりしているのは、口コミが本当の力を発揮するのは、その商品が出来がいいときだけであると思う。

厳しい世界だ。

そういう意味では、できの悪い商品を大量の広告宣伝で煽って売るようなビジネスは存在できず、質のよい商品=作品が作られる可能性が出てきたのかもしれない。
posted by 映画プロデューサー at 21:11| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画ビジネス

2006年12月10日

「You Tube」で石原真理子のテレビ会見を見ながら 

「You Tube」で石原真理子のテレビ会見を見ながら、「You Tube」という存在に改めて感心した。 



僕はテレビをあまり見ない。

意図的に見ないのではなく、娘とカミさんにチャンネル権を握られているからだが、石原真理子のテレビ会見は見ておきたかった。

夜のニュースでやるような出来事でもないので、もう見れないと思っていたが、ひょんなことから「You Tube」で見ることができた。

石原真理子にはデビュー当時に会ったことがある。

この動画がいつまで視聴可能なのかはわからないが、「齢」というものの恐ろしさを感じながら、もう十分役割を果たしていると感じ入った。
posted by 映画プロデューサー at 09:51| Comment(0) | TrackBack(0) | テレビ×Web2.0=テレビ2.0

2006年12月09日

魅力をそそるミュージックファンド

偶然、ミュージックファンドというサイトを見つけた。

1ファンドが150万ほどで、1口10000円(20000円というのもあるが)という気安さもあるが、驚くほど活気があるように思えた。

現在までに16のファンドが組まれており、そのうち13のファンドが成立(すでに、5ファンドが償還)し、3ファンドが募集中であった。

償還した5ファンドの内3ファンドが損益分岐枚数をクリアし、1ファンドが計算中で、1ファンドが損益分岐枚数 :1,460枚で最終売上枚数:1,050枚と元本割れしているが、なかなかの結果だといえるのではないかと思った。

ミュージックファンド
今までに、「このアーティストは売れそうだ」と思ったアーティストが、実際に人気のトップアーティストになったことはありませんか?
または、「このアーティストは一生応援していきたい」と思うほど、愛着のあるアーティストはいませんか?
そんなファンの気持ちに応え、今まで以上に音楽を楽しくする新しい仕組みが、ミュージックファンドです。
ミュージックファンドは、アーティストがこれから制作する CD に、「投資」(お金を出す)することで、アーティストを応援します。
投資家から募った資金を原資に CD を製作し、その CD が売れた分 『分配金シミュレーション』 に応じて配当金を分配いたします。
投資家は配当金以外に、アーティストのプライベート映像、メッセージ等が収録された DVD や、特別ライブのご招待など嬉しい特典があります。


映画ファンドについて調べてみると、ヤフー検索記事のトップには、すでに終了した松竹フィルムファンド映画『忍ーSHINOBI』が掲載されるなど、新しい情報が少ない。

JDC(ジャパンデジタルコンテンツ)信託とシネカノンのファンド、ギャガの300億円ファンド、そのほかにも数多くの映画ファンドがあるはずだが、インターネット上には表立って紹介されていないようだ。

音楽と比べて莫大な製作費を必要とする映画ではあるが、理屈は同じであり、もっと単純化して、一般投資家を対象にした映画ファンドに力を入れるべきではないかと考えた。
posted by 映画プロデューサー at 21:43| Comment(0) | TrackBack(0) | 働く現場から

2006年12月08日

ジャスラックみたいな仕事かな?

下記のニュースに関する記事が日本経済新聞朝刊に出ていた。

読んだ瞬間「なんだ、集金」かと思ったが、よく読むと「徴収」だった。

JDC信託、英国MPLC社と共同で映画・アニメなど映像作品の非劇場上映に係る包括ライセンス事業に進出
jdc-3.gif

非劇場施設(映画館や劇場など、商業ベースで上映している以外の施設)で
の非合法的上映に対応する新会社で、将来的には日本国外への事業展開も視野に入れて事業展開とあるが、やっぱり、集金・徴収が主な仕事だった。

大事な仕事だとは思うが、なんとなくハシッコイものを感じてしまった。
posted by 映画プロデューサー at 18:41| Comment(0) | TrackBack(0) | 年がいのない日記